
【ニトリ・100均・ドラッグストア】床ずれクッションのおすすめ人気ランキング10選!円座は逆効果?
介護用の床ずれ(褥瘡)防止クッションを確実に手に入れたいなら、介護用品専門店・ドラッグストアの介護コーナー・通販の介護用品カテゴリが近道です。ニトリや100均で手に取りやすい円座(ドーナツ型)クッションは、床ずれ予防の道具としては医療現場で推奨されていません。ニトリ・100均の最新の取り扱い商品については各公式サイト・店舗でご確認ください。この記事では、どこで買うか・どう選ぶか・そして円座が床ずれ対策に向かない理由まで、根拠を示しながら順番に整理していきます。
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目次
この記事で人気の3点
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床ずれクッションの魅力とは?
床ずれクッションは、寝たきりや車いす生活で同じ場所に体重がかかり続けるのを防ぐための道具です。仙骨(お尻の中心)、かかと、肩甲骨、くるぶしといった骨が出っ張った部分は、皮膚と骨の間の組織が圧迫されて血流が止まりやすく、そこから床ずれが始まります。クッションを体の下や隙間に入れることで、一点に集中していた圧力を広い面積に散らし、同時に姿勢そのものを安定させます。
日本褥瘡学会の「褥瘡の予防について」では、体圧分散寝具について「体圧分散寝具を使用することにより、褥瘡発生率を低下させることが可能です」と記載されています(出典:日本褥瘡学会「褥瘡の予防について」/2026年9月12日確認)。つまり体圧分散は「あると楽になる便利機能」ではなく、予防そのものを担う考え方です。ここを軽く見て一般のクッションだけで済ませてしまうと、目的を果たせないまま時間だけが過ぎてしまいます。
【結論コレ!】編集部イチ推しのおすすめ商品
体位変換クッション 2点セット 床ずれ防止クッション 三角クッション
迷ったらこれ、という理由は形にあります。三角形のクッションは、背中と敷布団の間に斜めに差し込むことで体を支え、寝返りを打てない方の姿勢を一定の角度で保てます。丸いクッションや枕を押し込む方法と違い、接触面が三角形の斜面全体になるため、支える力が一箇所に集まりません。2点セットなので、背中側と膝下・足首側の2箇所に同時に使えます。
日本褥瘡学会が示す30度側臥位は「できるだけ広い接触面積で姿勢を保つ」ことが前提で、斜面で支える三角型はその考え方と相性のよい形状です。なお価格やセット内容は販売時期によって変わるため、購入前に販売ページの表記を必ず確認してください。

- monocow編集長
- shin_skywalker
ニトリや100均の円座クッションは床ずれ対策に使っていい?
円座クッションが床ずれに向かない理由
ニトリや100均で「床ずれ用に」と手に取られやすいのが、真ん中に穴が空いた円座(ドーナツ型)クッションです。患部を穴に落として浮かせれば圧がかからない、という発想は直感的にわかりやすいのですが、医療の現場では逆の説明がされています。新百合ヶ丘総合病院の医療コラムには「骨突出部を浮かせる代わりに、円座の部分に圧が集中してしまいます。また円座は、局所の全周を圧迫させるため、結果的に骨突出部局所の血流を悪くさせます」と記載されています(出典:新百合ヶ丘総合病院「在宅介護で知っておきたい床ずれ(褥瘡)の知識」/2026年9月12日確認)。
日本離床学会のQ&Aでも、円座について「円座の空間に肛門が収まるように、ポジショニングを維持するのが至難の業で、多くの場合はズレてしまい、結局炎症部分を圧迫してしまいます」と説明されています(出典:日本離床学会 Q&A Vol.203/2026年9月12日確認)。穴の位置を保ち続けること自体が難しく、ズレた瞬間にふちが患部へ当たるということです。
日本褥瘡学会のページで推奨されているのも、体圧分散寝具の使用と、30度側臥位で「クッションなどを活用して、できるだけ広い接触面積で姿勢を保てるようにします」という考え方です(出典:日本褥瘡学会「褥瘡の予防について」/2026年9月12日確認)。なお同ページに円座クッションに関する記載はありません。目指す方向が「広く分散させる」である以上、「一点を浮かせる」円座とは発想が逆だと理解しておくのが安全です。
円座が役立つのはどんなとき?
円座クッションそのものが悪い道具というわけではありません。もともと想定されている用途は、痔や産後、会陰切開後、術後などで座ったときに特定の場所が痛む人が、一時的に座位を取るためのものです。自分で姿勢を変えられる人が、短時間だけ痛みを避けて座る。この使い方であれば、圧が別の場所に移っても本人が動いて逃がせます。
問題になるのは、自力で体を動かせない人が長時間そこに座り続ける、あるいは寝た状態で仙骨の下に敷き続けるケースです。圧が移った先に本人が気づけず、動いて逃がすこともできません。ニトリや100均の円座を買うこと自体は否定しませんが、「寝たきりの方の床ずれ予防」という目的に対しては別の道具が必要だと切り分けてください。
市販クッションを安全に使える場面(ポジショニング)
では家にある一般のクッションがまったく使えないかというと、そうではありません。体重を受け止める主役ではなく、姿勢を支える脇役としてなら活躍します。横向きになった体の背中側に入れて角度を保つ、膝と膝の間に挟んで骨同士が当たるのを防ぐ、足首の下に入れてかかとを布団から浮かせる。こうした隙間埋めは、市販のクッションでも成立します。
選ぶなら、ある程度の厚みがあって、潰れきらずに形が残るものです。薄いフロアクッションや中身が偏ったものは、早い段階で潰れて役目を果たさなくなります。カバーが外せて洗えるかどうかも確認してください。介護の現場では汗や失禁で汚れることが前提になるので、洗えない素材は結局使わなくなります。

- monocow編集長
- shin_skywalker
買うより安い?床ずれ防止用具は介護保険でレンタルできる
介護保険で借りられる床ずれ防止用具とは
意外と知られていませんが、「床ずれ防止用具」は介護保険の福祉用具貸与の対象種目に含まれています(出典:厚生労働省「福祉用具・住宅改修」/2026年9月12日確認)。買うのではなく借りる選択肢があり、体の状態が変われば別の用具に交換もできます。合わなかったときに買い直す必要がないのは、購入にはない利点です。
入口はケアマネジャーへの相談です。担当のケアマネジャーがいれば、まず現在の状態と困っていることを伝えてください。そこから福祉用具貸与事業所につながり、用具の選定と搬入までを進めてもらえます。自己負担割合や用具によって月々の費用は変わるため、具体的な金額は必ず事業所の見積もりで確認してください。
要介護度による対象・対象外の線引き
ただし、誰でも借りられるわけではありません。厚生労働省のページには「手すり、スロープ、歩行器、歩行補助つえ以外の種目については、要支援及び要介護1の方は、原則給付の対象外となります。」と明記されています(出典:厚生労働省「福祉用具・住宅改修」/2026年9月12日確認)。床ずれ防止用具はこの「以外の種目」にあたるため、要支援・要介護1の方は原則として給付の対象外です。
「原則」という言葉が使われている通り、状態によっては例外的な取り扱いが検討される場合もあります。要介護1でも実際に長時間寝たきりの状態であれば、どのような選択肢があるかを担当のケアマネジャーに相談してみる価値はあります。制度上の線引きと、個別の判断は別物です。
| 方法 | 介護保険で借りる(福祉用具貸与) |
|---|---|
| 対象種目 | 床ずれ防止用具は貸与の対象種目に含まれる |
| 要支援・要介護1 | 原則給付の対象外 |
| 相談先 | ケアマネジャー/福祉用具貸与事業所 |
| 費用 | -(自己負担割合により変動。事業所の見積もりで確認) |
| 方法 | 市販品を自費で買う |
|---|---|
| 対象 | 要介護認定の有無を問わない |
| 向いている状況 | 予防目的/座位の姿勢づくり/すぐに1点ほしい |
| 相談先 | 介護用品専門店/ドラッグストアの介護コーナー |
| 費用 | -(商品により変動。販売ページの表記を確認) |
市販品を買うべき人/レンタルすべき人
判断の分かれ目はシンプルです。すでに床ずれができている、あるいは1日の大半を寝て過ごしていて自力で寝返りが打てない場合は、レンタルを軸に考えてください。この状態で必要なのは寝具全体で体圧を分散する用具であり、クッション1つで対応できる段階を超えています。まずケアマネジャーに相談するのが最短です。
一方、日中は起きて座位で過ごせる、寝返りは自分で打てるが特定の部位が赤くなりやすい、という予防段階であれば市販のクッションが現実的です。車いすの座面や、かかとの保護、寝る姿勢の角度づけといったピンポイントの用途は、レンタル品よりも市販品のほうが選択肢が広く、すぐ手に入ります。
クッションはどこに当てる?体位変換の間隔と入れ方の基本
体位変換は何時間おきが目安?
道具を揃えても、置きっぱなしでは意味がありません。日本褥瘡学会は体位変換について「基本的に2時間を超えない範囲で行います」としています。さらに体圧分散寝具を使用している場合は「体位変換の間隔は4時間を超えない範囲で行ってもよいとされています」との記載もあります(出典:日本褥瘡学会「褥瘡の予防について」/2026年9月12日確認)。
この2時間と4時間の差は、介護する側の負担に直結します。夜間に2時間おきで起きるのと4時間おきで済むのとでは、続けられるかどうかが変わってきます。体圧分散寝具の導入を検討する意味は、床ずれ予防そのものだけでなく、介助者が眠れる時間を確保することにもあります。導入の可否は主治医や看護師、ケアマネジャーに確認してください。
30度側臥位でのクッションの入れ方
横向きに寝かせる際、体を真横(90度)まで倒すと、肩と腰の骨が直接布団に当たります。そこで使われるのが30度側臥位です。日本褥瘡学会は、骨の突き出しがない広い面積の殿筋で体重を受けられる姿勢として紹介しており、背中側にクッションを斜めに差し込んで角度を保ちます。前述の三角クッションは、この用途のための形です。
大事なのは入れ方です。同ページでは「クッションなどを活用して、できるだけ広い接触面積で姿勢を保てるようにします」とされています。体の一部に点で当てるのではなく、背中から腰にかけての面でクッションが接するように差し込んでください。角度は体格や関節の状態によっても変わるため、数字を厳密に守ることよりも、本人が痛がらず骨が当たっていないかを確認するほうが優先です。
やりがちなNG(押し込む・小さい枕で局所を浮かせる)
最も多い失敗が、クッションを体の下に無理に押し込んでしまうことです。押し込むと皮膚が引っ張られ、圧迫だけでなくズレの力が加わります。クッションは持ち上げた体の下に滑り込ませ、手を抜いたあとに体重が自然に乗る形にします。入れたあとは背中とお尻を一度浮かせてシーツとの摩擦を抜く「背抜き・尻抜き」を行うと、たまったズレの力が解放されます。
もう一つのNGが、小さい枕やタオルを丸めたもので患部だけを浮かせる方法です。円座と同じ理屈で、浮かせた周囲に圧が集中して新しい床ずれの起点になります。シーツのしわも同様で、細い線状の圧は皮膚にとって負担が大きいので、体位変換のたびに手のひらでしわを伸ばしてください。汗や失禁で湿った状態が続くと皮膚が弱くなるため、蒸れの対策も同時に必要です。

- monocow編集長
- shin_skywalker
床ずれクッションの選び方
使う場所で選ぶ(ベッド・車いす・かかと)
床ずれクッションは、使う場所によってまったく別の形になります。ベッド上で姿勢を作るなら三角型や筒型のポジショニングクッション。車いすに長時間座るなら座面に敷く角型のクッション。かかとやくるぶしを守るなら、足を包む小型のものです。「床ずれクッション」という同じ名前で売られていても、この3つは互換性がありません。
特に見落とされやすいのがかかとです。仰向けで寝ていると体重の多くは仙骨とかかとにかかりますが、かかとは面積が小さく骨がすぐ下にあるため、床ずれができやすい部位です。ベッド用のクッションを買っただけで安心せず、足元まで含めて対策してください。
素材で選ぶ
ウレタンは軽くて扱いやすく価格も抑えめですが、使い続けるとへたって厚みが減ります。ジェルは体になじんで安定する反面、重いので介助者が動かす負担は増えます。エアタイプは空気で体圧を分散する構造で、空気圧の管理やパンクへの注意といったメンテナンスが必要です。ビーズは形が自由に変わるので隙間埋めに向きますが、体重を支え続ける用途には不向きです。
体重が重い方ほど、厚みと復元力を重視してください。沈み込んだ結果、クッションの底を突き抜けて骨が下の面に当たる「底つき」が起きると、クッションを敷いていないのと同じ状態になります。手で強く押し込んで底が感じられるものは、体重がかかれば底つきする可能性が高いと考えてください。
カバーの洗濯・防水性は必須条件
介護用のクッションを選ぶとき、実は最も後悔しやすいのがカバーです。汗、失禁、食べこぼしで汚れることは前提だと考えてください。カバーが取り外せて洗えること、できれば防水性があることは、あれば良い機能ではなく必須条件です。洗えないクッションは、一度汚れた時点で使われなくなります。
同時に見てほしいのが通気性です。防水性を優先すると蒸れやすくなり、湿った皮膚は弱くなります。防水と通気を両立した素材か、あるいは交換用カバーが別売りされていて洗い替えを回せるかを確認しておくと、長く使えます。
この状態なら市販品より専門家に相談
最後に、選ぶ前に確認してほしいことがあります。すでに皮膚に赤みが出ていて、押しても色が戻らない。皮膚がめくれている、水ぶくれになっている。こうした状態のときは、市販品を自己判断で買う段階ではありません。医師、訪問看護師、ケアマネジャーに相談してください。
床ずれは、できてしまってからの対応と、できる前の予防とではまったく別の話になります。この記事で紹介する市販のクッションは予防と姿勢づくりのための道具であり、すでにできた床ずれを治すものではありません。ここを混同すると、対応が遅れます。
床ずれクッションのおすすめブランド・メーカーは?
ニトリの床ずれクッション
ニトリで見かけるクッションは、円座クッションや低反発クッション、座面用のクッションといった一般の生活用品が中心です。介護用(褥瘡予防用)として設計された商品を取り扱っているかどうかは、時期や店舗によって変わるため、ニトリ公式オンラインストアや店舗でご確認ください。
ここで注意したいのが、ニトリの円座クッションや低反発クッションを「床ずれ用」として買ってしまうケースです。前述の通り、円座は圧を穴のふちに集中させるため、寝たきりの方の床ずれ対策としては推奨されません。一方で、ニトリのクッションを背中や膝下の隙間埋めに使う分には現実的です。ニトリで買うなら「体圧分散の主役」ではなく「姿勢を支える脇役」としてと割り切ってください。主役の1点は介護用品から選ぶのが確実です。
100均(ダイソー・セリア)の床ずれクッション
ダイソーやセリアで買えるのは円座クッションや小型のクッションが中心で、介護グレードの体圧分散性能を想定した商品ではありません。手軽な価格で手に入るのは魅力ですが、体重を支え続ける前提の設計にはなっていません。厚みも復元力も足りないため、短時間で潰れます。隙間埋めや、背中に一時的に当てるといった補助的な使い方に留めてください。なお店舗ごとの品揃えは変わるため、取り扱いは各社公式サイト・店舗でご確認ください。
ドラッグストアの床ずれクッション
実店舗で介護グレードのクッションを探すなら、ドラッグストアの介護コーナーが有力な選択肢です。おむつや介護食と並んで、床ずれ防止のクッションやかかとパッドを置いている店舗があります。ただし取り扱いは店舗の規模によって大きく異なるため、大型店を選ぶか、行く前に電話で在庫を確認するほうが確実です。
介護用品専門店・通販の床ずれクッション
最も選択肢が広いのが介護用品専門店と通販です。看護師監修をうたう商品、施設向けの仕様のもの、かかと専用の小型品まで揃っており、部位ごとに選び分けられます。実物を見て選びたいなら介護用品専門店、種類を比較して選びたいなら通販という使い分けが現実的です。通販で買うときは、サイズの実寸、カバーが洗えるか、対応体重の記載、そしてレビューで「へたり」に触れているものがないかを確認してください。
床ずれクッションのおすすめ人気ランキング10選
以下は用途別に選んだ10点です。価格・仕様・在庫は変動するため、購入前に必ず各販売ページの表記を確認してください。また、商品説明の「看護師監修」「施設仕様」といった表記は各販売元によるものです。
第10位:床ずれ防止 踵用 足用 床ずれクッション 2個セット 骨折
かかと・足まわり専用の小型クッションで、2個セットなので左右同時に使えます。仰向けで寝ているとかかとは面積の小さい部分で体重を受けることになり、床ずれができやすい部位です。ベッド用のクッションだけでは足元がカバーできないため、この手の小型品を足すことで対策が一通り揃います。丸洗いに対応している点も、汗をかきやすい足元では重要です。骨折時や車いすでの使用も想定されています。
第9位:アウル「キッズ」カバー付き お 尻 床ずれ クッション HH
車いすの座面用として設計された減圧クッションで、カバーが付属します。座位を長時間取る場合、体重は坐骨とお尻に集中するため、ベッド用とは別に座面の対策が必要です。このランキングでは価格帯が高いほうに入りますが、車いすで日中を過ごす時間が長いほど、座面にかける投資の意味は大きくなります。購入前に車いすの座面寸法を測り、サイズが合うかを確認してください。
第8位:ナーシングラッグ 円座薄型 NR-11 ムートン 羊毛
ムートン(羊毛)素材の薄型円座タイプです。ここまで繰り返してきた通り、穴の空いた円座形状は寝たきりの方の床ずれ予防として選ぶべきものではありません。座位で一時的に使う場合や、羊毛の通気性・肌触りを重視する場合の選択肢として掲載しています。自力で座り直せる方が短時間使う用途に限定し、長時間の使用や寝た状態での使用は避けてください。用途が合致しないなら、他の順位の商品を検討するほうが安全です。
第7位:MOGU ポジショニングに便利な筒形クッション 床ずれ
ビーズ素材で知られるMOGUの筒形クッションです。筒形は膝の間に挟む、腕の下に置く、足首の下に通すといった使い方がしやすく、細長い隙間を埋めるのに向いています。このランキングでは手頃な価格帯に入るため、まず1点試したい場合や、メインのクッションに追加する2点目として選びやすい商品です。ビーズ素材のため体重を支え続ける主役用途には向きませんが、姿勢の補助としては扱いやすい形状です。
第6位:12:00までのご注文でまだ間に合う 床ずれ クッション
ナーセントクッションのロールLサイズで、体位変換と姿勢保持の両方に使えるロール型です。ロール型は背中側に長く沿わせられるため、接触面積を広く取りたい30度側臥位の姿勢づくりに適しています。価格帯は高めですが、介護用品として設計された専用品です。長時間同じ姿勢を保つ必要がある場合や、汎用クッションでは角度が崩れてしまう場合の選択肢になります。
第5位:雑貨マニアmarz 床ずれクッション
看護師監修をうたう体位変換クッションで、洗濯に対応した2個セットです。三角型のポジショニングクッションで、背中側と膝下・足首側に1つずつ使えます。2個セットであることを考えると、初めて介護用クッションを揃える段階に向いています。洗濯できる点は、失禁や発汗が前提になる在宅介護では実用面で大きな差になります。
第4位:体位変換クッション カバー 2枚付き 床ずれ防止クッション
1位と同じ三角クッションに、カバーが2枚付属するタイプです。カバーなしのセットより価格は上がりますが、洗い替えのカバーが最初から手元にあると、汚れたときにカバーを外して洗っている間もクッションを使い続けられます。結果として1日1回の洗濯サイクルが回せます。あとからカバーを買い足すか、最初から付いたものを選ぶかは、介護の頻度で判断してください。
第3位:介護 クッション 床ずれ
現役看護師監修をうたう体位変換クッションの2個セットです。三角型で体圧分散とポジショニングの両方に使え、洗濯にも対応しています。在宅介護を始めたばかりで何から揃えればいいかわからない段階では、三角クッション2個セットが最初の1点として扱いやすい構成です。入院時の持ち込み用としても想定されています。
第2位:耳 穴 まくら 横向き 枕 褥瘡
横向き寝の際に耳が圧迫されるのを防ぐ、穴あきタイプのパイプ枕です。床ずれは仙骨やかかとだけでなく、長時間同じ向きで寝ることで耳にも起こりえます。パイプ素材のため通気性がよく、蒸れにくいのも長時間使う場面では利点です。高さ調整に対応しているため、体格や肩幅に合わせて調整できます。用途が耳まわりに特化しているので、体幹を支えるクッションとは別に追加する位置づけです。
第1位:体位変換クッション 2点セット 床ずれ防止クッション 三角クッション
三角型2点セットで、介護・医療の現場での使用を想定した仕様です。背中側に斜めに差し込んで側臥位の角度を保ち、もう1点を膝下や足首に使う——この2箇所を1セットで賄えるのが評価点です。「まず何を1つ買えばいいか」への答えとしては、この三角型2点セットが最も外れが少ない選択です。形が単純なぶん使い方の応用が利き、体の状態が変わっても使い道が残ります。
ニトリ・100均の一般クッションを使う場合(ランキング外)
ここまで紹介したのはすべて介護用として設計された商品です。ニトリや100均の一般クッションは、体圧分散の主役としては同じ土俵に乗りません。ただし前述の通り、背中・膝下・足首の隙間を埋めるポジショニング用としてなら使える場面があります。主役を1点、介護用品から確保したうえで、脇役として家にあるクッションを足す。この順番であれば、コストを抑えながら必要な性能は落とさずに済みます。
よくある質問
Q. バスタオルや座布団で代用できる?
一時的な隙間埋めとしてなら使えますが、体圧分散の代わりにはなりません。丸めたバスタオルは背中と布団の隙間を埋める用途には使えますが、時間が経つとほどけて厚みが変わり、姿勢が崩れます。座布団も同様で、体重がかかり続けると潰れて底つきします。特に注意してほしいのは、タオルを丸めて患部だけを浮かせる使い方です。円座と同じ理屈で、浮かせた周囲に圧が集中します。代用するなら「支える」用途に限り、「浮かせる」用途には使わないでください。
Q. クッションは洗える?お手入れと交換の目安は?
商品によって異なります。このランキングで紹介した商品には洗濯対応をうたうもの、カバーが取り外せるもの、丸洗い可のものが含まれますが、購入前に販売ページの表記を必ず確認してください。交換の目安は、手で押したときに底が感じられるようになったとき、そして手を離しても元の厚みに戻らなくなったときです。復元しない沈み込みが出たクッションは、敷いていても体圧を分散できていません。見た目が綺麗でも、厚みと復元力が落ちたら交換時期です。
Q. 赤みが消えないときはどうする?誰に相談する?
皮膚の赤みが押しても消えない場合は、床ずれの初期段階の可能性があります。この段階でクッションを買い足して様子を見るのではなく、まず医師・訪問看護師・ケアマネジャーに相談してください。早い段階で対応するほど、必要な用具の選定も専門家の判断を挟めます。介護保険の福祉用具貸与につなぐ場合も、入口はケアマネジャーへの相談になります。
Q. エアマットとクッションは併用していい?
体圧分散寝具を使用している場合の体位変換について、日本褥瘡学会は「体位変換の間隔は4時間を超えない範囲で行ってもよいとされています」としています(出典:日本褥瘡学会「褥瘡の予防について」/2026年9月12日確認)。つまり寝具を使いながら体位を変えること自体は前提になっています。ただし用具の組み合わせによって沈み込み方が変わるため、具体的な併用の可否と方法は、その寝具を導入した福祉用具貸与事業所や看護師に確認してください。
Q. 介護保険を使わず自費で買う場合の相談先は?
介護用品専門店の店頭、またはドラッグストアの介護コーナーが相談しやすい窓口です。介護用品専門店であれば実物を見ながら、使う部位や体重を伝えて選べます。要介護認定を受けていない、あるいは要支援・要介護1で給付の対象外にあたる場合でも、訪問看護や地域包括支援センターに現在の状況を相談することはできます。自費で買う場合でも、購入前に専門職の意見を一度挟むほうが失敗が減ります。

- monocow編集長
- shin_skywalker
まとめ
床ずれ対策で最初に押さえたいのは、道具の種類より「浮かせるか、広く支えるか」の違いです。穴の空いた円座クッションは、骨の出っ張りを浮かせる代わりに穴のふちへ圧が集中し、局所の血流を悪くするため、寝たきりの方の床ずれ対策には選ばないでください。日本褥瘡学会が示しているのも「できるだけ広い接触面積で姿勢を保つ」考え方です。ニトリや100均で買えるクッションは、隙間を埋めて姿勢を支える脇役としてなら役立ちます。
買うなら介護用品専門店・ドラッグストアの介護コーナー・通販で、ベッド用・車いす用・かかと用のどれが必要かを決めてから選ぶこと。そして床ずれ防止用具は介護保険の福祉用具貸与の対象種目に含まれるため、寝たきりの時間が長いならケアマネジャーへの相談が先です(ただし要支援・要介護1は原則給付対象外)。道具を揃えたら、体位変換は2時間を超えない範囲で。すでに赤みが消えない状態なら、買い物の前にまず専門職に相談してください。
この記事で紹介されている商品
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