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キッチンバサミとは?
キッチンバサミとは食材を切る専用のハサミのことです。キッチンバサミがあると、包丁やまな板を取り出さずに手軽に食材のカットができます。薬味や小魚を捌くなど包丁ではなかなかできないこともキッチンバサミなら楽にできます。刃の形状がストレート・ギザギザなどがあり、ストレートは幅が広い葉野菜や茎などをカットするのに向いています。ギザギザは油が多く滑りやすい食材をよくとらえるので、肉や魚のカットに向いています。このように、キッチンバサミといってもいろいろな種類があり、カットしたいものに合わせて多様な中から選べるのが魅力です。
キッチンバサミの選び方
握りやすさで選ぶ
キッチンバサミを使うときは、一方の指穴に親指、もう片方に人差し指以外の指を三本入れて使います。指を入れたときにあまりにも窮屈な場合、思うように操作ができません。また、重すぎても扱いづらいので注意しましょう。持ちやすい重さは一般的に100~120gくらいです。製品によっては200g 前後あるものがありますが、これくらいの重量になると、人によっては長時間使用するのが厳しくなることもあります。なるべく楽にキッチンバサミを使いたい人は、指穴が程よくフィットし軽量のものがおすすめです。
刃の形状と長さで選ぶ
キッチンバサミの刃の形状には、ストレート・ギザギザ・カーブ・細刃があります。ギザギザ・カーブは肉や魚など油分があり滑りやすい食材もしっかり捉えます。ストレートの刃は野菜や食材の梱包材をカットするのが得意です。真っ直ぐな分ギザギザ・カーブより洗いやすいという特徴もあります。細刃は細かなものを切るのに便利です。薬味や刻み海苔などをよく作る人は本持っておくと良いでしょう。また、キッチンバサミのサイズにも注目しましょう。刃渡りが6cm以上あるものが使いやすいといわれています。それ以下のものは外出先での食事の切り分けなど携帯用に便利です。
分解できるかできないかで選ぶ
キッチンバサミは分解して洗えるものがあります。留め金付近などは汚れが溜まりやすいですが、分解できるとこのような入り組んだ場所も難なく洗えます。ただし、分解できるハサミは作業中に思わぬところで分離してしまうといったトラブルもあります。このため、硬いものや肉など切れにくいものをよくカットする人は、分解できないキッチンバサミの方が良いことがあります。分解できないタイプでも、刃に抗菌加工がしてあったり汚れが落ちやすい加工がしてあったりと衛生的に長く使えるものがあるので、このようなハサミを探してみましょう。
キッチンバサミのおすすめブランド・メーカーは?
貝印のキッチンバサミ
貝印はキッチン用品やメイク用品を扱うメーカーです。品質の良さと良心的な価格に定評があります。貝印のキッチンバサミは多岐にわたり、カーブが付いた「カーブキッチンバサミ」、刀鍛冶の「折れず曲がらず、よく切れる」をコンセプトにした「関孫六シリーズ」、猫の形が可愛い「Nyammy」などラインナップが豊富です。キッチンバサミを購入するなら、まずはチェックしたいブランドです。
無印のキッチンバサミ
無印にはステンレス製のキッチンバサミがあります。分解可能で、隅々まで洗えるので清潔に使えます。全長は約20㎝と女性でも持ちやすい大きさです。また、グリップにはやわらかな素材を用いているので、手が痛くなりにくいのもポイントです。刃はギザギザになっているため、硬いものでも切りやすいです。
ニトリのキッチンバサミ
ニトリには6種類のキッチンバサミが販売されています。刃がストレートなものもありますし、カーブしているものもあります。食洗機に対応しているタイプもあるので、さまざまなニーズを満たしてくれます。主な価格帯は1000円前後ですので、購入しやすいのも魅力です。全長が18㎝弱のコンパクトなものもあるので、携帯用のキッチンバサミを探してる人にもお勧めです。
100均のキッチンバサミ
100均にもキッチンバサミがあります。ダイソーやセリアなど各店舗が数種類ずつ販売しているので、さまざまなタイプのキッチンバサミが選べます。価格は100円がメインですが、なかには200円の製品もあります。安いので、自宅用や職場用、外出用といろいろ準備することもできますね。キッチンバサミ自体が消耗品なので、100均のものを定期的に購入するのもおすすめです。
キッチンバサミの使い方は?
包丁代わりに食材を切る
キッチンバサミの使い方ですが、普通のハサミを使う感覚で食材を切ることができます。このため、包丁・まな板を出す手間なく食材のカットが完了します。小魚の腹を開けたり薬味を切ったりなどは包丁よりも簡単にできます。また、ハサミ1本で事足りるので、外出やアウトドアにも重宝します。
栓抜き、缶切りとしての使い方
製品によっては刃が栓抜き・缶切りになっているタイプがあります。刃のくぼみで缶の蓋を切っていったり、栓を抜いたりできます。こういった万能型のハサミがあれば、単独で栓抜きや缶切りを用意しなくても良いので便利です。ただ、こういった万能型のキッチンバサミは大きく思た目になるので、持ちやすさやフィット感を重視する人は苦手かもしれません。しかし、1本でいろいろなことができるので、アウトドア派には特に人気です。
キッチンバサミの洗い方は?
分解できるキッチンバサミならバラバラにして、食器洗い用の中性洗剤で洗います。分解できないものも同様に食器洗い用洗剤で洗いましょう。スポンジの届かない細かな部分はつまようじや歯ブラシなどを使って洗います。洗浄後はすぐに布巾などで水を拭き取るか、刃をしっかり開き自然乾燥させましょう。水気が残ったまましまうと、サビの原因となります。
キッチンバサミのおすすめ人気ランキング10選
ここからはキッチンバサミのおすすめ商品をランキング形式でご紹介いたします。選び方を参考にしながらぜひ、お気に入りのキッチンバサミを見つけてみてくださいね!
第10位:ビタクラフト キッチンバサミ
ステンレス製のキッチンバサミです。ステンレスはサビに強く耐久性が高いので、扱いやすいです。ユーザーの中には10年以上、サビることなく同じハサミを使い続けている人もいます。一見高価なハサミですが、長く使えるとなると十分元は取れますね。栓抜きや瓶の蓋開け機能もあります。硬い蟹の足や食品のパッケージ等の柔らかいものまで何でも切れます。分解してすみずみまで洗えるので、汚れに強いのも魅力ですね。
第9位:Henckels ケルン 料理ばさみ
特殊ステンレス鋼を使ったキッチンバサミです。サビに強く耐久性が高いです。さらに、マイクロエッジング加工を刃に施しているため、長期間使っても切れ味が落ちません。魚の骨や切りにくい肉などもサクサク切れます。刃の先端にやや丸みがあるため、料理の切り分け中に食器を傷付けないのも良いですね。分解はできませんが、刃がしっかりと開くので、楽に洗浄ができます。作業中にハサミがバラけないので、子供でも安全に使えます。
第8位:VICTORINOX キッチンハサミ
ヨーロッパで有数のナイフメーカーとして有名なヴィクトリノックスのキッチンバサミです。ナイフメーカーだけあって切れ味は抜群です。刃にミクロウェーブ呼ばれるギザギザ加工がしてあるので、食品を逃しません。硬い食材のカットはもちろんのこと刻み海苔など小さな食品加工も楽々できます。分解洗浄できませんが、汚れが落ちやすい素材なので清潔に使えます。サビを防ぐために洗浄後はしっかりと水気を取るようにするのがポイントです。
第7位:Zwilling ツインL 料理ばさみ
ツヴァイリングのキッチンバサミのエントリーモデルです。ステンレス製で切れ味も良いです。軽量で握りやすいグリップなので、長時間使っても疲れません。ストレート刃なので野菜や食品パッケージ等のカットに向いています。ツヴァイリングにはたくさんのキッチンバサミがあるので、このエントリーモデルで使い心地を確認して、その後に上位モデルに買い替えを検討するのも良いですね。
第6位:京都活具 キッチンバサミ
本体は樹脂製、刃先のみステンレスを用いたキッチンバサミです。樹脂の部分を多くすることで、腐食に強く軽量な製品となっています。また、樹脂には抗菌加工がしてあるため、長く清潔に使えます。力が込めやすく、クルミの殻や魚の骨など硬い素材から袋などの柔らかいものまで楽に切れます。刃先はギザギザになっているので、肉などもきちんと捉えてカットできます。グリップが大きいので、男性でも手を楽に入れられ力が込めやすいです。
第5位:OXO キッチンバサミ
ステンレス製の細身のキッチンバサミです。刃がギザギザしているので、肉や魚などを捉えやすくしっかりカットします。細身なので、細かな作業もしやすいですよ。このキッチンバサミのユニークなところは、ハーブストリッパーが付いているところです。この部分でローズマリーなどの葉を手を汚すことなくスピーディーに落とせます。ハーブティーを作る人や加工する人には便利な機能ですね。
第4位:貝印 KAI キッチンはさみ
細刃と太刃を組み合わせ、丈夫で鋭い切れ味のキッチンバサミです。錆びにくく、数年単位で使っている人も多いようです。ユーザーの中には「乾かし方がいい加減だったが、錆びつかず切れ味も購入当初から変わらない」と口コミしている人もいるほど。とにかく、耐久性が高く、長期間使えるのが魅力です。分解洗浄出来るので、衛生的です。グリップが程よい大きさなので、手が小さな女性も握りやすいです。離乳食や介護食の切り分け、肉や魚などの食材のカットなどあらゆる場面で使えます。
第3位:貝印 KAI キッチンはさみ 料理家の逸品
刃先がカーブになっている細身のキッチンバサミです。カーブなので食材を捉えやすく、肉や魚のカットが楽です。また、細身なので細かな作業も得意。柵をカットして刺し身なども簡単に作れます。分解できませんが、作業中に誤って外れることがない分安全です。赤いカラーは付着した汚れが見えやすいので洗浄の際に便利です。グリップが大きく、男性でも楽に操作できます。頑丈なので、アウトドアに持っていきやすく、キャンパーにも人気です。
第2位:下村工業 ヴェルダン
オールステンレス製のキッチンバサミです。重みがあるので、長時間使うと疲れやすいですが、とにかく頑丈なので長く使えます。切れ味も落ちることがありません。キッチン用品に品質の良さを求める人におすすめです。分解洗浄が出来るので、すみずみまで洗えて清潔です。はさみの噛み合わせがやや硬めで、90度まで開かないと分解ができません。このため、勝手に外れるリスクが少なく安全に使えます。鶏肉の皮や魚など切れにくいものもスパッと切れてストレスなく使えます。
第1位:プラス キッチンバサミ
大手文具メーカーのプラスが販売しているキッチンバサミです。握りやすく刃先に力が伝わりやすい「ぴったりグリップ」を採用しているので、どなたにも使いやすいです。刃はギザギザとカーブになっており、どのような食材でも楽に切れます。汚れが溜まりやすいギザギザ刃ですが、電解研磨加工が施され、汚れが落ちやすくなっています。分解洗浄できますが、噛み合わせにロックがかかるので、勝手に外れることなく安全です。
キッチンバサミの売れ筋ランキングもチェック!
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キッチンバサミで暮らしをもっと
キッチンバサミのおすすめと選び方を見てきました。分解できるものやできないもの、刃の材質、缶切り付きなどいろいろなキッチンバサミがあります。理想のキッチンバサミは人それぞれです。自分の用途や使う場面に合わせて選びましょう。ぜひ記事を参考に最適なものを見つけてくださいね。