2022年07月09日更新

【LFC・100均・キエー】コンポストのおすすめ人気ランキング10選!メリットやデメリットなども紹介

環境意識の高まりから注目が集まりつつあるコンポスト。一見ゴミ箱のようですが、生ゴミから堆肥をつくることができるアイテムです。また世界的にみてもごみ排出量の多い日本では、ごみ減量の手段のひとつとしても有効です。 そこで今回は、家庭で生ごみの再利用を可能にするコンポストについて、メリットやデメリット、種類や選び方のほか、おすすめの商品もランキング形式でご紹介します。
企画・制作:monocow編集部
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コンポストとは?


コンポスト(compost)とは生ゴミや落ち葉、雑草などを分解・発酵させた堆肥のことを指し、これをつくるための容器は本来コンポスターと呼ぶべきものです。しかし現在では、堆肥をつくる容器自体をコンポストと呼ぶのが一般化しつつあります。
いずれにしてもコンポストは落ち葉などがやがて土に還る自然界の仕組みと同じように、微生物の活動を利用して生ゴミや落ち葉、雑草といった有機物から堆肥をつくる容器です。
またそのタイプはさまざまで、土に埋めて使用する土中式、持ち運びができる密閉式、簡易的な段ボール式、効率的で乾燥処理もできる電動式、さらに生きたミミズを使ったミミズ式などもあります。

コンポストのメリットとデメリットは?

コンポストのメリットは?

コンポストの持つ最大のメリットは家庭で生ゴミの処理に活用した場合、その排出量をおよそ80%削減できることにあります。またキッチンで生ゴミのニオイを気にする必要もなくなるばかりか、コンポストによってつくられた堆肥は家庭菜園などで活用することができ、化学肥料ように人体への影響を気にする必要のない安全な作物をつくることができます。
さらにコンポストによってゴミの排出量を減らせればゴミ焼却時に生じる温室効果ガスの排出削減も期待できます。

コンポストのデメリットは?

コンポストで処理する生ゴミは堆肥化されればニオイは気にならなくなりますが、その過程で虫や悪臭が発生する場合があります。またコンポストでは微生物が有機物を分解することから、肥料が完成するまでに時間を要します。このため、市販の肥料を購入した方が手軽で時間の節約になる場合があることも否めません。そこで少しでも生ゴミの分解を促進させるには、生ゴミを細かく切ったり空気を入れ替えるためにかき混ぜたりといった手間がかかるのも事実です。

コンポストの置き場所は?

コンポストの最適な置き場所はそのタイプによっても多少の違いはありますが、雨風にさらされにくく、半日蔭になる場所が理想的です。また、生ゴミが出た場合にいつでも投入できるよう、雨の日などでもアクセスしやすい場所がよいでしょう。
このため、設置するのは屋内でもかまいませんが、一般家庭でより理想的なのはベランダです。また庭など屋外に設置するのであれば、できるだけ土や草の上に置き、常に余分な水分を排出できる場所に設置するのがよいでしょう。
また、排水がしにくい場所であればコンポストの下にすのこを置いたり、小枝を敷き詰めるなどの工夫をします。

コンポストの種類は?

生ゴミコンポスト


生ゴミコンポストは生ゴミなどの有機物を原料とするコンポストです。コンポストとしてはもっとも一般的で、発酵させて生ゴミを分解することから比較的短時間で堆肥が完成します。

落ち葉コンポスト


落ち葉コンポストは落ち葉を原料とし、腐葉土をつくるためのコンポストです。生ゴミコンポストと比べると分解・発酵により時間がかかりますが、その分、一般家庭でもより質のよい腐葉土をつくることができます。

コンポストの選び方

容量で選ぶ

コンポストは1日あたりの生ゴミの排出量に排出する量などを考慮し、容量を選びます。容量は大きいほど生ゴミを処理できる量も多くなりますが、その分本体のサイズも大きくなります。このため、設置スペースとの兼ね合いも重要です。また必要量以上の堆肥をつくってしまうと、その保管場所も確保しなければならなくなります。

価格で選ぶ

コンポストでもっとも安価なのは段ボール式、一方、もっとも高価なのは電動式です。もちろん、高価な電動式手間をかけずに堆肥をつくることができますが、購入価格が2〜10万円と、導入の際のハードルが高くなってしまいます。そこでこれからコンポストにチャレンジしたいといった場合には、1,000〜3,000円で購入できる安価な段ボール式などからはじめてみるのがおすすめです。

設置環境で選ぶ

コンポストはその設置環境によっても選ぶべきタイプが変わります。特に室内に設置する場合にはニオイが漏れにくく衛生的に使用できる密閉式や電動式がよいでしょう。さらにデザイン性にも優れたものであれば、インテリアにも馴染みやすくなります。
一方、屋外で設置場所を十分に確保できるのであれば、落ち葉や雑草も処理でき容量も大きな土中式などが選択肢となります。

コンポストのおすすめブランド・メーカーは?

LFCのコンポスト


ローカルフードサイクリング社が開発したコンポストは「LFCコンポスト」と呼ばれ、都市部の生活でも導入しやすいコンパクトでスタイリッシュなトートなどのバッグ型が特徴です。バッグは再生素材で、特注のファスナーによって虫の侵入を防ぐことができるので手軽にサスティナブルなライフスタイルを取り入れることができるアイテムとして注目が集まっています。
また基材はゴミの分解が促進されるよう、自然由来の厳選した素材を独自に配合しているので、分解促進剤不要で悪臭が出にくいのも魅力です。

100均のコンポスト

100均の各店ではコンポストそのものは販売されていませんが、取り扱いのあるさまざまなアイテムを活用してアイデア次第で自作することができます。
そこで容器はふた付きバケツの底を切り取って、土に半分埋め、コンポストにするといった方法があります。また、「LFCコンポスト」をヒントに保冷用などで内側がアルミになっている厚手のトートバッグを活用するのもよいでしょう。
また基材も同様に100均で取り扱いのあるヤシガラでできた膨らむ土に余った納豆やおからを混ぜたり、腐葉土やピートモス、土壌改良材として使われるバーミキュライトなどに発酵促進剤として油かすを投入するといった方法があります。

キエーロのコンポスト


キエーロはランニングコストがかからない神奈川県葉山町生まれの生ゴミ処理器です。その構造はいたってシンプルで、木枠に土を入れ、風が通るように透明のポリカーボネット波板で屋根をつけます。ここに調理くずや食べ残してしまった料理などを入れておくと土の中のバクテリアの働きにより分解され、ゴミ減量に役立ちます。また、正しく使用すれば生ゴミが消滅するだけでなく、気になるニオイもなく、虫も湧きません。

コンポストのおすすめ人気ランキング10選

ここからはコンポストのおすすめ商品をランキング形式でご紹介いたします。選び方を参考にしながらぜひ、お気に入りのコンポストを見つけてみてくださいね!

第10位:WORTH GARDEN 堆肥コンポスター


家庭の生ゴミや、庭の雑草、落ち葉などで環境にやさしい有機堆肥をつくることができるコンポスターです。回転式のドラム容器で手を汚すことなく内容物をかき混ぜ、酸素を供給し発酵を促進することができます。またキャスター付きなので重い堆肥も簡単に運搬できます。より早く堆肥をつくるため本体にはドラムの両側は換気孔がついていますが、市販の生ゴミ発酵促進剤を添加することにより時間短縮が可能です。

第9位:パナソニック家庭用コンポスト MS-N53XD-S


独自のスパイラル方式「プラチナパラジウム触媒」と約130℃の温風で乾燥することにより脱臭効果が高く軽くてかさばらない肥料がつくれる電動式のコンポストです。また「ソフト乾燥モード」を選択すれば、熟成期間不要の速効性のある有機質肥料がつくれます。大容量ながらコンパクトサイズなのでゴミ箱感覚で設置も容易です。本体は熱に強く、割れにくい「ガラスフィラ入りハイグレードPP」を採用しています。

第8位:NAGUALEP 家庭用 コンポスト


独自開発の高温乾燥と強力研磨の技術により生ゴミに含まれる水分を効率的に蒸発させ、ゴミを大幅に減量できる電動式のコンポストです。付属の脱臭フィルターにより生ゴミや高温乾燥時に発生した不快な臭いを効率的に吸着することができます。また、ディスポーザーのような設置作業が不要なため購入後はすぐに使用を開始でき、処理後の生ゴミは、天然の有機肥料として再利用可能です。2Lの大容量処理容器なので、4人家族の1日分の生ゴミを余裕で処理できます。

第7位:C& ボカシオルガンコ2


卓上に置けるコンパクトな設計でありながら、9.6リットルの容量を持つ超実用型コンポストです。食品に使われる乳酸菌や酵母、光合成細菌などを含む有用微生物菌である微生物「EM菌」入りの発酵促進剤を振りかけることにより生ゴミを発酵させ、2週間の放置期間で堆肥がつくれます。また放置期間中に排出される抽出液は100%活性液なので希釈して液体肥料にしたり、そのままで消臭・浄化液としても活用できます。生ゴミ処理器とは思えないスタイリッシュなデザインも魅力です。

第6位:ONESTEP 回転式 シングルコンポスター


家庭ごみや庭の雑草、落ち葉などをまとめて堆肥にでき、360°回転することで手を汚すことなくかくはん作業がおこなえるコンポストです。耐久性のあるPP素材と、耐候性、耐腐食性、日光の下で劣化しないパウダーコーティングされた鋼構造の本体は適度な容量がありながら省スペースの設計なので雨や風など悪天候の際にも簡単に移動させることができます。ドアを閉めることで暑い夏の状態であればおよそ2週間ほどで堆肥が完成します。

第5位:Apdoni コンポスト


高品質で厚手の不織布からつくられたコンポストです。通気性がよいので空気循環が良好で、大量の酸素を混合できるのでより早く堆肥がつくれます。また不織布は透水性に優れるので余分な水分を排出することでカビや不快な臭いを防ぎ、耐久性にも優れるので耐用年数も長くなっています。さらに強化された4つ軽量ハンドルを装備しているのでバルコニーから庭への移送なども簡単です。無料のガーデングローブとガーデニングシャベルも付属しています。

第4位:LR.store コンポスト


北米、欧州、オーストラリアの大型ホームセンターで人気のコンポストです。収穫後に不要になった果菜類、雑草、枯葉、刈り草、家庭生ごみなどを分解し、環境に優しい有機堆肥にリサイクルすることができます。栄養豊富な堆肥を家庭でもつくれるので生ゴミの削減はもちろん、捨てる手間やゴミ袋、ビニール袋を節約でき、栄養豊富な堆肥を家庭菜園や花の栽培、ガーデニングなどに活用できます。本体はサイクル素材からつくられたプラスチック製で紫外線による劣化を防ぐ加工も施されているので耐久性も抜群です。

第3位:アイリスオーヤマ コンポスト EM-18


専用のEM発酵剤を使用し、EM菌(有効微生物群)による一次発酵用のコンポストです。一次発酵完了後は土に混ぜて二次発酵させれることで良質な有機肥料がつくれます。ハンドル付きで持ち運びしやすく、外フタは取り外せるのでお手入れも簡単で、生ゴミと液肥をわけるスノコや液肥の取り出しがしやすくなるスタンドを付属するなど使いやすさにも配慮されています。中フタつきなのでニオイの漏れや虫が入るのを防ぐことができるほか、生ごみを圧縮することもできるので水気を切るのにも便利です。

第2位:アイリスオーヤマ コンポスト IC-130


家庭の生ゴミを簡単に処理・減量し、同時に堆肥にリサイクルできるコンポストです。本体が黒色とすることで太陽の熱を吸収し、熱を溜めやすく、コンポスト内の温度は平均4℃に上昇するので発酵スピー ドをより速めることができます。また本体は十分な肉厚をもたせ、耐久性や耐候性に優れるほか、フタと本体の隙間をなくしているので臭気のモレや雨水の浸入も防ぐことができるほか、さらに防臭剤もセットされています。

第1位:MATIMARU コンポスト


スタイリッシュなバッグ型のコンポストです。容器となるバッグは厚手の布生地でつくられているのでスコップで中身をかき混ぜてもキズがつきにくく、穴があくこともありません。また雨にも強いので、ベランダなど屋外に置いて使用することも可能です。生ゴミを入れ、軽く混ぜ、フタをするだけで手軽にサステナブルな生活を実現できます。気体を通しやすく、堆肥に酸素が加わり細菌が活性化しやすい環境を生成できるので良質細菌が増え、排水性にも優れているのでカビや悪臭も発生しません。

コンポストの売れ筋ランキングもチェック!

なおご参考までに、コンポストのAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。

コンポストで暮らしをもっと快適に

コンポストは微生物の力を利用して生ゴミを堆肥に変えるため、ゴミを減量しながら肥料としても再利用できるので一石二鳥です。また自治体によってはゴミ減量化推進の一環によりコンポストの購入代金を一部負担する制度もあるので、これらを活用すればより小さな負担で環境に配慮した生活をはじめることができますよ。

この記事の商品一覧

WORTH GARDEN 堆肥コンポスター
WORTH GARDEN 堆肥コンポスター
パナソニック家庭用コンポスト MS-N53XD-S
パナソニック家庭用コンポスト MS-N53XD-S
NAGUALEP 家庭用 コンポスト
NAGUALEP 家庭用 コンポスト
LifeRed 回転式 コンポスト
LifeRed 回転式 コンポスト
ONESTEP 回転式 シングルコンポスター
ONESTEP 回転式 シングルコンポスター
Apdoni コンポスト
Apdoni コンポスト
LR.store コンポスト
LR.store コンポスト
アイリスオーヤマ コンポスト EM-18
アイリスオーヤマ コンポスト EM-18
アイリスオーヤマ コンポスト IC-130
アイリスオーヤマ コンポスト IC-130
MATIMARU コンポスト
MATIMARU コンポスト
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