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刈込鋏とは?
庭木の枝はを買ってきれいに整えるための園芸用の鋏を刈込鋏といいます。一般的な鋏よりも大きなサイズのものが多く、植木の剪定や雑草の除去に勝ち薬してくれる便利なアイテムです。また、1つ持っていると、伸びすぎた枝や葉を自分の好きなタイミングでカットできるため、業者に頼む手間やコストも削減できます。刈込鋏には、軽量で使い勝手の良いタイプや高い場所の枝をカットできるタイプなど、用途や目的に合わせて使用できるモデルが数多くリリースされているので、自宅の庭木に合わせて、使いやすさ、お手入れのしやすさに優れたアイテムを選ぶのがおすすめですよ。
刈込鋏の使い方は?
職人さんのように両手刈込鋏を使用して庭木のお手入れができるとかっこよいのですが、刈込鋏を上手に使いこなすためには、ハサミの動かし方が重要です。刈込鋏を動かす際は、片方の葉だけ動かし、片方の刃は借りたい派に当てるだけで、狙った刃をきれいに刈ることができます。また、生け垣を刈り込む際は側面を下から上に向けて刈り込むのがポイント。逆にすると(上から下に)下の部分を刈り込み過ぎてしまうことがあるので要注意です。植木(植物)は、下の部分音萌芽力が(剪定後に目が伸びる力)が弱いため、刈り込みすぎると枯れる恐れがあります。
刈込鋏の研ぎ方は?
お気に入りの刈込鋏を手に入れたら、しっかりお手入れして長く愛用したいと思うのが本音ですよね。ただ、業者に頼んでお手入れすることも可能ですが、できることなら自分で研げるようになると、使用後にすぐにお手入れできて便利です。ここでは、研ぎ方の手順をご紹介するので、ぜひお役立てください。
STEP1:メガネレンチを使用し、ネジを外し鋏を分解する(分解できなくても鋏を研ぐことは可能)
STEP2:刃物クリーナーを使用し刃についた汚れを落とす
STEP3:砥石を使用して刃先を研ぐ
STEP4:鋏前面に刃物用の脂をさす
刈込鋏の選び方
刃の素材で選ぶ
庭木の刃や枝をカットするための刈込鋏を選ぶ際は、刃の素材にも注目しましょう。ステンレスと鋼が主な素材として使用されているので、購入する場合は、それぞれの特徴を理解して選ぶようにしてください。
ステンレス製
サビにくく、歩こぼれしにくいステンレス製の刈込鋏は初心者におすすめ。使用後はふき取るだけでよいので、手間がかからないのがポイントです。ただ、耐久性に優れている反面、硬いため刃こぼれした場合は素人では研ぎにくいというデメリットがあります。
鋼製
切れ味の良さに定評がある鋼製は、作業がスムーズに進められるだけでなく、大切な植木の刃や枝を傷つけずにカットできるため、美しい仕上がりに期待できます。ただ、錆びやすく掛けやすいというデメリットがありますが、ステンレス製よりも研ぎやすい素材なので、こまめにお手入れをすると長期間愛用することが可能です。
重量と柄の素材で選ぶ
両手刈込鋏の柄には、アルミ製と木製のものがあり、初心者に波形りゅおで作業がしやすいアルミ製がおすすめです。軽いので、長時間の作業でも疲れにくいのがポイント。一方、木製タイプは、重量はあるものの安定感に優れているので、しっかり刈り込むことができます。職人さんが使用する刈込鋏の柄は、木製のものが多いようです。また、片手刈込鋏の柄はアルミ製が主流です。初心者の場合は、軽さも重要なポイントなので、購入する場合は何本か持ち比べて、手に馴染みやすいタイプを選ぶようにしましょう。
安全性で選ぶ
初めて刈込鋏を購入する場合、安全性も見逃せないポイントです。刈込鋏には安全性に配慮した設計のアイテムがたくさんあるため、両手刈込鋏ならストッパー付きを選ぶようにしましょう。ストッパー付きなら、使用中に左右の柄がぶつからない上に指を挟みにくいという特徴があります。また、バランスよく力を入れられるため、作業をスムーズに進めることが可能です。一方、片手刈込鋏を選ぶ際は、落下防止用のガードが付いているタイプを選ぶのがおすすめです。
刈込鋏のおすすめ人気ランキング10選
ここからは刈込鋏のおすすめ商品をランキング形式でご紹介いたします。選び方を参考にしながらぜひ、お気に入りの刈込鋏を見つけてみてくださいね!
第10位:ガーデンフレンズ アルミ柄刈込鋏
アルミハンドルとリブ補強を施した薄刃が魅力の刈込鋏は、約490gと超軽量モデル。全長580mmと長さ、重さともに高評価で、滑りにくいグリップを施しているので、力の弱い女性や高齢者でもラクラク剪定できるのが人気のポイントです。コンパクトタイプですが、刃渡りが160mmあるので、一度に広範囲の葉をカットできる便利さも魅力のひとつといえます。切れ味・耐久性・使い勝手の良さを重視している方におすすめです。
第9位:ニシガキ 太枝切り 太丸 1500 N-154
全長1.5mと長めのデザインが特徴的な刈り込みばさみは、テコの力を利用して太い枝を手軽にカットできる便利なタイプ。最大40mmまでの太い枝を選定でき、切断した枝を掻き出すための爪が付いているのも作業効率をアップさせるポイントです。鋏部分が110°回転可能なため、狭いスペースでの作業もスムーズに行なえます。刃の表面に、フッ素樹脂加工を施しているので、ヤニが付きにくく、サビにくいのも魅力です。ただし、重さが約1,300gあるので、腕力の弱い方や女性には向いていないので、注意してください。
第8位:岡恒 刈込鋏 65型 ショートハンドル No.231
ショートハンドルタイプの刈込鋏は、庭の生垣や雑草の刈込から高所の刈込作業にもおすすめです。柄の長さが短いことから、脚立を使用して作業する場合も刈込鋏のハンドル部分が邪魔にならないため、初心者でも扱いやすいのが魅力。刃の素材に最高級の刃物鋼を採用していることから、切れ味抜群で耐久性にも優れています。また、柄の部分にも高品質な樫を採用しているので、お手入れしながら長く愛用したい方におすすめの刈込鋏です。
第7位:230 岡恒 刈込鋏 65型 7740ai
刃の長さが200mmと大きく、刈込作業全般に使用できる便利なタイプ。持ち手部分も長く適度に間隔があるため、持ち手がぶつかることなくスムーズに作業を行なえます。最高級の刃物鋼を採用していることから、耐久性に優れ切れ味が衰えないのが魅力です。長く愛用できるアイテムは、使うごとに手に馴染むため、高品質かつ万能な刈込鋏をお探しの方におすすめ。
第6位:兼次 片手刈込鋏 金止 270
松葉の剪定や葉刈に最適な刈込鋏は、刃の部分が130mmと長いのが特徴です。刃先の角度が鋭利で、茂った派の狙い狩りはもちろん雑草の刈り取りまで幅広く使用できる便利なタイプ。柄の部分は、なだらかなカーブにデザインされ、手に馴染みやすく初心者でも安心して使用できます。軽くて取り回しが良いので、長時間使用しても疲れにくく、植木の剪定がはかどりますよ。
第5位:高儀 TAKAGI WOODY TASTE ステンレス刈込鋏
衝撃吸収機能付きの刈込鋏は、ステンレス製で庭木の刈込に最適です。交差する部分にクッションゴムを装着させることで作業時の衝撃を吸収することで、腕や肩への負担を軽減してくれます。刃の裏面の溝は、ヤニや渋が溜まる構造になっているため、お手入れも簡単なうえ、長期間愛用可能です。女性でも扱いやすい軽量タイプなので、気軽に庭木のお手入れができますよ。
第4位:マック 力のいらない太枝切り鋏 ギアパワー・プロ ED-51
直径約45mmの太くて切りにくい枝も、ギア(歯車)でテコの原理を利用して切断できる刈込鋏。従来の鋏を使用した際の約3分の1程度の軽い力で切断できるため、力の弱い女性でも使いこなせる点も魅力のひとつです。刃の表面にフッ素樹脂加工を施しヤニが付きにくく、使用後のお手入れも簡単に行なえますよ。ハンドル部分に握りやすく、滑りにくいソフトグリップを採用しているので、長時間の作業も安全に行なえます。
第3位:E-Value アルミパイプ柄 刈込鋏 短柄
ハンドルの素材にアルミを採用し、持ち手にはクッションゴムを装着させた軽くて握りやすい刈込鋏。衝撃を吸収する構造になっているため、庭木の剪定もラクラク行なえます。刃の表面に、サンドブラスト処理を施し、サビや汚れに強く耐久性に優れているのも人気のポイント。比較的リーズナブルな価格で購入できるので、買い替えを検討している場合は、チェックしてみてはいかがでしょう。太い枝の剪定におすすめですよ。
第2位:ニシガキ プロ200 葉刈鋏 5寸刃 N-208
刃渡り150mmの片手刈込鋏は、片手タイプの中では刃渡が長く、広範囲の葉の剪定に最適です。プロ仕様の高性能タイプで、鋭い刃先は切れ味も良く、大切な植木の葉を傷めずきれいに整え刈り込めます。刃の表面にハードクロムメッキ加工が施されているため、汚れやサビはもちろん、強度にも優れてるため、長く愛用できる点も魅力です。刃の裏面にスキ仕上げを施していて、受益が付きにくく選定作業を効率よく行なえます。
第1位:五十嵐刃物工業 PRUMAN ラクぎりミニ 太枝切鋏 アルミパイプ
ショートタイプの刈込鋏は、直径30mmまでの枝切りもできる優れもの。近距離の太枝選定に向いているため、1本持っていると何かと重宝します。ミニサイズなので、未使用時の収納スペースの確保にも困りません。替え刃も別売りされているため、刃こぼれや切れ味が悪くなったら、刃のみを交換できるため、機能性だけでなくコスパ重視で刈込鋏をお探しの方におすすめです。
刈込鋏の売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、刈込鋏のAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
刈込鋏で暮らしをもっと快適に
植木や庭木、生垣の選定などに使用する刈込鋏。職人さんに頼むと手間やコストがかかってしまいますが、自宅に1本あると、自分のタイミングで庭木のお手入れができるので大変便利です。左右の手で持って使用する両手鋏の他に、コンパクトな片手刈込鋏や太く高い位置にある枝をカットで切るタイプなど、用途や目的に合わせて様々なタイプがリリースされています。購入する際は、使い勝手の良さはもちろん刃の素材や柄の素材などもチェックして、目的に合う刈込鋏を選ぶようにしましょう。