オーガニック石鹸(コスメ)とは?
食品などではよく聴く”オーガニック”という言葉ですが、通常オーガニックとは、農薬や化学肥料を使用せず、遺伝子操作をしない有機栽培によってつくられた植物から製品化したものを指します。しかし、日本のコスメでのオーガニック認証機関が無く、基準が曖昧となっていて、はっきりとした区別がつけるのが難しいのが現状です。
オーガニックと謳っているもの中でも僅かにオーガニックを含んでいるだけのものもあるので注意が必要です。逆に海外ではオーガニックを厳しく認定する機関があるので、輸入されているオーガニックの洗顔石鹸のは、その国々の厳しいオーガニック認定を受けた物が中心なので安心して使用できるのが多いです。
オーガニック石鹸の選び方
石鹸は、毎日皮膚に触れる化粧品だからこそ自分の肌に合った石鹸を選びたいですよね。
まずは、オーガニック石鹸を選ぶうえで大切となるポイントをご紹介します。これらのポイントを忘れずにに押さえておきましょう。
認定機関をクリアした海外のオーガニック石鹸
海外のオーガニック認定を受けている洗顔石鹸はパッケージなどに表記されているのでわかりやすいです。主な認定機関としては、USDA(アメリカ)、HOFA(ハワイ)、BDIH(ドイツ)、ECOCERT(フランス)といった認定機関があります。
日本製品は含有成分をチェックする
日本のオーガニック石鹸には認定機関がないのでパッケージなどに記載されている使用成分をチェックするのがオススメです。合成界面活性剤やパラベン、鉱物油などが使用されていると肌には優しくないので注意が必要です。
オーガニック石鹸の人気おすすめアイテム
ここからはおすすめのオーガニック石鹸を10個選んでランキングにしたものをご紹介します。10個のオーガニック石鹸は海外から輸入されたものや日本でも口コミで人気なものまで沢山あるので自分のお肌に合ったものを選びましょう。
第10位:moksa ORGANICS フェイス&ボディ バー ソープ アビーロード
・内容量:184g
・全成分:水、オリーブ油、ヤシ油、ダイズ油、水酸化Na、ババス油、ヒマシ油、シア脂、アサ種子油、レモン果皮油、バニラ果実油、ライム油、ローズマリーエキス、ケシ種子
パッケージにもリサイクル資源を使用し、環境団体やNPOへの寄付活動も積極的に行っているフロリダのオーガニックブランド「moksa ORGANICS」の石鹸。オリーブオイル、ココナッツオイル、シアバター、エッセンシャルオイルなどのオーガニック原料を使用しています。保湿力に優れ、クリーミーな泡がお肌を包み込み、やさしく汚れを落とします。
第9位:BADGER(バジャー)ボタニカルソープ ローズゼラニウム
・内容量:112g
・全成分:リーブ油、水、ヤシ油、パーム油、パーム核油、水酸化Na、ヒマシ油、ミツロウ、シア脂
USDAオーガニック認定、ケミカルフリー、そして環境保全にも力を入れている有名なアメリカのオーガニックコスメブランド「BADGER(バジャー)」の固形石鹸。
製品自体も合成保存料、合成添加物、化学香料などは不使用で徹底した環境配慮に力を入れています。乾燥肌向け、加齢肌向け、オイリー、ニキビ肌向け、敏感肌向けなど、成分と香りの異なる6種類の石鹸がある。
第8位:ルバンシュ フェイスソープ
・植物性石けん
・60日間じっくり熟成
・洗顔はもちろん全身用の石鹸(ボディソープ)としてもおすすめ
”100%食用成分”でつくられた、食べられるくらい安全なルバンシュ化粧品のフェイスソープ。60日間じっくり熟成させた植物性洗顔石鹸で、アミノ酸配合により、石鹸独特のつっぱり感もなく、さっぱりとして気持ちいい洗い上がり。キャロット油と甘草エキス配合により、お肌のうるおいを保ちます。オレンジのほのかな香りが特徴的。
第7位:アレッポ オリーブとローレルの石鹸
・原材料:石鹸素地(ローレル「月桂樹」オイルとオリーブオイル) トルコ産
”数千年”という圧倒的な歴史を持ち、今もなお伝統製法で作り続けられている完全無添加の「アレッポの石鹸」。地中海の恵みを受けるシリアで自然栽培された、オリーブと月桂樹(ローレル)を原料に使用している。着色料や香料は一切不使用。洗顔だけではなく、洗髪、全身にも使用することができます。
第6位:NEAL’S YARD REMEDIES ラベンダー&ティートリー ソープ
・内容量:50g
・全成分:パーム脂肪酸Na、ステアリン酸K、ヤシ脂肪酸Na、ステアリン酸Na、水、ヤシ脂肪酸K、グリセリン、ラベンダー油*、コムギ胚芽油、塩化Na、クエン酸Na (*オーガニック成分)
1981年にロンドンで生まれたオーガニックコスメブランド「Neal’s Yard Remedies(ニールズヤードレメディーズ)」のオーガニック石鹸。シェービングにも使える洗顔用ソープで、コムギエキス配合で、シェービングによるダメージから肌を保護します。ラベンダーが香るさっぱりとした使い心地。また100%天然成分ではないが、ソイル・アソシエーション(原料の有機栽培に関する第三者評価機関)認定ということもあり品質への信頼度は高い。
第5位:simply soaps LC ラベンダー&カレンデュラソープ
・全成分:アブラナ種子油、パーム核脂肪酸Na、ヤシ脂肪酸Na、水、カカオ脂、ラベンダー油、トウキンセンカ
※化学化合物、着色料、保存料、石油化合物は一切使用していない
イギリス、ロンドンより北東に位置するノーフォーク、ノリッチの自然豊かな森の中で、シンプルな材料とシンプルな製法の100%ナチュラルハンドメイドソープを作るブランドsimply soaps(シンプリー ソープス)のオーガニック石鹸。ラベンダーのエッセンシャルオイルと、カレンデュラの花びらをブレンドした乾燥や肌トラブル向けのソープで、リラックスをもたらすラベンダーが心と体を落ち着かせ、お肌に適度な水分を与えて良い状態に保ちます。
第4位:WLEDA(ヴェレダ)ローズマリーソープ
オーガニックコスメのパイオニアとも言える、1921年にスイスで誕生した「WELEDA(ヴェレダ)」の自然派石鹸。脂性肌のためのハーブの香りの化粧石けんで、泡立ちは細やかで、さっぱりした洗い上がり。肌を引き締めるローズマリーオイル配合。地中海産のピュアなエッセンシャルオイルのクリアな香りが、心身をリフレッシュします。値段も良心的で試しやすい。
第3位:ガミラシークレット スペアミント
緑に囲まれたイスラエル北部「ガリラヤ地方」の一人の女性が、土地に伝わる植物の効能+独学で30年以上研究し、完成させた100%天然石鹸。汚れを落としながら肌のバランスを整えるスキンケア効果が評判となり、「魔法の石けん」として瞬く間にクチコミで広がった話題のオーガニック石鹸です。
第2位:LUCIA シアバターソープ
・内容量:165g
・全成分:パーム脂肪酸Na、ヤシ脂肪酸Na、水、グリセリン、香料、シア脂、酸化チタン、ダイズタンパク、塩化Na、EDTA-2Na、ペンテト酸5Na、エチドロン酸4Na
近年日本でも注目されている”シアバター”の石鹸。アフリカのシア農場で手摘みされ、精製された不純物のないピュアなシアバターのみを使用し、一つ一つハンドメイド生産。8種類の香りを選べる。パッケージデザインがオールド&モダンでお洒落。
第1位:アマゾン インディオ ソープ
コパイバオイル、アンジェローバオイル、ババスオイルなどアマゾン薬用植物の天然オイルを木灰で固め、アマゾンの大きな太陽のもと45日間天日で乾燥させて造られた100%ナチュラル無添加石鹸。界面活性剤はもちろん、一般的なせっけんで凝固のために使われる苛性ソーダなど一切の化学薬品を使用していません。
まとめ
オーガニック石鹸はいかがでしたでしょうか?石鹸やフェイシャルソープは毎日肌に触れるものだから、安心安全で肌に優しいもの、肌に合うものが良いですよね。今回ご紹介したオーガニック石鹸は海外の第三機関の厳しい審査を受けて輸入されたものばかり。自分の肌に合ったオーガニック石鹸を選んでみてはいかがでしょうか?