目次
ヘッジトリマーとは?
ヘッジトリマーとは、生け垣や植木の刈り込みをする道具のことです。庭木にとってはバリカンのようなものです。「植木バリカン」「生け垣バリカン」と呼ばれることもあります。
ヘッジトリマーには、電動式、充電式、発動機式などの種類があリます。ヘッジトリマーを使うと作業が能率的で楽ですが、瞬間的に刈る機械なので、使用に当たっては十分な注意が必要です。一部分を刈り込みすぎてしまったり、電動式の場合はコードが足に絡んだりして、思わぬ怪我をすることがあるので、取り扱いには十分気をつけてください。
ヘッジトリマーの用途と特徴は?
ヘッジトリマーの用途は、おもに生け垣・庭木といった、広範囲の剪定を必要とする植物の刈り込みです(剪定とは、不要な枝を切り落として、好きな形に整えることをいいます)。基本的に、芝生を刈るのには使いません。ただ、芝刈りの機能を搭載している製品もあるので、芝生のお手入れもしたいなら要確認です。ヘッジトリマーの特徴は、大規模な剪定が一気にできること、好きな形に整えやすいこと。自分で生け垣・庭木の形を整えたいなら、ぜひ持っておきたいアイテムです。
ヘッジトリマーの選び方
ヘッジトリマーで人気のメーカーは主に「日立工機」「リョービ」「マキタ」「ブラックアンドデッカー(B&D)」「ボッシュ」です。まずは、ヘッジトリマーを選ぶ上で見ておくべきポイントを紹介します。
電源コード式か充電式かを決めよう
剪定するときは庭に植えてある植物をちょっと選定したい場合と、広い範囲を本格的に剪定したい場合などに用途が分かれます。電気コード式は威力が強く長時間の作業に向いています。バッテリーがないので重さも軽くて扱いやすいのですが、電気コードの届く範囲でしか使えません。一方充電式は家から離れた場所でも使えますが、威力が弱めで30分程度の時間しか持ちません。自分が使う場所に応じて「電源コード式」と「充電式」のどちらがいいのかを決めましょう。
用途によって刃先の長さを選ぶ
ヘッジトリマーは鉢植えの植物などちょっとした場所を剪定するのか、広い範囲を一気に剪定するのかによって刃先の長さを選ぶ必要があります。一般的なサイズは350㎜程で細かい場所の剪定から、ある程度の広い場所まで使えます。大きな植物がなく細かい場所を選定したい場合は200㎜程度の短めの方が作業しやすいです。長い生け垣など広範囲に剪定する場合は500㎜あると作業がはかどります。どれくらいの範囲を剪定するかによって刃先の長さを選ぶようにしましょう。
高い場所は高所専用のヘッジトリマーを使う
高さのある生け垣や大きな木の剪定を行うときは、ヘッジトリマーは1つではなく専用のヘッジトリマーを用意しましょう。長いパイプが付いたものや、刃先の角度を変えられるタイプを使えば立ったまま作業することができます。脚立などに上って作業するのもいいですが、手元が安定せず落下してしまう可能性もあります。危険な作業はなるべく控えましょう。また、高所用のノズルが付いたタイプは足元の雑草も刈り取ることが出来るので用途も広がります。
ヘッジトリマーのおすすめランキング10選
ここからは、おすすめのヘッジトリマーをランキング形式でご紹介していきます。選び方も参考にしながらぜひ、お気に入りのヘッジトリマーを見つけてみてください。
第10位:ブラックアンドデッカー(BLACK+DECKER):コードレスヘッジトリマー
・バッテリータイプ:リチウム
・ブレード長:500mm
・最大切断能力:18mm
・充電時間:60分
・作業時間目安:46分
充電式で重さは2.53kgです。刃の長さが500㎜あるので広い範囲を一気に刈り込むことができます。細かい部分の剪定にはあまり向いていません。バッテリーの持ちは30分ほどなので長時間の使用はできません。
第9位:リョービ(RYOBI):ヘッジトリマー HT-2110 刈込幅210mm
・●両刃駆動
・●ストローク数1.800min-1
・●ストローク数28mm
・●最大切断枝径15mm
・●単相100V・2A・180W・1.5kg
電源コード式で重さが848gしかなく片手で作業できます。刃の長さが210㎜と短めで、細い枝や細かい部分の剪定に向いています。軽くてらくらく刈り込めるので女性の方も負担なく使えます。
第8位:BOSCH(ボッシュ):10.8Vバッテリーヘッジトリマー300mm
・最大切断能力:15mmφ
・ストローク数:1,200回/分
・連続作業時間:最大約25分
充電式で重さは1.85kgです。連続使用は20分程度ですがバッテリーが2つ付いているので、交互に使えば長時間使用できます。プロテクターが持ち手をガードしてくれて安全装置も付いているので、女性の方にも安心です。
第7位:高儀:GREENART 10.8V 充電式 ヘッジトリマー 250mm
・重量:約1260g
充電式で重さは1.26㎏です。小型で軽量なのでお年寄りや主婦の方がお庭の手入れをするのに十分な性能です。高いところの剪定や広い生け垣には向いていません。太い枝はロック機能で停止してくれます。
第6位:リョービ(RYOBI):充電式ヘッジトリマー BHT-2600 刈込幅260mm
・刈込幅 : 260mm
・ストローク数 : 1500min−1
・ストローク量 : 18mm
・電池パック : リチウムイオン電池10.8V / 1300mAh
・充電時間 : 約30分
・質量: 1.0kg
充電式で998gととても軽量です。スイッチを押し続けないと作動しない仕組みなので、細かい作業にとても向いています。1回の充電で30分使えるので、ちょっとした剪定作業でしたら十分使えます。
第5位:高儀:EARTHMAN 14.4V 充電式 伸縮ポールヘッジトリマー
・ストローク数:約1150min-1
・ブレード駆動方式:両刃駆動
・刈込幅:約300mm
・最大切断能力:約φ7mm
・ストローク:約13mm
充電式なので電源の届かない家から離れた場所でも使えます。重さが4.28㎏と重いですが肩掛けベルトが付属されているので作業は楽にできます。生け垣や草刈りに向いていて、フル充電で30分ほど使えます。
第4位:リョービ(RYOBI):ポールヘッジトリマー PHT-2100 刈込幅210mm
・刈込幅 : 210mm(両刃駆動)
・伸縮機能 : 260mm
・最大切断径 : 10mm
・質量 : 1.4kg
コード式なので長時間使えてパワーがあります。重さも1.4kgと軽量なので女性の方もらくらく使えます。角度調整やパイプの収縮機能があるので高い場所の刈り込みに向いています。
第3位:マキタ:生垣バリカン 特殊コーティング刃仕様 刈込み350mm
・最大切断径:約15mm
・刃仕様:特殊コーティング刃
・ストローク数:1700min-1
・質量(重さ):1.7kg
・本機寸法:610×175×165mm
・消費電力:320W
電源コード式で1.8kgと軽量です。振動音を抑えてあるので近所迷惑を気にせず作業できます。1cm程度の太い枝もスムーズに刈り込め、長さが350㎜あるので広い生け垣も一気に作業できます。
第2位:リョービ(RYOBI):充電式ヘッジトリマー BHT-3000 刈込幅300mm
・サイズ:長さ628×幅180×高さ171mm
・本体重量:2.2kg
・電池パック:B-1203M1(ニカド)12V・1300mAh
・充電器:BC-1204(100V)
・刈刃駆動方式:両刃駆動
・刈込幅:300mm
充電式のため重さが5.66kgと重めです。バッテリーが2個付いているので合計1時間は連続して使えます。静かで切れ味が良いのが特徴ですが、太い枝などに引っかかると安全装置で止まるので安心して作業ができます。
第1位:リョービ(RYOBI):ヘッジトリマー HT-3032 刈込幅300mm
電源コード式で1.8kgと軽量ですが、パワーがあるので茂った枝もガンガン切れます。チップレバーを外すと両刃が使えるので作用効率が2倍になります。音はとても静かで女性にも使いやすいです。
ヘッジトリマーでお庭のお手入れを簡単に
今回紹介したヘッジトリマーはいかがでしたでしょうか?ちょっとした剪定に使えるものから、本格的な剪定が出来るものまでたくさんの種類が揃っていました。自分のお庭の用途にピッタリなヘッジトリマーを見つけて下さいね。