
シュレッダーの正しい捨て方・処分方法は?買取相場や賢く売る方法も紹介
家庭やオフィスで活躍するシュレッダーですが、故障したり買い替えたりすると処分方法に悩むことも多いでしょう。不燃ごみとして捨てるのか、リサイクルできるのか、正しい処分方法を知らないと余計な手間や費用がかかることもあります。実は、シュレッダーは自治体のルールに従って適切に処分するだけでなく、買取やリサイクルを活用することでお得に手放すことも可能です。本記事では、シュレッダーの適切な処分方法や捨て方、さらに買取相場や高く売るコツについて詳しく解説します。使わなくなったシュレッダーを無駄にせず、賢く手放す方法を知りたい方はぜひ参考にしてください。
2025年03月19日更新
目次
シュレッダーの正しい捨て方
出典;PIXTA
ゴミとして処分する
シュレッダーの処分方法には、不燃ごみや粗大ごみとして自治体に出す方法のほか、家電量販店の回収サービスや買取を利用する選択肢もあります。まだ使えるものなら、リサイクルショップやフリマアプリを活用すればお得に手放せる可能性もあります。処分の際は、自分に合った方法を選び、環境負荷を減らしながら無駄なく手放すことが大切です。本記事で紹介した方法を参考に、シュレッダーを賢く処分し、スペースを有効活用しましょう。
手動シュレッダーは不燃ゴミ
手動シュレッダーを処分する際は、自治体のゴミ分別ルールを確認することが大切です。一般的に、1辺が30cm以下の小型タイプは不燃ごみとして処分できますが、大型のものは粗大ごみに分類される可能性があります。また、処分前にはシュレッダー内に紙くずが残っていないか確認し、完全に取り除いてから捨てるのがポイントです。しかし、まだ使えるシュレッダーなら、不用品買取業者やフリマアプリを活用することで、処分費用をかけずに売却できる可能性があります。処分を検討する前に、買取価格をチェックし、少しでもお得に手放せる方法を探してみましょう。
電動シュレッダーは小型家電回収ボックスへ
電動シュレッダーの処分方法はサイズによって異なります。長辺が30cm未満の小型タイプなら、小型家電回収ボックスに投函することで無料で処分可能です。これらの回収ボックスは公共施設や家電量販店に設置されていますが、利用条件が異なるため事前確認が必要です。一方、30cm以上の大型シュレッダーは粗大ごみ扱いとなり、自治体によって400円〜1200円程度の処分費用がかかります。ただし、新しいシュレッダーに買い替える場合、購入店の下取りサービスを利用すれば無料で引き取ってもらえることもあります。処分前に買取価格をチェックし、売却できるか検討すると、よりお得に手放せるかもしれません。
家庭用でも一辺30cmを超えるサイズは粗大ごみへ
家庭用シュレッダーのうち、一辺が30cmを超えるものは多くの自治体で粗大ごみとして扱われます。処分する際は、まず自治体のウェブサイトや電話で回収を申し込み、必要に応じて粗大ごみ処理券を購入し、受付番号を記入します。指定された回収日に、指示された場所へ搬出すれば完了です。処理費用は自治体によって異なりますが、一般的に500円〜1,200円程度かかります。また、回収前にシュレッダー内の紙くずを取り除き、可燃ごみとして分別することも忘れずに行いましょう。処分費用をかけたくない場合は、買取業者やフリマアプリを活用し、売却を検討するのも賢い選択です。
リサイクルショップに持ち込む
シュレッダーをリサイクルショップで売る場合、比較的新しく状態の良い製品が買取対象となります。特に業務用の高性能タイプや人気メーカー品は需要が高く、買取価格の相場は2,000円〜10,000円程度です。高く売れるシュレッダーの特徴として、裁断スピードの速さ、大容量のゴミ箱、A3用紙対応、セキュリティ性の高いカット技法などが挙げられます。人気メーカーには明光商会、アスカ、ナカバヤシ、コクヨ、アイリスオーヤマ、アコ・ブランズ・ジャパンなどがあります。高価買取を狙うなら、付属品や外箱を揃え、清掃してから査定に出すのがポイントです。もし買取不可の場合でも、多くのリサイクルショップでは無料引取サービスを提供しているため、処分の手間を省くことができます。
買い替えの際に販売店の引き取りサービスを利用する
シュレッダーを買い替える際は、家電量販店や販売店の引き取りサービスを活用すると、手間をかけずに処分できます。ヤマダ電機では小型家電回収サービスを有料(約1,100円〜2,200円)で提供しており、ノジマでは同等商品を購入した場合に限り無料で引き取るサービスがあります。店舗によって料金や条件が異なるため、事前確認が必要です。さらに、一部の販売店では出張回収や宅配リサイクルのオプションも利用可能です。また、サンワサプライのように、新しいシュレッダーの開梱・設置と同時に古い機器を回収するメーカーサービスもあります。購入時に引き取りサービスを利用すれば、運搬の手間を省きつつ、効率的に処分できます。環境に配慮しながらスムーズに買い替えを進めましょう。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者への依頼は、業務用シュレッダーや大量の不用品をまとめて処分したい場合に便利な方法です。シュレッダー以外の不要品も同時に回収してもらえるため、効率的に処分できます。回収費用は通常5,500円〜で、品目や回収量に応じて変動します。業者は指定日時に訪問し、重い機器も搬出してくれるため、運び出しの手間を省けるのも大きなメリットです。さらに、一部の業者では買取査定も行っており、状態が良ければ処分費用を抑えられる可能性があります。ただし、業者を選ぶ際は、許可証の有無や料金の透明性を確認し、信頼できる業者を利用することが重要です。特に機密文書の処理が必要な場合は、Pマーク取得業者などセキュリティ対策が万全な業者を選びましょう。
法人用・業務用シュレッダーを廃棄する場合は産業廃棄物処理施設
法人用・業務用シュレッダーは産業廃棄物に分類されるため、自治体の一般廃棄物回収では処分できません。適切に処分するには、廃棄物処理法に基づき、認可された産業廃棄物処理施設に持ち込む必要があります。特に、建設業や印刷業など特定の業種から排出されるシュレッダーごみは、産業廃棄物として処理しなければなりません。処分方法としては、産業廃棄物センターへ直接持ち込む、認可業者に回収を依頼する、不用品回収業者を利用するなどの選択肢があります。ただし、業者を利用する場合は適切な許可を持つか確認することが重要です。処分費用や手続きは地域によって異なるため、事前に自治体や処理施設に確認しましょう。適切な方法で処理することで、法令遵守と環境保護を両立できます。
シュレッダー廃棄処分の費用相場は?
p class=”img_copy”>出典;PIXTA
シュレッダーの廃棄処分費用は、処分方法やサイズによって異なります。30cm未満の小型シュレッダーなら自治体の不燃ごみとして無料または数百円で処分可能ですが、30cm以上の大型シュレッダーは粗大ごみ扱いとなり、400円〜1,200円程度の費用がかかります。家電量販店の回収サービスを利用すると1,000円〜3,000円程度、不用品回収業者に依頼すると5,000円〜20,000円程度が相場です。法人用の業務用シュレッダーは産業廃棄物として処理する必要があり、費用は10,000円〜30,000円程度になります。ただし、リサイクルショップでの買取やフリマアプリを活用すれば、費用をかけずに手放すことも可能です。さらに、新しいシュレッダーを購入する際に販売店の下取りサービスを利用すれば、無料で処分できる場合もあります。処分費用を抑えるためには、小型家電リサイクルボックスの活用や、買取可能な業者を事前にチェックすることがポイントです。
シュレッダーの買取の人気メーカー・モデルと買取価格相場
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明光商会のシュレッダー買取
明光商会は、シュレッダー業界をリードするメーカーの一つで、特に業務用シュレッダーが高額買取されることが多いです。例えば、MSV-D31CはA3用紙を1分に160枚裁断する高速性能を持ち、60,000円から70,000円の高額査定が期待できます。また、コンパクトなモデルでも30,000円から35,000円程度の査定が得られるため、将来的な売却や買い替えを考える際にもおすすめです。
商品名 | 買取参考価格 |
---|---|
MSV-D26C | 約50,000円〜約80,000円 |
MSR-20CM | 約30,000円〜約60,000円 |
MSE-14MC | 約20,000円〜約40,000円 |
MSE-17C | 約15,000円〜約35,000円 |
MSR-17MCM | 約40,000円〜約70,000円 |
MSR-25CM | 約35,000円〜約65,000円 |
MSR-15MCM | 約30,000円〜約60,000円 |
MSR-20CM | 約25,000円〜約55,000円 |
MS-F70P | 約60,000円〜約90,000円 |
MS-F80P | 約70,000円〜約100,000円 |
コクヨのシュレッダー買取
コクヨは、業務用から家庭用まで幅広いシュレッダーを提供しており、高額買取が期待できます。特に、A3用紙をスピーディに処理できるKPS-X430は40,000円を超える高額査定実績があります。一方、デスクサイドに設置するコンパクトモデルは5,000円から6,000円程度の査定が一般的です。
商品名 | 買取参考価格 |
---|---|
シュレッダー KPS-X120W | 約15,000円〜約25,000円 |
シュレッダー KPS-X200W | 約20,000円〜約35,000円 |
シュレッダー KPS-MX100 | 約10,000円〜約20,000円 |
シュレッダー KPS-MX200 | 約18,000円〜約30,000円 |
シュレッダー KPS-X100W | 約12,000円〜約22,000円 |
シュレッダー KPS-X150W | 約17,000円〜約28,000円 |
シュレッダー KPS-MX150 | 約14,000円〜約24,000円 |
シュレッダー KPS-X250W | 約25,000円〜約40,000円 |
シュレッダー KPS-MX250 | 約22,000円〜約35,000円 |
シュレッダー KPS-X300W | 約30,000円〜約50,000円 |
アイリスオーヤマのシュレッダー買取
アイリスオーヤマは、静音性や高性能を兼ね備えたシュレッダーを多く提供しており、特に静音モデルのAFS150HC-Hは高額買取が期待できます。また、PLA11HやTS1501などのモデルも5,000円以上の査定が得られることがあります。リセールバリュー重視でシュレッダーを購入する際にもおすすめです。
商品名 | 買取参考価格 |
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シュレッダー P5GCX | 約3,000円〜約5,000円 |
シュレッダー P8HCS | 約4,000円〜約6,000円 |
シュレッダー P10HCS | 約5,000円〜約7,000円 |
シュレッダー P5HCS | 約3,500円〜約5,500円 |
シュレッダー P6HC | 約4,500円〜約6,500円 |
シュレッダー P7HC | 約5,000円〜約7,000円 |
シュレッダー P8HC | 約5,500円〜約7,500円 |
シュレッダー P9HC | 約6,000円〜約8,000円 |
シュレッダー P10HC | 約6,500円〜約8,500円 |
シュレッダー P11HC | 約7,000円〜約9,000円 |
フェローズのシュレッダー買取
フェローズは、セキュリティ性の高いマイクロカットを実現するシュレッダーで知られています。特にB-15HMはデザイン性も高く、35,000円から38,000円程度の高額査定が期待できます[1]。一方、最大8~12枚程度の裁断しかできないモデルは3,500円から5,000円程度で買い取られます。
商品名 | 買取参考価格 |
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フェローズ シュレッダー 99Ci | 約10,000円〜約15,000円 |
フェローズ シュレッダー 79Ci | 約8,000円〜約12,000円 |
フェローズ シュレッダー 62MC | 約7,000円〜約10,000円 |
フェローズ シュレッダー 450M | 約12,000円〜約18,000円 |
フェローズ シュレッダー 125Ci | 約15,000円〜約22,000円 |
フェローズ シュレッダー 225Mi | 約20,000円〜約28,000円 |
フェローズ シュレッダー 90S | 約9,000円〜約13,000円 |
フェローズ シュレッダー 99Ms | 約14,000円〜約20,000円 |
フェローズ シュレッダー 46Ms | 約6,000円〜約9,000円 |
フェローズ シュレッダー AutoMax 100M | 約13,000円〜約19,000円 |
ナカバヤシのシュレッダー買取
ナカバヤシは、業務用から家庭用までバランスよくシュレッダーを開発しています。特に76リットルのゴミ箱を備えたSX-406CRは、5年以上前に製造されたものとしても30,000円から50,000円の高額査定が可能です[。一方、SOHOや家庭向けのパーソナルシュレッダーは4,000円から5,000円程度で買い取られます。
商品名 | 買取参考価格 |
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シュレッダー NSE-T06W | 約5,000円〜約8,000円 |
シュレッダー NSE-106CW | 約6,000円〜約9,000円 |
シュレッダー NSE-207CW | 約7,000円〜約10,000円 |
シュレッダー NSE-307CW | 約8,000円〜約12,000円 |
シュレッダー NSE-407CW | 約9,000円〜約13,000円 |
シュレッダー NSE-507CW | 約10,000円〜約15,000円 |
シュレッダー NSE-607CW | 約11,000円〜約16,000円 |
シュレッダー NSE-707CW | 約12,000円〜約18,000円 |
シュレッダー NSE-807CW | 約13,000円〜約20,000円 |
シュレッダー NSE-907CW | 約14,000円〜約22,000円 |
シュレッダーを賢く処分しよう
シュレッダーの処分方法には、不燃ごみや粗大ごみとして自治体に出す方法のほか、家電量販店の回収サービスや買取を利用する選択肢もあります。まだ使えるものなら、リサイクルショップやフリマアプリを活用すればお得に手放せる可能性もあります。処分の際は、自分に合った方法を選び、環境負荷を減らしながら無駄なく手放すことが大切です。本記事で紹介した方法を参考に、シュレッダーを賢く処分し、スペースを有効活用しましょう。