目次
クッションフロアとは?
クッション性が高いビニール系シートの床材でDIYでも敷くことができる
クッションフロアは厚さ1.8mm~3.5mmの塩化ビニール素材で作られるシート状の床材で、だれでも手軽に扱えることからDIYでも人気の材料です。建築業界ではクッションフロアを略して「CF」と呼ぶこともあります。クッションフロアは 塩化ビニール素材でできているため、防水性に優れており、キッチンや洗面所といった水回りでも安心して使うことができます。またクッション性があるので、キッチンでお皿などを落としても割れにくいといった特徴があります。
クッションフロアの選び方
掃除の頻度をもとに色・デザインを選ぶ
クッションフロアと言っても色々な商品があるのでどれを選んだら良いのか悩んでしまいますよね。クッションフロアを選ぶ時は、掃除の頻度をもとに色やデザインを選ぶようにしましょう。水回りで使うと汚れやすいので頻繁に掃除ができない場合は、汚れが目立ちにくいものがおすすめです。デザインも木目柄やタイル柄、大理石のようなマーブル柄など色々あります。薄い色合いのものは部屋全体を明るく保つことができますが、汚れが目立ちやすいのでこまめに掃除をする必要があります。
凹凸の有無
クッションフロアには表面に凹凸の付いたデザインの物もあります。立体感があり一見きれいですが、この凹凸部分に汚れが溜まりやすいのが欠点です。たとえば油汚れなどが気になるキッチンで使う場合は、汚れを簡単に拭き取ることができるデザインのクッションフロアを選ぶように心がけたいですね。凹凸のあるデザインだと、クイックルワイパーのような表面を拭き取るだけの掃除では汚れをきちんと取り除くことができません。凹凸のあるデザインを選ぶのであれば、こまめにお手入れするようにしましょう。
柄パターンのサイズ
インターネットやカタログなどで商品を選ぶと、実際にその柄やパターンはどんなサイズなのかわかりにくいこともあります。できれば実物を手にしてチェックしたいですね。可能であれば大判サンプルを手に入れると安心です。実際に使いたい場所にサンプルを当ててイメージしてみると、写真で見るのとは違った印象を受けるかもしれません。小さな柄やパターンのものだと目地に汚れが溜まりやすいこともあります。大きめの柄やパターンだと目地の汚れが目立ちにくいので、どの場所で使うのかによって柄やパターンのサイズを選んでみて下さい。
インテリアの方向性を床で作る
クッションフロアを選ぶ時は、どの場所のインテリアについても意識したいですね。たとえば北欧風やナチュラル、カントリーテイストのインテリアであれば木目調のクッションフロアがおすすめです。部屋を広く見せたいのであれば色が薄いものを選ぶと、視覚的に広く感じることができます。モダンもしくはクラシックなテイストのインテリアであれば、大理石調のマーブル柄やシックな色合いのタイル柄などがおすすめです。床に濃い色を選び、壁や天井が明るい色だと天井が高く感じる効果があります。インテリアの方向性を元に、どんなクッションフロアが良いのか検討してみましょう。
クッションフロアのおすすめブランド・メーカー
サンゲツのクッションフロアの特徴
サンゲツにはシンプルな木目調のクッションフロアからフレンチアンティークスタイルのクッションフロアまで、様々なデザインが豊富にそろっています。カーテン、壁紙、床材などを総合的に扱っている大手老舗メーカーだけあり、そのクオリティには定評があります。住宅用と土足用などニーズに分けたラインナップもあり、長く愛用できるクッションフロアを探しているのであればサンゲツがおすすめです。
ニトリのクッションフロアの特徴
お得な価格で質の良い家具やインテリア雑貨を取り扱っているニトリにもクッションフロアがあります。ニトリの公式サイトでは壁紙やウォールペーパーに分類されていますが、床材として使うこともできます。耐水性耐熱性に優れた商品も多く揃っているのでチェックしてみて下さいね。ニトリであればデザイン性に富んだクッションフロアをお手頃価格で手に入れることができますよ。
クッションフロアのおすすめ人気ランキング9選
ここからはクッションフロアのおすすめ商品をランキング形式でご紹介いたします。選び方を参考にしながらぜひ、お気に入りのクッションフロアを見つけてみてくださいね!
第9位:ニトリ 簡単にプチリフォームができる厚み1cmのドリームクッションレンガ3枚セット
6層構造でしっかりとした厚みのあるクレンガ調のクッションシート。防音、衝撃緩和、保温効果があるので機能性にも富んでいます。汚れたら水拭きできれいにできるので毎日のお手入れも簡単です。3枚セットなので気になる部分にポイント的に使用するのもよいですね。
第8位:サンゲツ 住宅用クッションフロア オーク
まるで本物のオーク材を使っているかのような印象のクッションフロアは、そこに敷くだけで高級感たっぷりです。温かみのある木目なのでナチュラル系インテリアとの相性もばっちりです。抗菌効果があるので、素足で歩いても安心ですね。
第7位:サンゲツ 住宅用クッションフロア WOOD
そのリアルな木目調のデザインがおしゃれな印象です。シャビ―アッシュカラーであれば、白っぽい色をベースにしたインテリアとの相性が良さそうです。もう一つの暗めの色はクラッシックテイストのインテリアにも合いそうです。
第6位:ニトリ 簡単DIYリフォームができる木目パネルタイプクッションシート
まるでそこに木目パネルを貼っているかのような印象のクッションシートは、10㎝ごとに簡単にサイズ調節ができるので便利です。5色展開しているのでインテリアに合ったカラーを選んでみましょう。簡単にDIYできるのは嬉しいですね。
第5位:サンゲツ 住宅用クッションフロア WOOD マーリ
優しいニュアンスカラーの木目調タイルを敷き詰めたかのようなクッションフロアは、インテリアを品よく格上げしてくれます。施行するときは柄の方向性に注意したいですね。無料サンプルがあるのでまずはそちらを手に取って確認してみましょう。
第4位:サンゲツ 住宅用クッションフロア WOOD ヘリンボーン
V字に木がはめ込まれているかのようなおしゃれなデザインのクッションフロア。施行する時は木目の向きに注意しましょう。目地に立体感があるのでまるで本物の木板を並べているように見えます。床が温かく優しい印象に仕上がります。
第3位:ニトリ 簡単DIYリフォームができるタイルタイプクッションシート Wave
立体的なデザインのタイルタイプのクッションシートはコンパクトなサイズなので、施行するときに扱いやすいのが魅力です。必要な場所のサイズを測り、ニーズに合った枚数を購入したいですね。汚れても拭くだけで簡単にお手入れできます。
第2位:サンゲツ 住宅用クッションフロア STONE アクセントマーブル
モダンなインテリアとの相性もよさそうなアクセントマーブル柄は、スッキリとした中にも個性が光るクッションフロア。まるで高級ホテルのフロアのようなインテリアに仕上げることができます。シックな部屋にぴったりです。
第1位:サンゲツ 住宅用クッションフロア WOOD クラフトウッド
ざっくりとした木目長が美しいクッションフロアはこだわりのデザイン。ベージュと濃いグレーの2色展開で、どちらの色を選ぶのかによってもインテリアの印象が左右されます。まずは無料サンプルを請求して手に取ってみましょう。
クッションフロアの掃除方法
クッションフロアは塩化ビニール素材で作られているため、水に強く、濡れてもサッとふき取るだけで良いのが一番のメリットです。しかし、いくら耐久性が強いからといっても、長い間使っていたり、掃除をしないで時間が経ってしまったりすると、頑固な汚れやカビの原因になってしまいます。
頑固な汚れには薄めた中性洗剤で拭き取る
長い間クッションフロアを使用していると、黄ばみ、油汚れ、黒ずみ、カビなどが発生することもあります。水拭きしても落ちない場合は、薄めた中性洗剤を使って拭くと汚れが落ちます。
洗剤は汚れを落とす力が強いほど素材へのダメージも大きいので、水か中性洗剤を使うことであまり傷付けずにお掃除することができるでしょう。
水拭きや中性洗剤で落ちない頑固な汚れの掃除方法
だいたいの汚れは中性洗剤で拭き取ることができますが、それでも落ちない汚れについては汚れの性質に合わせて洗剤を使用します。
汚れの種類 | 油汚れ、黒ずみ | 頑固な黒ずみ | 黄ばみ | カビ |
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洗剤 | アルカリ性洗剤 重曹 セスキ炭酸ソーダ アルカリ電解水スプレー |
オキシクリーン(酸素系漂白剤) 重曹+洗濯洗剤 |
酸性のクエン酸 | アルコール除菌スプレー(消毒用エタノール) |
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クッションフロアでおしゃれな空間を
今回はクッションフロアについてご紹介しましたが、いかがでしたか。サンゲツやニトリにもおしゃれなクッションフロアがたくさんあります。クッションフロアがあれば床を傷から守り、足元から快適な生活を送ることができますね。まずは施行したい箇所のインテリアをどんな風にしたいのかよく検討し、イメージに合ったものを選びたいですね。お気に入りのクッションフロアを手に入れて、床の模様替えを楽しんでみましょう。