2024年02月01日更新

うなぎ包丁のおすすめ人気ランキング10選!4種類の型や選び方なども紹介

うなぎといえば関東の背開き、関西の腹開きなど地域によりさばき方が異なります。そのため、ウナギ包丁の形状にも種類があります。そこで今回は、おすすめのうなぎ包丁をランキング形式でご紹介します。併せて、うなぎ包丁の種類はもちろん選び方や使い方、代用品の有無などをまとめているので、ぜひご覧ください。
企画・制作:monocow編集部
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うなぎ包丁とは?


うなぎ包丁は、刃渡りが長くなっているうなぎを捌くことに特化した包丁です。角度が浅く、切れ口がきれいに仕上がっています。ぬめりがあり骨が硬いため捌くのが難しいうなぎですが、うなぎを捌くために特化したうなぎ包丁を使用すれば、一気に捌けるのでうなぎの料理人に欠かせません。釣りが趣味の方で釣ってきたうなぎを自分で捌きたい方は、うなぎ包丁を準備しておくと、自宅で本格的なうなぎ料理を楽しめます。

うなぎ包丁の魅力

うなぎ包丁はうなぎを捌くために特化した包丁で持っていると便利ですが、たまにしか使用しないのであれば自宅にある出刃包丁などで代用できます。薄くて切れ味が良いうなぎ包丁は、骨までしっかり切れるように作られています。そのため、代用品を使用する場合は、事前にしっかり包丁を研いで切れ味を良くしてから使用するようにしましょう。

うなぎ包丁の代用品

うなぎ包丁はうなぎを捌くために特化した包丁で持っていると便利ですが、たまにしか使用しないのであれば自宅にある出刃包丁などで代用可能です。うなぎ包丁は薄くて切れ味が良いため、うなぎの骨までしっかり切れるように作られています。そのため、自宅にある包丁でうなぎを捌く際は、事前にしっかり包丁を研いで切れ味を良くしてから使用するようにしましょう。

うなぎ包丁の種類

関東型うなぎ包丁(江戸裂き)


関東型うなぎ包丁、別名「江戸裂き」は、その独特な特徴で知られています。関東地方では、うなぎを背開きにして捌く伝統があり、この方法は侍の切腹を連想させる腹開きを避けるために生まれました。この背開きのために、江戸型うなぎ包丁にはうなぎの背を開くための刃と、頭を落とすための刃の二つが備わっているのが最大の特徴です。これにより、うなぎを捌く際に必要な工程を効率的かつ適切に行うことができます。関東型うなぎ包丁は、うなぎ料理の伝統と技術の粋を集めた、特別な包丁と言えるでしょう。

大阪型うなぎ包丁(大阪裂き)


大阪型うなぎ裂きは、関西地方の伝統的なうなぎの捌き方を反映したシンプルな形状をしています。関東と異なり、大阪ではうなぎを腹開きにするのが一般的です。この腹開きは、背開きよりも技術が要求され、熟練の技術が必要とされます。そのため、大阪型のうなぎ裂き包丁はうなぎを腹開きに捌くことに特化したシンプルなデザインをしています。大阪が商人の街として知られることから、「腹を割って話す」という表現にちなんで、腹開きが選ばれたとされています。この包丁は、大阪の文化と料理の伝統を色濃く反映していると言えるでしょう。

京型うなぎ包丁(京裂き)


京型うなぎ包丁、別名「京裂き」は、その独特な形状で知られています。京都で使用されるこの包丁は、うなぎを捌く際に特有の工程に対応するために特化されたデザインを持っています。一目でわかる特徴は、刃の峰側が極端に厚くなっていることです。この特殊な形状は、うなぎを捌く際に目打ちを打つ作業を容易にするために考案されました。京型うなぎ包丁は、京都の料理文化と技術の結晶であり、その独特な形状はうなぎ料理における繊細な技術を反映しています。

名古屋型うなぎ包丁(名古屋裂き)


名古屋型うなぎ包丁、通称「名古屋裂き」は、中部地方、特に名古屋周辺で使用される特有の包丁です。この包丁の最大の特徴は、小型で幅が細いことによる取り回しの良さです。小さめのサイズでありながら、刃は鈍角な刃付けがされており、これにより荒い使い方をしても刃こぼれしにくくなっています。この包丁は、細かく繊細な作業に適しており、名古屋地方のうなぎ料理の伝統や技術を反映した設計になっています。使いやすさと耐久性を兼ね備えた名古屋型うなぎ包丁は、プロの料理人にも愛用されています。

うなぎ包丁の選び方

種類で選ぶ

うなぎ包丁には、関東型・大阪型・京型・名古屋型と4種類あるため、自宅で捌く際は使い勝手の良いタイプを選ぶことが重要。また、背開きにするなら「関東型」、腹開きにするなら「大阪型」、スムーズにうなぎを捌きたいのなら「京型」、細かく捌きたい場合は「名古屋型」がおすすめです。用途に合わせて選ぶことで、きれいにうなぎを捌けるでしょう。

価格で選ぶ

うなぎ包丁は型や素材で価格が異なるため、予算に合わせて選ぶようにしましょう。また、うなぎをどのように捌くのかによって選ぶ型が異なるため、まずは型を選び、用途にマッチしたうなぎ包丁を見つけたら、素材をチェックしてください。素材により耐久性が異なるので、うなぎを捌く頻度が多い方や長く使用したい方は、素材にこだわるのがおすすめです。最後に予算に合うアイテムを絞り出すことで、自分の納得できるうなぎ包丁を見つけられます。

素材で選ぶ

うなぎ包丁の素材は、大きく分けて「白鋼」「青鋼」「玉鋼」の3種類。白鋼は、比較的リーズナブルで研ぎやすいという特徴があります。家庭で使用するうなぎ包丁に最適な素材です。青鋼は、白鋼よりも高価なタイプで、耐久性が高く長く愛用できます。玉鋼は、日本刀に良く使用される純粋な鋼です。自宅で釣ってきたうなぎを捌くなら、素材に白鋼を使用しているうなぎ包丁を選ぶと良いでしょう。

うなぎ包丁のおすすめ人気ランキング10選

ここからはうなぎ包丁のおすすめ商品をランキング形式でご紹介いたします。選び方を参考にしながらぜひ、お気に入りのうなぎ包丁を見つけてみてくださいね!

第10位:河村刃物 堺 菊守 極上 うなぎ裂庖丁 京裂


独特な形状の京型のうなぎ包丁は、刃の峰側が極端に厚くなっているのが特長です。そのため、目打ち(うなぎをまな板に固定する道具)を使う際にとても便利。刃の硬度が高く切れ味が鋭いため、腹開きでスムーズに捌けます。初心者にとっては高価なアイテムですが、スペシャル感があり持っているだけでテンションが上がります。京型のうなぎ包丁をお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。

第9位:和包丁 神田上作 江戸裂 22.5cm


カンダ 白ニ鋼 本露研 水牛桂柄 和包丁は、シンプルな形で上品さを兼ね備えたタイプ。高価格帯の本格派のうなぎ包丁は、極上の刃でうなぎのほか、アナゴを捌くのにも対応しています。長さが22.5cmあり、柄の部分に天然木を使用し、継ぎ目がしっかりしているので長時間握っていても疲れません。頻繁にうなぎやアナゴを捌く機会のある方や本格的な道具を揃えたいと思っている方におすすめのアイテムです。

第8位:昭三作 関東型 ウナギ割り 磨き


金物の町として知られる三木(播州三木)の職人によって鋳造された本格的な関東型のウナギ包丁。硬度と粘性が高く、鋭い切れ味が長く続くタイプで、サイズは約16.5cmと約18cmの2サイズ用意されています。手の大きさによってサイズを選べるので、使い勝手が良いと評判です。磨き上げによる表面の輝きが特徴的で、使い込むほどに切れ味が良くなり、劣化を気にせず使用できます。うなぎの硬い骨もスパッとストレスなく切れるため、本格的な関東型のうなぎ包丁をお探しの方に向いています。

第7位:正本総本店 本霞・玉白鋼 鰻サキ庖丁


正本総本店 本霞 玉白鋼 鰻サキ庖丁は、長さ18cmで柄の部分が短いのが特長的。関東型のうなぎ包丁は、重量190gと程よく安定感があり、コンパクトサイズで女性でも手軽に使えます。玉鋼にやわらかい庖丁鉄をかぶせているため、切り口鮮やかで鋭い切れ味を持っていることから、硬い骨を持つうなぎを捌くときもストレスフリー。気になる価格は50,000円台と高めの設定になっていますが、本格的なうなぎ包丁をお探しの方にピッタリです。

第6位:河村刃物 堺 菊守 極上 うなぎ裂庖丁 大阪裂


腹開きに適した大阪型のうなぎ包丁は、シンプルかつコンパクトな形状が特長的です。持ち運びしやすいタイプなので、自宅はもちろん屋外でも使いやすいのが多くの方に支持されているポイント。絵のついていないうなぎ包丁ですが、穴が開いていて自分の好みの柄をつけることも可能です。そのため、オリジナルの包丁が欲しい方にぴったり。価格はやや高めですが、大阪型のうなぎ包丁をお探しの方におすすめです。

第5位:兼松作 日本鋼 江戸さき庖丁


兼松作 江戸さき庖丁は、日本刀と同じ手法で作られたうなぎ包丁です。分厚く頑丈な作りでの包丁は、気持ちの良いほどスパッと切れるのが最大の魅力。安来鋼という研ぎやすい素材を使用していることから、切れ味の良い状態で長く愛用できます。また、重量が320gあり、安定感のある握り心地で使い勝手の良さが人気です。先端の造作が優れているため、うなぎ以外の魚も簡単に捌けるところがポイント。

第4位:遠藤商事 業務用 雪藤 うなぎさき


1951年創業のホテル・レストラン向けのキッチン用品ブランドとして注目されている遠藤商事が販売している「雪藤 うなぎさき」。70gと軽く手握りやすい名古屋型のうなぎ包丁は、長時間握っていても疲れにくいのが特長です。長さが約19.5cmと長く、切れ味の鋭い白鋼が使われていて、硬い骨のあるうなぎをスムーズに捌けます。シンプルな形状で収納場所にも困りません。また、掌にしっかりフィットするので刃を研ぎやすく、長期間にわたって使い続けられます。

第3位:江戸菊水 ウナギ裂き 細型 105mm


関東型のうなぎ包丁と表面が滑らかになるまで磨き込んだ錆に強い目打ちがセットになったタイプ。美しいフォルムのうなぎ包丁と目打ちのセットは、7,000円台というリーズナブルな価格も見逃せません。刃の上部の角丸形状が使いやすく、細型で収納場所にも困らないため、初心者におすすめです。自分用はもちろん、自宅でうなぎを捌く機会の多い友人へのギフトにも向いています。

第2位:江戸菊水 ウナギ裂き 細型 黒打


切れ味鋭い片刃のうなぎ包丁は、骨の硬いうなぎを捌くため峰の部分が分厚く、耐久性に優れています。また、峰(刃の後ろ側)の先が丸くなっているため、やわらかいうなぎの身を傷つけにくいのが特長。長さが21.8cmと小型で絵の幅が細いため、手の小さな方も使いやすいです。うなぎの身を傷つけにくく小型のうなぎ包丁をお探しの方におすすめのタイプです。

第1位:河村刃物 堺 菊守 極上 うなぎ裂庖丁


川村刃物 堺 菊守極上うなぎ裂庖丁は、大阪型のうなぎ包丁です。うなぎの腹開きに適した白鋼タイプで使い勝手が良く、自宅でうなぎを捌く機会の多い方に向いています。うなぎ屋さんでも使用している本格派の気になる価格も20,000円以下とうなぎ包丁としてはリーズナブルで、初めての方も購入しやすい点が魅力です。

うなぎ包丁の売れ筋ランキングもチェック!

なおご参考までに、うなぎ包丁のAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。

うなぎ包丁

いかがでしたでしょうか?今回はおすすめのウナギ包丁をランキング形式で紹介しました。うなぎ包丁には、関東型・大阪型・京型・名古屋型と4つの種類があり、自宅で手軽にうなぎを捌ける魅力的なアイテムです。お気に入りのウナギ包丁を1つ持っていると、釣ってきたうなぎを自宅で捌けるため、家族みんなで捌きたての新鮮なうなぎ料理を楽しめます。ぜひ、この機会に自分の理想とするうなぎ包丁を見つけてみてください。

この記事の商品一覧

河村刃物 堺 菊守 極上 うなぎ裂庖丁 京裂
河村刃物 堺 菊守 極上 うなぎ裂庖丁 京裂
和包丁 神田上作 江戸裂 22.5cm
和包丁 神田上作 江戸裂 22.5cm
昭三作 関東型 ウナギ割り 磨き
昭三作 関東型 ウナギ割り 磨き
正本総本店 本霞・玉白鋼 鰻サキ庖丁
正本総本店 本霞・玉白鋼 鰻サキ庖丁
河村刃物 堺 菊守 極上 うなぎ裂庖丁 大阪裂
河村刃物 堺 菊守 極上 うなぎ裂庖丁 大阪裂
兼松作 日本鋼 江戸さき庖丁
兼松作 日本鋼 江戸さき庖丁
遠藤商事 業務用 雪藤 うなぎさき
遠藤商事 業務用 雪藤 うなぎさき
江戸菊水 ウナギ裂き 細型 105mm
江戸菊水 ウナギ裂き 細型 105mm
江戸菊水 ウナギ裂き 細型 黒打
江戸菊水 ウナギ裂き 細型 黒打
河村刃物 堺 菊守 極上 うなぎ裂庖丁
河村刃物 堺 菊守 極上 うなぎ裂庖丁
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