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菜箸とは?
菜箸とは、料理を作るときや盛りつけるときに用いる箸を意味しており、 竹製のものが多く、ふつうの箸よりも1.5~2.5倍の長さがあるとされています。 食材をつまんだときに滑り落ちないよう先端に滑り止め加工がされているものや、防カビ加工が施されているものなどがあります。菜箸によってはピンセットのように柄の先がつながっているものもあります。
菜箸の由来は?
菜箸の「菜」はお数を意味しており、野菜のことではありません。菜箸は、煮物やてんぷらなどといった料理で使うときに、手が熱くならないようにと発案されたため、柄が普通の箸よりも長くなっています。中国料理や懐石料理などで取り分けるときに使われる箸も菜箸の一種ですが、場面によっては「取り箸」と呼ばれることもあります。
菜箸の選び方
長さで選ぶ
菜箸はその長さもいろいろです。菜箸を選ぶときは用途に合わせた長さのものを選ぶようにしましょう。一般的によく使われている菜箸の長さは30cm程度ですが、揚げ物や炒め物に使うなら、油が手にはねないよう、長めの菜箸を選ぶようにしましょう。揚げ物専用の菜箸の場合、35cm以上のものもあります。盛り付けに使うのであれば、短めの菜箸の方が使いやすいです。用途に合わせ、いろいろな長さの菜箸をそろえておくのもよいでしょう。
素材で選ぶ
菜箸は竹製やナイロン製、シリコン製、ステンレス製などその素材もさまざまです。竹製の菜箸は軽くて使いやすいのが魅力ですが、先端に塗装がされていないものの場合、そこからカビが生えてしまうこともあります。シリコン製は滑りにくく、食材がつかみやすい上に鍋やフライパンを傷つけないというメリットがあるものの、耐熱温度が低いと先端が溶けてしまうので要注意ですナイロン製はお手頃価格で使いやすい商品が多いものの、熱に弱く、揚げ物や炒め物などに使えないことも多々あります。ステンレス製は丈夫で長持ちする反面、鍋やフライパンの表面を傷つけてしまう可能性があります。
機能性で選ぶ
菜箸はただの長い箸だと思われる方もいるかもしれませんが、最近は機能性に優れた菜箸も登場しています。先端がスプーン状になっており味見に便利な作りになっていたり、箸置きが付いていたり、温度計機能がついていたりなどさまざまです。柄の先でスマホ操作ができるものもあります。一つで何役もこなす菜箸であれば、そろえなければいけない調理器具の数も少なくて済みますし、便利です。ニーズに合った機能を持った菜箸を探してみましょう。
菜箸のおすすめブランド・メーカーは?
無印の菜箸
無印には長さ30cmの竹箸とシリコン製の菜箸があります。竹箸は税込み150円と安価なので、汚れたり傷んだりしたら気軽に買い換えられるのも魅力の一つです。シリコン製の菜箸は黒なので、食品による着色も気にせず長く使えることでしょう。
セリアの菜箸
セリアの「シリコンクック菜箸」の評判を聞いたことがある方もいるでしょう。「つかみ、刺す、混ぜる、味付け、味見」の5役をこなす優秀な菜箸で、柄の先には小さじ1杯分のスプーンとフォークがついており、箸をひっくり返すだけで菜箸以外の仕事もしてくれるので、使い勝手が良いと評判の商品です。
ニトリの菜箸
ニトリには竹やシリコンでできた菜箸がそろっており、価格も税込99円から798円と幅広いので、ニーズに合った商品が見つけやすいのが魅力です。毎日の料理を少しでも楽しくしたい方には可愛い柄の菜箸もあります。好みの菜箸を見つけてみましょう。
菜箸のおすすめ人気ランキング10選
ここからは菜箸のおすすめ商品をランキング形式でご紹介いたします。選び方を参考にしながらぜひ、お気に入りの菜箸を見つけてみてくださいね!
第10位:BESTOYARD 菜箸 ステンレス
長さ36cmのステンレス製の菜箸です。竹やシリコン製の菜箸に比べ耐久性があり、一般家庭はもちろん飲食店での使用にも向いています。柄が長いので、熱い鍋に入ったものも楽に取り上げられるほか、そば、ラーメン、揚げ物などといった料理にも活躍します。十分な長さがあるので、揚げ物の油が手にはねる危険性も少なくて済みます。先端には滑り止めの溝が入っているので、食材が滑り落ちるのを防いでくれます。シルバーカラーなので見た目もシンプルで、飽きずに長く使えることでしょう。
第9位:不二貿易 菜箸 4本セット 長さ33cm
長さ33cmの柄入りの菜箸が4本セットになった商品が600円ということでお得感たっぷりです。菜箸は絵柄によって使い分けができるので、料理や使う目的に合わせて変えてみましょう。柄はボーダー以外にモダン、モノトーン、猫、北欧などがあるので、好みに合わせてそろえてみるのも一案です。実際に購入した方からも、扱いやすい長さと持ちやすい太さで使いやすいと評判です。竹素材にポリウレタン塗装が施してあり、箸の先端は滑りにくいように加工されています。
第8位:OXO(オクソー) シリコン 菜箸
ホルダーが付いたシリコン製の菜箸です。使う時に取り外したホルダーは、菜箸の箸置きとしても活躍するので一石二鳥です。サイズは30cm、菜箸本体はナイロン、シリコン、ステンレス鋼でできており、ホルダー部分はナイロン製となっています。カラーは、グリーン、ブラック、ラズベリーの3色展開なので、色ごとに使い分けするのもよいでしょう。箸の先端の耐熱温度は280℃なので、揚げ物や炒めものにも安心して使えます。
第7位:イシダ 日本製 箸 菜箸 カブキ
長さ33cm、竹素材にウレタン塗装を施した菜箸が2セットになった商品です。箸の先端には滑り止め加工が施されているので、しっかりと食材をつかむことができます。上品なストライプ柄なので、見た目もおしゃれで毎日使っても飽きません。色違いになっているので、食材や料理の用途によって使い分けしやすい仕様になっています。重さは15gと軽く、日常使いにぴったりのサイズ感と太さなので、毎日の調理に役立つことでしょう。
第6位:大和物産 SC カブキ
長さ33cmの菜箸が2膳セットになった商品です。竹製なので手に持ったときに軽く使いやすいと評判です。箸の先端には滑り止め加工が施されており、天ぷらを揚げたり煮物をしたりするときに役立ちます。盛り付けようの箸としてテーブルに出しても見栄えするデザインです。竹製なので、環境によってはカビが発生する可能性があるので、湿気の少ない場所で保存するようにしましょう。しっかりとした作りで安定感があると評判の商品です。
第5位:日々道具 菜ばしそろえ 無垢
長さ30cmと33cmの菜箸が2膳セットになった商品です。素材は国産の天然竹を使用しており、塗装していないので竹が持つ風合いを楽しみながら使うことができます。滑り止め加工用に先端に凹凸のある作りの菜箸が多い中、この菜箸はつるんとしたシンプルな作りになっています。逆にそういったシンプルな竹箸を探している方に好評の商品です。竹の風合いを楽しみながら毎日の料理をしたい方におすすめの商品です。
第4位:工房アイザワ(Kobo-aizawa) アイザワ 取り箸 天削
孟宗竹を削って作った菜箸です。先端は四角くカットされているので、食材がつかみやすいようになっています。竹素材の菜箸は、商品によっては揚げ物などをしたときに箸の先端にこびりついた衣を取ろうとすると、一緒に繊維がはがれてしまうこともありますが、この菜箸はしっかりとした作りになっており、10年以上愛用している方もいます。サイズ30cmと使いやすい長さなので、日々の調理や料理の取り分けに活躍することでしょう。
第3位:ナガオ 燕三条 菜箸 30cm
食洗器でも洗える菜箸を探しているのであれば、こちらのポリプロピレン製の菜箸がおすすめです。菜箸の先端部分は星型の形状になっているので、つるつるとした麺もしっかりとつかめます。持ち手部分は親指と人差し指、中指がしっかりと面に収まりフィットする五角形状になっているので安定感よく持てます。木製や竹製の菜箸とは違い、先端が燃えたりかびたりする心配する必要もありません。黒いので汚れや傷みが目立ちにくい仕様です。
第2位:貝印 KAI 菜ばし
長さ30cmのステンレス製の菜箸に、柄の部分が持ちやすいようにポリプロピレン樹脂で加工し、滑りにくいように加工した菜箸です。箸先がステンレス製なので、揚げ物をしたときに焦げたり燃えたりする心配もなく、長く愛用できます。先端部分には滑り止め加工が施されているので、揚げ物をしっかりとつかめます。使いやすいと評判の商品なので、気になる方はチェックしてみましょう。ほかに包丁とセットになった商品もあります。
第1位:マーナ(MARNA) シリコン 菜ばし
本体にはナイロン、先端は滑りにくいようにシリコンゴムで加工した菜箸で、竹箸にある焦げ付きなどもなく長く安全に、そして清潔に使える箸です。長さは25cmと短めの仕様なので、お弁当を作るときや料理を大皿から取り分けるときなどに便利なサイズです。手の小さい方でも扱いやすい長さです。先端がシリコン製なので、鍋やフライパンと接触してもテフロン加工を傷つけることなく安心して使えます。ボウルの中で混ぜてもカチャカチャとした音がなく快適です。
菜箸の売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、菜箸のAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
菜箸で暮らしをもっと快適に
今回は菜箸についてご紹介しましたが、いかがでしたか?使いやすい菜箸があると、揚げ物や炒め物といった調理の場面はもちろん、お弁当作りなどもぐんとはかどります。今回の記事を参考にして、ぜひ使いやすい菜箸を探してみてください。