目次
固形燃料の魅力とは?
固形燃料を利用すれば、アウトドアでの調理がスムーズに行えます。例えばコーヒーのお湯を沸かすことや飯ごう炊飯・軽食の調理の際にコンロと一緒に使えば確実に仕上がります。また、必要に応じて着火剤として利用することもできます。大掛かりなたき火をする際に、まずは安定した火起こしに役立つでしょう。軽くコンパクトなサイズの商品が多いため、持ち運びもしやすいのも魅力の1つです。
固形燃料の受け皿は?
屋外で固形燃料を使う場合はそのまま使用できますが、もしテントなどの屋内などで使用するのなら、そのまま直に置いて使うと周囲を焦がしてしまいます。そこで登場したのが、固形燃料用の受け皿です。最近ではダイソーなどの100均にて商品化もされています。いざという時のために、固形燃料用の受け皿は1個用意しておくことをおすすめします。
固形燃料の消し方は?
固形燃料を使用する際は、原則として一度使い始めたら燃え尽きる最後まで使い切ることになっています。 ただし途中で火を消すのであれば、火消し蓋を使えば便利でしょう。また、燃焼時間が長い缶入りのものは、付属している蓋を閉めることで消火します。注意点は、決して息を吹きかけて消さないことです。思わぬ事故や火傷などになりかねません。
固形燃料の選び方
タイプ別で選ぶ
固形燃料はタイプ別で選ぶことができます。基本的には4タイプに分かれています。見た目の形状が異なり、それに伴い使い方・燃焼時間なども違ってきます。もし火力を重視したいのであればタブレットタイプ・ゼリータイプをおすすめします。連続燃焼時間は10~20分ほどですが、一気に火力が上がるため湯沸かしなどの最適です。また、よい火力で簡単に取り扱えるのが卓上タイプです。他にも、缶タイプが最も燃焼時間が長く2時間前後まで連続使用できます。長期保管や再利用も可能で、いざという時の備蓄用に最適です。
所持するコンロに合うかで選ぶ
固形燃料は、普段使っているコンロやストーブなどの規格に合わせて選ぶのが基本です。仮にあまり大きな固形燃料を使ってしまうと、飛び火などをして火災の原因にもなりかねません。安全を志し手持ちのアウトドア用品をチェックしておくことが大切です。
引火点の高い商品を選ぶ
固形燃料は引火点が高いものを選ぶと安全です。引火点とは、火を近づけて着火する際の最低温度のことを指します。引火点が低い場合、何らかの現象で固形燃料周辺に高熱が発生すると、自然発火する確率が高まってしまいます。目安としては、引火点が400℃近くあれば、自然発火の危険性は低くなります。中でも長期保管をする缶タイプを選ぶ場合は気をつけておきましょう。
固形燃料のおすすめブランド・メーカーは?
ダイソーの固形燃料
100均のダイソーにてお得な固形燃料が販売されています。25gで1セット3個入りになっています。しかもアルミ箔が底部を包んでいるため、受け皿を用意しなくてもそのまま使用できるのがメリットです。燃焼時間は20分前後となっているので、ソロキャンプにてミニコンロで湯沸かしするのに最適です。
エスビットの固形燃料
エスビットは1936年に設立した会社で、創立者のエーリヒ・シュムという人物の名から付けられたブランドです。固形燃料と周辺製品の製造販売をしています。爆発性がないため安心であることと、燃え残る灰が殆どでないこと、それに氷点下などの悪条件でも安定した燃焼をするメリットがあります。ただし、使用中に少量のシアン化水素が出る可能性があり、屋外で使用するよう注意が必要です。
セリアの固形燃料
100均のセリアでも使いやすい固形燃料を販売しています。1個が30gで燃焼時間は20分前後です。サイズがダイソーのものよりも5gほど多めな分、燃焼時間が数分だけ長いでしょう。個数は3個1セットになっています。アルミカップに包まれているため剥がさずそのまま使用できます。
固形燃料のおすすめ人気ランキング10選
ここからは固形燃料のおすすめ商品をランキング形式でご紹介いたします。選び方を参考にしながらぜひ、お気に入りの固形燃料を見つけてみてくださいね!
第10位:ファイヤーサイド キャンプ 燃料 ドラゴン着火剤
ファイヤーサイドは薪ストーブのメーカーで、キューブ状になった便利な固形燃料として販売しているのがこの商品です。高火力を安定させ約15分間の燃焼時間です。比較的に、誰でも着火しやすいのが特徴なので、初心者の使用のおすすめです。火種としてキャンプや屋外のアウトドアに持っていくとよいでしょう。
第9位:友栄 ファイヤースター2YUE37007
着火のしやすさで定評のある火起こしに使える固形燃料です。アルミカップに入っているのでフィルムを剥がさないでそのままセットして使えます。1個30gの固形燃料が3つでセットになった商品で、燃焼時間は約20分です。1人用卓上コンロなどに使いやすいため、ソロキャンプのお供に最適でしょう。
第8位:石垣産業 46 コケイネンリヨウ ベンリヤネン 5P
アルミ箔カバーが付いているので受け皿は不要です。鉄鋳物で知られる三重県桑名市にて誕生したメーカーによる固形燃料です。使い方も簡単で、ビニールの端に火をつければ自然と着火してくれます。1セット5個入りなのもうれしい、種火として頼りになる商品です。
第7位:池永鉄工 固形燃料 ゆうげ 30g
30gの固形燃料が10個入りセットになったお得な固形燃料です。キャンプにて使用するコンロの着火剤として適しています。1個当たりの燃焼時間は約23分です。また、子供などの安全面を考えて誤食防止剤が配合されています。リーズナブルで安全な固形燃料としておすすめできます。
第6位:CAPTAIN STAG ファイアメイト固形燃料 バーベキュー用 250g M-7622
初心者でも簡単に点火が可能な缶タイプ固形燃料です。約1時間の燃焼が継続できます。さらに、付属の中ぶたを用いれば倍の2時間は燃焼が可能です。必要に応じながら燃焼時間のコントロールができるのが特徴です。安全な日本製なので、気軽にアウトドアに持参して活躍できることでしょう。
第5位:パール金属 卓上コンロ用 カップ付 固形燃料 H-5735
カップタイプの卓上型固形燃料です。1つずつが完全パックされているのでそのまま点火でき、手が一切汚れないのがメリットです。燃焼時間は約25分あるため、アウトドアに限らず自宅での鍋物にも使えます。1セットに5個入りとなっています、衛生的に使いたい方にはこの商品が最適です。
第4位:Gaobabu 缶入り固形燃料
備蓄用にもおすすめな固形燃料の缶タイプです。燃焼時間は約1時間で長期間保存なのが特徴です。火力がかなり強いことで加熱料理に使えます。お湯は約8〜10分で沸騰させることができるのでおすすめでしょう。消火する際は、フタを逆さまに乗せるだけです。バーベキューなど、アウトドアにて火力を使った料理を楽しみたい方へおすすめします。
第3位:井之上事務所 デュアルヒート
非危険物認定の安全を保障されている固形燃料です。国内唯一、消防庁にて安全認定を受けています。そのため自然発火しがしにくい商品です。完全密閉された安全性の高さは、空輸などすべての交通機関でも運搬許可が下りているのが特徴といえます。アルミのプルトップ缶は厳しい環境にて長期保存可能で、最低五年は変質がありません。防災用の備蓄に最適です。
第2位:ニチネン 屋外用トップ丸缶0004012
昔からある定番の商品で、キャンプ・災害時などに使える缶入りタイプの固形燃料です。とくに登山の携帯用として機能性が優れています。容量は250gで燃焼時間は約150分あります。バーベキューコンロにて使用すれば、炭火にも劣らない火力を発揮してくれるでしょう。
第1位:ニイタカ カエン ニューエースE
着火も早く安定した燃焼力を誇る固形燃料です。使用後に片付ける際も手間いらずです。臭いを低減する消臭剤を配合しているので、消火時に変な臭いがしません。初期火力として強い味方になってくれる商品で、屋内外のどちらにも対応します。受け皿も1個ずつに付属しているため手軽に扱えます。安定した燃焼をすることで人気商品となっています。
固形燃料の売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、固形燃料のAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
固形燃料で暮らしをもっと快適に
いかがでしたでしょうか?固形燃料は、キャンプやアウトドアといったレジャーの際に活躍するアイテムという印象です。メインとしてはそれで正解ですが、やはり自然災害が多い日本にて、いざという場合の防災備品という考え方も、そろそろ頭の片隅に置いておく必要があるでしょう。固形燃料を購入することは決して無駄ではありません。ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?