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飯ごうとは?
キャンプや登山などアウトドアでご飯を炊くためのアイテムが飯ごうです。飯ごうには、兵式飯ごう・丸型飯ごう・角型飯ごう・タンブラータイプなど、4種類あります。そら豆型の兵式飯ごうのイメージがありますが、名前の通り軍隊の装備品のひとつで、ヨーロッパで誕生しました。ただし、日本ではお米を炊けるように改良したことで現在の形になりました。形によりご飯を炊ける量が異なるので、一緒に出掛ける人数に合わせて選ぶのがポイントです。飯ごうの中には、ケトルのように使えるもの、フライパンのような使い方のできるもの、スープやインスタントラーメンが作れるタイプもあります。シーンに合わせて、飯ごうを使い分けてみてはいかがでしょう。
飯ごうの選び方
形で選ぶ
「飯ごう」には、兵式飯ごう・丸型飯ごう・角型飯ごう・タンブラータイプなど4種類あり、用途に合わせて使い分けできます。
兵式飯ごう
独特の形がベルトやリュックにフィットしやすいため、登山をはじめとする本格的なアウトドアを行う方におすすめです。
丸型飯ごう
底面が円形になっているので、むらなくご飯を炊けるため、アウトドア初心者におすすめ。突起やくぼみなどもないためお手入れが簡単なところもポイントです。
角型飯ごう
小さめサイズの商品が多く、少量のご飯を炊けるため人気のソロキャンプで重宝します。
タンブラータイプ
ケトルとして利用できることから、使い勝手の良いアイテムです。
機能性で選ぶ
お米を炊く以外に、ケトルやお鍋の替わりになるような万能調理器具として利用できるタイプが注目されています。
・取っ手付きタイプ・・・スムーズに調理したいのなら、取っ手付きの飯ごうがおすすめ。吊るすタイプ、ハンドル型など飯ごうの形により取っ手の種類も様々で、ハンドルをたたむとロックの代わりになる商品もあります。
・フライパンとして利用できるタイプ・・・蓋をフライパンとして利用できるタイプは、炒め物はもちろんフライなども楽しめるところがポイントです。
・ライスクッカータイプ・・・大人数でのキャンプには鍋型のライスクッカータイプがおすすめ。炊飯はもちろん鍋料理も楽しめるのでレシピの幅が広がります。
素材もチェックする
飯ごうには、主にアルミ・ステンレス・鉄・チタンの4種類の素材が使用されます。キャンプなどアウトドアに携帯するなら、熱伝導率が良く軽くて持ち運びしやすいアルミ製がおすすめです。熱伝導率が良は鉄製は重くて持ち運びに不便、ステンレス製は耐久性が高く気軽に取り扱うことが可能ですが、焦げ付きやすいというデメリットがあります。
軽さを重視するならチタン製がおすすめですが、熱伝導率が悪いところがネックです。どの素材を選べばよいのか迷ったら、アルミ製の飯ごうを選んでおけば間違いありません。
飯ごうのおすすめブランド・メーカーは?
キャプテンスタッグの飯ごう
家庭用の鍋やフライパンで有名は「パール金属」が展開するアウトドアブランドがキャプテンスタッグです。幅広いアウトドアグッズを取り扱っているキャプテンスタッグは、他のメーカーやブランドに比べリーズナブルな価格が魅力の1つ。しかも、安いだけでなく利用する人の立場で開発されているので、機能性が高く使い勝手良いところが人気となっています。どのメーカーの飯ごうを選べばよいか迷っている初心者におすすめのブランドです。
ロゴスの飯ごう
アウトドアグッズを数多く取り扱うロゴスのアイテムは、スタイリッシュな見た目がポイント。そら豆型の兵式飯ごうはもちろん丸型飯ごうの他にも、様々な調理器具を取り扱っています。スタイリッシュな見た目だけでなく、しっかりとした作りで気のせいの高さもロゴスの飯ごうの魅力の1つです。おしゃれなアウトドアグッズを揃えたいという方におすすめのブランドです。
飯ごうのおすすめ人気ランキング10選
ここからは飯ごうのおすすめ商品をランキング形式でご紹介いたします。選び方を参考にしながらぜひ、お気に入りの飯ごうを見つけてみてくださいね!
第10位:ロゴス ハンゴウ
アルミ製の飯ごうは熱伝導率が良いので、焚火などの安定しない熱源でも美味しくご飯を炊きことが可能です。このタイプは、4合のお米を炊けるので、お鍋として使用できます。一つで二役こなしてくれるので、なるべく荷物を増やしたくない登山におすすめの飯ごうです。
第9位:オオイ金属 飯盒 5合
ブラックのスタイリッシュな丸型飯ごうは、アルミニウムにメラミン塗装が施されています。五合炊きの飯ごうの内部には、2.5合、5合の目盛りが付いているので、計量カップなしでも簡単にお米を計量できます。炊飯だけでなく煮物鍋としても利用可能です。大容量の丸型飯ごうは、収納性にも優れているので道具入れとしても重宝しますよ。
第8位:キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 飯盒 メスティン
人気アウトドアブランドとして知られるキャプテンスタッグのメスティンは、アルミ製なので熱伝導率が高いのが特徴。角型なので食器やランチボックスとして使用できるところがポイントです。アルマイト加工を施しているので焦げ付きにくいことから、小型のガスバーナーやコンパクトストーブでもご飯を炊けますよ。折り畳み式の取っ手は、コンパクトに収納できるところも魅力です。
第7位:Rothco ハンゴウ
シンプルなGIタイプの飯ごうは、ほかのおしゃれなアウトドアグッズとも合わせやすいところが人気です。また、バタフライタイプの取っ手は、上部が火に触れないため熱くならず、持ちやすいという特徴があります。蓋にも取っ手をつけているので、飯ごうに慣れていないアウトドア初心者でも扱いやすところがポイント。収納する際も取っ手が動かないのでパッキングしやすいため、あらゆるアウトドアシーンで活躍するアイテムです。
第6位:キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) バーベキュー BBQ用 炊飯器
リーズナブルな価格で購入可能な兵式の飯ごうは、ソラマメ型のシンプルなデザインと独特のカラーが特徴。ご飯の炊きあがりが良い4合の兵式飯ごうは、1人前からでも炊きやすいところが人気のポイントです。内蓋は米2合分の容量なので、計量カップを使用しないで簡単にお米を炊けます。高さ13.5cmと浅型なので、持ち運びに便利ですよ。アルミ製の飯ごうは、ステンレス製に比べ驚くほど簡単に美味しいご飯が炊けますよ。
第5位:MURACO Rice Cooker Black
おしゃれなロゴ入りの兵式飯ごうは、ブラックとグレーの2色展開。ブラックカラータイプは、焚火などのすす汚れが目立たないところがポイント。熱伝導率に優れたアルミ製の飯ごうは、内側にアルマイト塗装、外側に耐熱塗装が施されています。4合炊きなので、BBQやファミリーキャンプにおすすめです。
第4位:ロゴス(LOGOS) 飯ごう ハンドル付ハンゴウ 鍋
蓋に取っ手が付いているので、お皿やフライパンとして利用できるため、アウトドアシーンではかなり重宝しますよ。2.2Lと容量が大きので、2~3人分のスープや鍋を調理することが可能です。大きさがあるので、細々としたものを収納するなど、様々な用途に利用できます。
第3位:キャプテンスタッグ 林間 丸型ハンゴー
横幅を取らないコンパクトタイプの飯ごうは、お手入れがしやすく4合のご飯も美味しく炊くことが可能です。円柱形の飯ごうでは、キャンプ飯に欠かせないカレーやシチューなどの煮込み料理を調理できます。中蓋の摺り切り一杯でお米2合、外蓋の摺り切り一杯で4合のお米を計量することが可能です。また、側面にある二本の線に水位を合わせるだけで、ご飯を炊くのに最適な水量が記されているので計量カップは必要ありません。
第2位:MiliCamp キャンプ用 メスティン
MiliCamp のメスティンは、フライパンや鍋として利用することが可能なので、バラエティ豊かなメニューを作ることが可能です。また、食器やお弁当箱としても代用できるので、いざというときに重宝しますよ。熱伝導率が良いアルミ製なので、メティスン全体に素早く熱が回るため、アルコールバーナーでも美味しいご飯を炊くことが可能です。別売りのぴったり網をプラスすると、大自然の中で燻製も楽しめます。
第1位:ロゴス ハンゴウ
最大で5合のお米を炊くことが可能なロゴスの丸型飯ごうは、お手入れがしやすく清潔に保つことができるため、アウトドア初心者におすすめ。外側にアクリル樹脂加工、内側にアルマイト加工を施しているので、短時間でこけずに美味しいご飯を炊くことが可能です。中蓋摺り切り一杯で2.5合のお米を計量できます。また、本体に2.5合と5合に必要な水位に印があるので計量カップを持ってくる必要がありません。
飯ごうの使い方・炊き方・時間は?
一般的な兵式飯ごうでご飯を炊く場合、基本的には2合・4合でお米を炊きます。飯ごうの中蓋が計量カップの役目をしてくれるため、2合分のお米なら中蓋に摺り切り1杯、4合なら2杯となります。
この仕掛けは日本版の兵式飯ごうならではの特徴です。
1.お米を洗う
水場が近くにないエリアで炊く場合は、事前にお米を洗ってくるか無洗米を利用するのがおすすめです。ただし、先にお米を研いでおくと、夏場などの暑い時期には発酵がすすんで食べられなくなることがあるので注意しなければなりません。水場がある場合は、飯ごうにお米と水を入れ、中蓋と外蓋をしてシェイクすると手を使わないで済みます。
2.水を計量する
飯ごう本体の中には、中央部分に2つの目印があります。底から1つ目が2合、2つ目が4合用の水の量です。計量カップではからなくても、必要な水の量が一目で分かるため大変便利です。
3.お米を炊く
飯ごうでお米を炊く場合、火加減が難しいため、飯ごうを移動させながらご飯を炊くのがおすすめです。初めに焚火などの真ん中に置くのではなく、中心から少し離れたところに飯ごうをセットします。グツグツと煮立ってきたら、焚火の真ん中に移動させ沸騰させます。吹きこぼれがなくなり、蒸気だけが出るようになったら、飯ごうを火から遠い位置に移動させましょう。プチプチ、パチパチなど乾いた音が聞こえてきたら、ご飯が炊けたという合図です。飯ごうを火からおろした後は、ひっくり返して飯ごうの底を軽くたたいてください。たたくことで、飯ごう内部の水分がお米となじんで取り出しやすくなります。最後に約10分蒸らすと美味しいご飯が出来上がります。
飯ごうとメスティンの違いは?
メスティンに比べ歴史の古い飯ごうは、ご飯を炊いたり鍋の代わりに使用したりします。一方、メスティンはハンドル付きでフライパンのようなタイプが多く、ご飯を炊く・鍋として利用する以外に、焼く・蒸す・揚げるなど、様々な料理に使用可能です。また、メスティンの中には「ゴトク」や「アルコールバーナー」などを収納でき、調理に必要なギアを持ち運ぶことができるタイプもあります。炊飯がメインの方には飯ごう、アウトドアで様々な料理を楽しみたい方、なるべく荷物を減らしたいソロキャンパーには、マルチな調理器具のメスティンがおすすめです。
飯ごうの売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、飯ごうのAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
飯ごうでキャンプをもっと快適に
今回はおすすめの飯ごうをランキング形式で紹介しました。お気に入りの飯ごうは見つかりましたか?美味しいキャンプ飯に欠かせない飯ごうは、コンロさえあればどこでも料理ができるので防災グッズとしても注目されています。この機会に自分好みの飯ごうを見つけて飯ごう料理にチャレンジしてみませんか。