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筋引き包丁とは?
筋引き包丁という名称を聞きなれない方もいるでしょう。この包丁は、主に肉の塊を解体したり、肉の筋を切り取りたいときに活躍します。刀身が細長く、薄い作りになっているのが特徴的で、小回りがよくきくので、肉の筋に沿って細かく動かすことができます。筋引き包丁は、他の包丁に比べ、両刃を採用しているものが多いのも特徴の一つです。
筋引き包丁の魅力は?
自宅でよく肉をカットする方であれば、筋引き包丁は欠かせません。肉の塊以外にも刺身などを用意するときにも便利です。一見ペティナイフが長くなったような細身の形状をしているので、小回りがよくきき、普通の包丁ではカットしにくい筋もきれいに取り除くことができます。そのスマートな外見に関わらず、大きな食材もしっかりとカットできるので、万能に使えます。
筋引き包丁の選び方
素材や持ちやすさで選ぶ
一般的に筋引き包丁は鋼素材とステンレス素材の2種類に分けることができます。切れ味が良く、研ぎやすい筋引き包丁を探しているのであれば鋼素材がおすすめです。しかしサビやすく、割れや欠けが発生しやすいので注意する必要があります。ステンレス素材の筋引き包丁は鋼素材よりも切れ味は劣るものの、サビにくく、割れや欠けに強いという特徴があります。鋼素材よりも研ぐ頻度は少なくて済むので、包丁のお手入れにあまり時間をかけたくないという方にぴったりです。
サイズで選ぶ
筋引き包丁は、主に24cm、27cm、30cmの3種類あります。初めて選ぶ場合、どのサイズが良いか迷われると思いますが、家庭で使うのであれば刃渡り24cmがおすすめです。実際に刃渡り24cmの包丁を手にすると、大きいと感じるかもしれませんが、この大きさが家庭では一番使いやすいと言われています。カットしたい食材のサイズが大きい場合などは、27cmや30cmあると便利かもしれません。どんな食材に使うのか、どれぐらいの量を作るのかによっても選ぶべきサイズは変わるので注意しましょう。
刃のタイプで選ぶ
両刃と片刃のどちらが使いやすいのか、悩まれるかもしれません。特にこだわりがないのであれば、最初は両刃タイプをおすすめします。両刃であれば、柄の部分に力を込めたときに刃にバランスよく力が伝わるので、しっかりと筋が切れます。片刃タイプは切れ味が鋭いので、刺身を用意するときなどに便利に使えます。まずは両刃で慣れてから、片刃の筋引き包丁を手に入れるのもよいでしょう。もしくは両方用意して、食材に合わせて使い分けるのも一案です。
筋引き包丁のおすすめブランド・メーカーは?
ミソノの筋引き包丁
ミソノの筋引き包丁はプロ仕様となっており、刃部分に切れ味が優れていることで有名な16クロムハイステンレスモリブデン鋼を使用しています。サビに強いだけでなく、切れ味が良いので、スムーズに筋をカットしたい方にぴったりの包丁です。柄部分には黒強化木を使っており、口金が付いているのでお手入れがしやすいのもポイントです。
グレステンの筋引き包丁
グレステンの筋引き包丁は、刃部分に何段階にもわたる特殊な熱処理加工を施したグレステン鋼を採用しており、耐蝕性、耐磨耗性、耐熱および耐寒性、強度や硬度の安定性など、優れた品質で知られています。鋭い切れ味のほか、刃部分は研ぐ面積が狭いので、お手入れも簡単です。
筋引き包丁のおすすめ人気ランキング10選
ここからは筋引き包丁のおすすめ商品をランキング形式でご紹介いたします。選び方を参考にしながらぜひ、お気に入りの筋引き包丁を見つけてみてくださいね!
第10位:プロ仕様 魄刃 Hakuba 剣型筋引き包丁
プロ仕様の筋引き包丁で、少し珍しい切り付け型になっています。素材はハイカーボンステンレス鋼を使っており、一つ一つ職人が丁寧に手作りした商品です。サビに強く、耐久性があり、切れ味も抜群です。サイズは全長423mm、刃の長さはアゴから切っ先までが270mm、刃巾は38mmあります。柄の部分は黒檀と白水牛八角柄となっており、高級感もたっぷりあります。料理好きの友人へのプレゼントにもよいでしょう。
第9位:グレステン Tタイプ 筋引 24cm 724TSK
数多くの優れた包丁を揃えているグレステンの筋引き包丁です。刃部分はステンレス鋼を採用しているので、切れ味が良くサビにくいといった特徴があります。全長367mm、重さは250gあります。グレステンの包丁は耐蝕性、耐磨耗性、耐熱および耐寒性、靭性、硬度の安定性に優れているので、長く愛用できます。切れ味に鈍りが出たら、研ぎ石で研げばすぐに鋭い切れ味を取り戻すことができるので、使い勝手の良い包丁だと評判です。
第8位:Misono(ミソノ) UX10 筋引 No.721/24cm
大きな肉の塊を筋にそって切り分けたり、薄くスライスしたりするときに便利なミソノの筋引き包丁です。刃部分は切れ味が良いことで定評のあるスウェーデン製高純度ピュアステンレス特殊鋼を採用、両刃仕様となっているのでバランスよくさくさく切れます。刃渡り24cmなので、一般家庭で普段使うのにぴったりのサイズです。ミソノの筋引き包丁は、熟練の職人が一つ一つ丁寧に作り上げているので、その品質も折り紙付きです。
第7位:肉切り包丁 200mm 筋引・スライサー
家庭で使いやすい包丁を開発販売しているhana by YEBISU YAIBAの筋引き包丁は、一般家庭での使用を重視しているので、日常使いにおすすめです。肉の塊を切り分けるだけでなく、筋にそって切ったり、刺身を用意したりするときに活躍します。サイズは330×31×23mm、刃渡り200mmです。柄の部分はホワイトオーク材を使っており、毎日手にするうちになじんでいく様子も楽しみの一つです。
第6位:富士カトラリー 筋引 240mm モリブデン特殊鋼
口金付ハンドルを採用したプロ仕様の筋引き包丁で、刃部分は切れ味のよさで知られているモリブデン特殊鋼、柄部分はPOM樹脂を使っています。サイズは全長365mm、重さは180g、刃渡りは240mmです。日本製の筋引き包丁なので、外国製の包丁に抵抗がある方も安心して購入できます。モリブデン特殊鋼は比較的柔らかい金属なので、自宅でも研ぎやすく、お手入れがしやすいと評判の商品です。柄部分も握りやすいという声が寄せられています。
第5位:藤次郎 筋引 270mm 日本製
藤次郎の筋引き包丁は、主に海外やプロショップ向けの商品なので、一般では手に入りにくい包丁となっています。この機会にぜひチェックしてみましょう。サイズは全長395mm、刃渡り270mmとなっています。重さは200g、刃部分の素材はコバルト合金鋼・13クロムステンレス鋼、柄部分は18-8ステンレスでできているので、サビに強く耐久性も抜群です。研ぎやすい素材なので、自宅でのお手入れも簡単です。
第4位:Zwilling ツヴィリング ディプロム スライサー 240mm
さまざまなキッチン用品を取り揃えていることで有名なZwilling ツヴィリングの洋風筋引き包丁です。世界で活躍する料理人を輩出している料理教育機関であるル・コルドン・ブルーと共同開発して生まれた包丁なので、使いやすさも抜群です。刃部分の素材はステンレス鋼を使っており、刃渡り240mmです。刃付けは本刃付け、ブレードクラスは2です。ローストビーフやハムなどを薄切りするのにも役立ちます。
第3位:Umi(ウミ) 筋引き包丁
一般家庭での使いやすさを重視して作られた、アマゾンオリジナルブランドUmiの筋引き包丁です。靭性、延性、防食性に優れた高炭素ステンレス鋼を刃部分に使っているので、扱いやすくサビに強いという特徴があります。重さ200gと、女性でも片手で扱いやすい重さなので、重たい包丁は苦手という方でも安心して使えます。刃渡りは日常使いしやすい240mmです。柄部分は八角形になっているので、力を込めても安定感よく使いこなせます。
第2位:関兼常 ステンレス 1K6 槌目磨き 筋引 赤合板丸柄 210mm KC-955
ハンドルは和式、ブレードは洋式の和洋折衷タイプの筋引き包丁です。鋭い切れ味で評判のステンレス特殊鋼DSR-1K6を採用しており、刃部分の表面に施された凹凸加工により、切った後の肉離れもスムーズです。赤合板丸柄は耐水性に優れ、手馴染みが良く長持ちします。安心の日本製の筋引き包丁なので、その品質も折り紙付きです。刃部分は切れ味が良い上に、自宅でのメンテナンスも簡単に行えるので、気軽に使えます。
第1位:正広作 ローズ包丁 筋引 240mm
刃物で有名な岐阜県関市で作られた刃渡り240mmの筋引き包丁で、重さは150gと軽量タイプなので、女性でも片手で簡単に扱えます。刃部分は純日本製の合金鋼でできており、耐久性と耐サビ性に優れています。柄部分は天然木のローズ素材が使われており、使い込むうちに手になじんでいくのも魅力の一つです。実際に購入された方からも、到着した状態で刃を整えなくてもすぐにきれいな切れ味を発揮しているとのことで、高評価を得ている商品です。
筋引き包丁の売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、筋引き包丁のAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
筋引き包丁で暮らしをもっと快適に
今回は筋引き包丁についてご紹介しましたが、いかがでしたか?使いやすい筋引き包丁は一つは持っておきたいものです。今回の記事を参考にして、毎日の料理をよりスムーズに行えるような筋引き包丁を探してみましょう。