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風呂桶とは?
風呂桶は浴槽のことを指す場合もありますが、この記事で言う風呂桶は浴槽のお湯などをすくって体にお湯をかけたり洗う際に使用するための手桶のことを指します。代表的な製品は木製の桶ですが、最近は手で持ちやすく工夫がされた製品や、デザイン性が凝っているもの、抗菌防カビなどの効果がある風呂桶もあります。中にはフックに引っ掛けやすい穴開きタイプのものや、マグネット吸着ができる風呂桶という変わった製品も販売されており、風呂桶と言っても製品のバリエーションが幅広くなっているのが特徴です。
風呂桶の選び方
容量やサイズで選ぶ
容量やサイズで選ぶ際、重要なのは自宅の浴室に合ったサイズ感です。特に、ユニットバスなど小さめの浴室では、大きな風呂桶を選ぶと足の踏み場に困るなどの問題が生じます。また、風呂桶の重量も考慮し、片手で持ち上げやすいサイズを選ぶことが重要です。入浴前のかかり湯には、取っ手付きの風呂桶がおすすめで、小さいお子様でも快適にお湯を汲めます。自分や家族の使いやすさを考慮し、適切な風呂桶を選びましょう。
素材・材質で選ぶ
趣のあるデザインが好みなら「木製」
趣のあるデザインを好むなら、木製の風呂桶が最適です。木製品は個性的かつおしゃれなデザインが特徴で、ヒノキやヨモギなどの天然木を使用しているため、独特の香りを楽しむことができます。また、木製の風呂桶は使うほどに深みが増し、経年変化を楽しむことができるのも魅力の一つです。和モダンな雰囲気や温泉気分を自宅で味わいたい方には、木製の風呂桶がおすすめです。
高温多湿でも劣化しにくい「プラスチック製」
高温多湿の環境でも劣化しにくいプラスチック製の風呂桶は、その耐久性と実用性で注目されています。軽量で扱いやすく、湿気が気になるお風呂場での保管にも適しています。また、汚れが付いても簡単に掃除できるため、衛生的にも優れています。デザインや形状の種類が豊富で、お風呂の雰囲気に合わせて選べるのも大きな魅力です。プラスチック製の風呂桶は、日々のバスタイムを快適にするための理想的な選択肢と言えるでしょう。
取っ手付きだと使いやすい
取っ手付きの洗面器や湯おけは、片手でお湯を汲みやすく、持ち上げやすいため、使い勝手が良いです。特に、子どもや力の弱い方にとっては、取っ手のおかげで扱いやすさが向上します。サイズが小さいため、一度に大量のお湯を汲むことはできませんが、その分、保管時に場所を取らず、リーズナブルな価格の製品も多いです。家族構成や使用状況に応じて、取っ手なしタイプとの併用も検討すると良いでしょう。
抗菌・防カビ加工の有無で選ぶ
お風呂場の湿気によるカビやぬめりの発生を防ぐためには、抗菌・防カビ加工が施された洗面器や湯おけの選択が重要です。これらの加工が施された製品は、衛生的であり、頻繁な買い替えの必要も少なくなります。特に、水切れが良く、取っ手に水が溜まりにくいデザインのものは、カビやぬめりの発生を抑え、衛生的に使用することができます。お手入れの手間を減らしつつ、衛生的なバスタイムを楽しむために、抗菌・防カビ加工の有無は重要な選択基準となります。
吊り下げタイプはカビ・ヌメリ防止に
お風呂場でのカビやヌメリ防止には、吊り下げタイプの湯おけが効果的です。マグネットで壁に貼りつけたり、S字フックでタオルハンガーに吊り下げたりすることで、水切れが良く、清潔に保つことができます。さらに、スペースを取らずにスッキリと収納できるので、浴室内の整理整頓にも役立ちます。吊り下げタイプは、衛生面と収納の両方の問題を解決する優れた選択肢です。
磁石で浮かせる収納が可能なマグネット式も便利
磁石で浮かせる収納が可能なマグネット式のアイテムは、お風呂場の壁にくっつけるだけで簡単に収納できるため、非常に便利です。S字フックや別の収納用具を用意する必要がなく、購入後すぐに使用可能な点も大きな魅力です。特に、お風呂場の空間が狭い方にもおすすめで、壁にくっつけるだけで使えるため、S字フックをかけるポールがない環境でも問題なく使用できます。マグネット式は、スッキリとした見た目と実用性を兼ね備えた、理想的な収納ソリューションです。
デザイン性の高いアイテムを選ぶ
デザイン性の高いアイテムを選ぶことで、お風呂場をスタイリッシュに見せることができます。シンプルな空間を好む方には、モノトーンカラーの洗面器が適しています。一方で、バスルームを華やかにしたい方は、花柄やボタニカル柄がおすすめです。また、小さい子供がいるご家庭では、ディズニーやミッフィーなどのキャラクターデザインが人気です。バスチェアなどのアイテムとセットになっているものを選ぶと、統一感が生まれ、よりおしゃれな空間にすることができます。デザイン性を重視することで、日々のバスタイムがより楽しいものになります。
風呂桶のおすすめブランド・メーカーは?
ニトリの風呂桶
様々な家具や雑貨が揃うニトリですが、風呂桶の製品のバリエーションも様々です。値段は基本的に数百円の価格で変えるリーズナブルなものが多く、ヒノキ材を使用した木製の風呂桶だけは3249円と価格は高めですが、高級感のある風呂桶です。抗菌仕様の製品、握りやすく使いやすい取っ手付きの製品など基本的な風呂桶の特徴を持った製品がリーズナブルな価格でたくさん販売されていますので、まずはニトリの風呂桶をチェックしてみると良いでしょう。
無印の風呂桶
無印良品のポリプロピレン製湯桶は、手当たりが痛くならないようにサイズとデザインが工夫されています。この湯桶は、使いやすさとデザイン性を兼ね備えており、バスルームをスタイリッシュに演出することができます。また、ユーザーレビューによると、この湯桶は軽くて汚れがつきにくく、長持ちすると評価されています。シンプルなデザインでありながら、使い勝手の良さが特徴的な無印良品の湯桶は、日々のバスタイムにおいて実用的かつおしゃれなアイテムとして活躍します。
マーナの風呂桶
マーナの風呂桶は、磁石で浴室の壁にくっついて、場所を取らずに収納できるという特徴があります。GOOD DESIGN賞を受賞したこの製品は、錆びないラバーマグネットを使用しており、取り付けや取り外しが簡単です。また、水切れが良く乾きやすいため、清潔に使用することができます。シンプルなデザインで、浴室の雰囲気に調和し、邪魔にならないサイズと色が特徴です。新生活にもおすすめで、使いやすさと機能面にこだわりながら、お部屋の空間に優しくフィットする製品です。ABS樹脂製で、耐熱温度は80℃、容量は2.0Lです。
風呂桶のおすすめ人気ランキング10選
ここからは風呂桶のおすすめ商品をランキング形式でご紹介いたします。選び方を参考にしながらぜひ、お気に入りの風呂桶を見つけてみてくださいね!
第10位:市原木工所 木製 湯桶
昔ながらの雰囲気と、木材の風合いを感じられる木製の風呂桶です。中国産白松の香りがほのかに香り入浴中にさらにリラックスできることでしょう。風呂桶の縁は丸みのあるカーブがつけられており、手に馴染み用になっていますのでお湯を汲みやすい工夫がされています。通常の木製風呂桶は「タガ」が金属製ですがこちらの製品は樹脂で作られているので、水で濡れても錆びる心配がありません。使うだけではなく、見た目も楽しみたいという方におすすめです。
第9位:リス 湯桶 滑り止め付き
使用する人の使いやすさを考えて設計がされたプラスチック製の風呂桶です。この製品の一番の特徴は、風呂桶の縁に滑り止めのためのゴムが取り付けられていることです。少しの力でもしっかりと風呂桶を持つことができて、風呂桶の深さも浅めなので手で包みやすいため、力の少ない方でもお湯を汲みやすくとても使いやすくなっています。抗菌防カビなどの効果もある製品なので、常にきれいにしておきたい方にもおすすめできる製品です。
第8位:シンカテック アンティクリスタル 湯桶 角型
製品としてはプラスチック製の風呂桶ですが、爽やかな青い色とクリアタイプの素材と言った見た目が美しい角型の風呂桶です。とてもおしゃれなのでお風呂場にもおしゃれな雰囲気を出したいという方におすすめできる風呂桶と言っても良いでしょう。角型のため持ちやすい形状で、とてもしっかりしているので丈夫で壊れにくいところが特徴のひとつです。色はピンクとブルーの2色ですので、お好みで選ぶことができますよ。
第7位:RULAYMAN 折りたたみ ソフト湯おけ
とても特徴的な見た目をした角型の風呂桶です。風呂桶のボディの一部に柔らかい素材を使用しているため本体を上から押すと折りたたむことができます。折りたたむと薄い板上の形状になるので使用しない時はコンパクトに収納することができるので、収納場所に困っている方や旅行など外出で持ち運びたい方におすすめです。何度折りたたんでも柔らかい部分は丈夫なので変形などが起こる心配もありません。ペットのお風呂などとしての使用にもおすすめです。
第6位:ダイワ産業 ひのき 風呂桶
ステンレス製の「タガ」でヒノキ材の木材を組み合わせて作られている、昔ながらのオーソドックスなデザインの風呂桶です。このような桶はタガに水が長時間付いている状態になると腐食してサビなどの原因となってしまいますが、ステンレス製ですのでそのような心配も少ないので、常にきれいな見た目を保つことができます。風呂桶としての使い勝手も良く、見た目にも木材の風合いを感じられるため、お風呂タイムをより一層楽しむことができます。
第5位:I’md 湯おけ ホワイト
従来の円形の風呂桶と比べるととても独特な見た目をしている製品ですが、とても使い勝手の良い製品です。持ちての部分が長めに作られており、穴も空いているために指をかけやすく、お湯を入れて重くなりがちな状態になってもしっかりと持つことができます。穴は使用しない場合にはフックなどに引っ掛けて収納するときにも使うことができます。使いやすさを考えた形状だけではなく見た目もスタイリッシュなので、高級感を感じられる製品です。
第4位:リス 湯おけ ホワイト H&H
シンプルな形状のよく見るタイプの円形状の風呂桶です。風呂桶のフチ部分は下に向かって丸みを帯びた形状になっているので、手にとった際に指を縁に引っ掛けや瑠玖してくれるため、お湯をくんでも重さで落としてしまう心配も少なくなります。防カビの加工が施されているので、汚れが心配な方にも安心で、常に清潔に保つことができます。色合いも優しめのラインナップなので、どのようなお風呂場に置いても違和感なく馴染みやすく感じることでしょう。
第3位:レック YUNOA 底ゴム付き 湯おけ
とてもシンプルな見た目の風呂桶なので、年齢やバスルームの見た目を問わず幅広く使うことができる製品です。この風呂桶の特徴は桶の底面にボムが付いていることで、このゴムのおかげで桶が滑りにくくなる効果があります。さらに重さもとても軽量タイプの製品なので、お湯を入れても重くなりにくく、手の負担を軽減してくれる効果があります。抗菌、防カビの効果がある製品なので、常に清潔感を保って使用することができます。
第2位:レック Defi 湯おけ
シンプルな形状の丸型の風呂桶でありながら、高級感を感じるマーブル模様が特徴の製品です。縁は丸みがあるので手を引っ掛けやすく、安定して持つことができるため、お湯を入れても手に負担をかけにくい構造になっています。抗菌加工が施されており、濡れた状態で湿気の多いお風呂場に置いても均が繁殖しにくい効果があるので清潔感を保つことができてとても安心できる製品です。高級感と機能性の両方を重視したい方におすすめです。
第1位:ケロリン桶 関東版
風呂桶と言うとこの黄色い桶を思い出す方も多い、レトロで馴染みの深い「ケロリン」の風呂桶です。関東版と関西版というものがあり、こちらは関東版になります。今どきのスタイリッシュな形状の製品と比べるとゴツめの見た目の製品ですが、お湯をたっぷりと入れることができて、そしてとても丈夫に作られていますので、とても使い勝手の良い製品です。年令を問わず親しみが持てる製品なので、バスタイムがより一層楽しめることでしょう。
マグネット式の風呂桶も人気!おすすめ5選
マグネットの風呂桶が人気の理由は?
風呂桶の中には、マグネットが内蔵されたタイプの一風変わった製品も販売されています。この風呂桶を使えばマグネットを付けられる面であれば別途フックを用意して収納場所を作る必要もなく、手軽に壁にくっつけるだけで収納ができるため、人気が出ている製品です。自宅の浴室の壁がマグネット対応をしているのでしたら、収納が楽なマグネット式の風呂桶も検討してみるのも良いですよ。また、マグネット吸着タイプのフックを用意すればどのような風呂桶も邪魔にならずしまうことができるので、浴槽がスッキリとした見た目になります。
マーナ マグネット湯おけ
マグネットタイプの風呂桶と言うとこちらのマーナの製品が代表的です。風呂桶は使い終わったあとは収納場所に困りがちな製品ですが、こちらのような底面にマグネットが付いているタイプの製品なら、浴槽の壁がマグネットに対応しているタイプならただ底面を壁につけるだけでくっついてくれます。フックの用意をする必要もなく、足元もスッキリとする見た目になり、水もしっかりと切れるので衛生面でも安心な製品です。
山崎実業 マグネット&引っ掛け 湯おけ
どうしても収納場所に困ってしまいがちな風呂桶ですが、マグネット吸着できる製品なら、床に置きっぱなしということもなくなり、水キレも良くなるので収納のしやすさや衛生面でも安心できることでしょう。こちらのマグネットタイプの風呂桶は底面についているマグネットを吸着させて収納できる他に、フックやポールなどにぶら下げて収納できるといった複数の収納方法に対応しています。スタイリッシュな見た目なので、デザイン重視したい方にもおすすめです。
山崎実業 マグネット湯おけホルダー
風呂桶にマグネットが直に装着されているタイプの製品以外でもマグネットを使った収納方法があります。こちらのフックはマグネット吸着でつけることができるフックです。短いフックを植えにして取り付けて使用することで、風呂桶の取っ手部分がフックで固定されるのでぐらつくことがなくしっかりと吊り下げてくれます。基本的に同社の製品を収納するものですが、返しがあるタイプの風呂桶なら対応するものもありますので、購入前に確認をすると良いでしょう。
パール金属 湯おけホルダー
シンプルに風呂桶を収納することができマグネット吸着タイプのフックです。縁に返しがついているタイプの風呂桶をしっかりと固定して壁に収納してくれる便利な製品なので、風呂桶は変えずにマグネット製品で収納したい方におすすめの製品です。もちろんマグネットを使うものなので、壁に穴を開けたり傷をつける心配もありません。フックに付いているマグネットはとても強力なものなので、使用中にずれる心配も殆どありません。
タカラスタンダード 風呂いすフック
製品名のとおり、風呂桶と一緒に風呂いすも引っ掛けることができるタイプマグネット吸着の収納フックです。フックには角度がついており、壁に引っ掛けることで水の切れも良くなるので、風呂桶や椅子がカビる心配を少なくしてくれます。風呂桶の収納の際にはひっくり返して縁を引っ掛けるようにして収納をしますので、どのような風呂桶にも適応しやすい製品です。普段の収納のためにつかうのはもちろん、お風呂掃除のときにも活躍してくれます。
風呂桶の掃除方法は?
お風呂に置かれているもののプラスチック製品の殆どに言えることですが、やはり水気の多い場所で使用すると水垢が気になりますよね。この水垢はただスポンジで擦っても簡単には落とすことができません。簡単に水垢を落とす方法はクエン酸を使用することです。水垢はアルカリ性の性質の物質なので反対の酸性の成分を持つクエン酸をかけることで汚れを落としやすくする効果があります。水200mlに小さじ1杯のクエン酸を混ぜたクエン酸水をスプレーボトルなどに入れて吹き付けてしばらく放置した後に拭き取ることできれいにすることができます。頑固な水垢の汚れにお悩みの方は是非試してみましょう。クエン酸がない場合はお酢も有効ですよ。
風呂桶のゴミの捨て方は?
意外と気になる風呂桶のゴミの出し方ですが、結構大きいものでもあるのでもしかして粗大ゴミなのでは?と、迷ってしまう方も多いかも知れません。基本的に粗大ごみは風呂桶の場合直径30cm以上にならなければ家庭ごみで処分ができます。製品によってプラスチックであったり、木材であったりと様々で、これらの分別は自治体に寄って対応が変わってきますので自分の家の風呂桶が家庭ごみで出せるか、どのようにして出せば良いかを確認してみましょう。
風呂桶の収納方法のおすすめは?
風呂桶は丸い形でかさばるものなので、なかなか収納方法にも待っている方も多いことでしょう。使用したものをそのまま放置しておくと水がたまり、水垢が発生する原因になってしまいます。なるべくひっくり返すなどをして水気を切ると水垢もつきにくくなります。お風呂の収納グッズに風呂桶を引っ掛けることができるフックなどが販売されていますので、そのような製品を使うのも有効です。壁にかけられて邪魔にもなりませんよ。
風呂桶の売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、風呂桶のAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
風呂桶で暮らしをもっと快適に
いかがでしたか。風呂桶は昔ながらの木製のものから、よく見るプラスチックタイプのもの、更に「マグネットで吸着できるものもあるなど、とても製品のバリエーションが豊富なので、つい製品探しで迷ってしまうことでしょう。清潔に使えるものが良いか、軽くて丈夫なものが良いかなどを考慮して、自分がもとめる性能の風呂桶を探してみましょう。みなさんもこの記事を参考に、理想の風呂桶を探してみてくださいね。