目次
マットレストッパーとは?
マットレストッパーは、マットレスや敷布団の上に置いて使用し、寝心地を調整する寝具です。たとえば、マットレスが柔らかすぎると感じる場合、硬めのトッパーを敷きバランスを取ることができます。トッパーはマットレスより安価なものが多いので、気軽にマットレスの不満点を改善できます。素材はウレタンフォーム製とファイバー製が主流です。素材によりメンテナンス方法や得られる効果が違うため、どのような寝心地を目的にするかで選びましょう。
マットレストッパーの用途は?
マットレストッパーで寝心地を改善
マットレスや布団に不満がある場合、トッパーで寝心地を改善できます。たとえば、マットレス・布団だけでは「肩や腰が痛い」と思う場合、腰や肩への体圧を分散させてくれるトッパーを選ぶと良いでしょう。「マットレスが硬い」というときは柔らかいトッパーを、「マットレスが柔らかすぎる」というときは高反発のトッパーを取り入れると寝心地が変わります。このように、マットレス・布団の不満点を分析し、それをカバーするトッパーを選ぶと快適になります。
マットレストッパーで通気性を向上
トッパーに採用されているウレタンやファイバーはほとんどが多孔質構造です。多孔質構造とは表面に小さな穴がたくさん開いている構造のことです。この穴から空気が出入りするため、トッパーを使うと、通気性が良くなります。人は睡眠中、季節に関係なく汗をかくため、寝具の通気性が良いと快適です。また、カビやダニの発生を抑制してくれます。メーカーにより通気性の良し悪しがあるため、購入の際は通気性の良さをうたっているメーカーのトッパーを選びましょう。
マットレストッパーの選び方は?
厚さで選ぶ
マットレストッパーの厚みは各メーカーにより違いますが、平均的な厚さは3cm~10cmです。腰や肩が何となく痛い・疲れた時のみ痛む程度なら、3cm~4cm程のトッパーで十分です。慢性的に痛い・疲れが取れないなどがあれば、5cm以上のトッパーがおすすめです。厚ければ厚いほどトッパーの効果は高いのですが、10cm以上のトッパーを選ぶとベッドの場合、寝にくい高さになってしまいます。マットレスの高さを考慮して、最適なトッパーを選びましょう。
価格で選ぶ
トッパーはいくら高品質のものを選んでも消耗品です。耐用年数は3~5年といわれているため、高すぎるものはおすすめしません。中には10万を超えるトッパーがありますが、そういった製品も半永久的に使えるわけではありません。一度にお金をかけるより、1万円~3万円のものを定期的に買い直すほうが良いでしょう。もし、トッパーを新しくしても寝心地が改善しない場合はマットレスが劣化している可能性が高いです。チェックし、必要であればマットレスを買い直しましょう。
メンテナンス方法で選ぶ
マットレストッパーには、カバーと芯材が分離しカバーが洗えるタイプとカバー・芯材が一体のため洗えないタイプがあります。一体型はシーツやベッドカバーを別に用意しなければなりませんが、本体価格は分離型より安い傾向にあります。予算を抑えたい人におすすめです。分離するタイプはカバーを洗えるため、清潔に保てます。寝具の汚れが気になる人はこちらを選んでおくと良いでしょう。また、ファイバー製に限られますが、カバー・芯材両方洗えるタイプもあります。寝汗をよくかくなど、カバーの洗濯だけでは不安な人はこちらのタイプがおすすめです。
マットレストッパーの種類は?
高反発ファイバー
高反発ファイバーとは、繊維状のポリエチレンやポリエステルを水の中に入れて固めたものです。繊維がさまざまな方向からがっちりと絡み合い、層を作っているので、反発力が高く通気性が良いのが特徴です。硬めの寝心地が好きな人におすすめです。体が沈み込まないので、寝返りがしやすくなります。水で固めているという性質上、水に強く洗えるのも特徴です。このため、寝汗をかきやすいなど、マットレストッパーの汚れが気になる人もこのタイプを選ぶと良いでしょう。
高反発ウレタン
反発力の高いウレタンが高反発ウレタンです。ウレタンを手で押し、離したときに手の跡がつかず、勢いよく元の形に戻るのが特徴です。この素材でできたマットレストッパーだと、体が沈みこまないので寝返りが楽にうてます。また、体を包み込まないので、蒸れにくいといった特徴もあります。寝汗をかきやすい人や夏におすすめの素材です。安価なものが多いのも特徴です。マットレスが柔らかすぎるときには、高反発ウレタンをまずは検討してみましょう。
低反発ウレタン
低反発ウレタンとは反発力が低いウレタンのことです。手で押した後に、離すとゆっくりと戻るのが特徴です。体に沿って形状が変わるので、すっぽりと包み込まれた寝心地になります。柔らかめの寝心地が好きな人、今使っているマットレスが硬い人におすすめです。また、低反発ウレタンのマットレストッパーを使うと体が沈み込み寝返りをうちにくくなります。余計な寝返りが多く、睡眠の妨げになっている人にもおすすめです。
マットレストッパーでおすすめのブランド・メーカーは?
マットレスストッパーで代表的なブランド・メーカーは、ニトリと西川です。特にニトリは、種類も豊富で価格もリーズナブルなものが多いことから、人気が高いです。
ここでは、ニトリのマットレスストッパーのおすすめを紹介します。
ニトリのマットレストッパーのおすすめ5選
第5位:ムレにくいマットレストッパー
通気性が良く、シャワーで丸洗いができるポリエステル製のマットレストッパーです。熱気や湿気がこもりにくいので、蒸れや寝汗が気になる人におすすめです。立体メッシュ素材のため、さらさらとした感触が気持ち良さそうですね。保水・吸水しないので、洗濯後も乾きやすいです。こまめに洗濯できるのがうれしいですね。ニトリのトッパーの中では一番安いので、安価なトッパーを探している人にもおすすめです。
第4位:低反発マットレス トッパー(MF-T S)
低反発ウレタン製のマットレストッパーです。手持ちのマットレスや布団に引っかけて使えるので、ずれにくく使いやすいです。肩や腰臀部の体圧を分散させ、理想的な寝姿をキープします。厚さが約4㎝と十分な厚さがあるため、トッパーの効果を感じやすいでしょう。カバーには抗菌防臭効果があり、洗濯をしても効果が続きます。今使っている布団・マットレスが硬い人や柔らかい寝心地が好きな人におすすめです。シングル~クイーンサイズまであるのも嬉しいですね。
第3位:低反発マットレス トッパー シングル(プレミアフィット2 S)
厚さが8㎝もある低反発マットレストッパーです。しっかりとした厚みがあるので、トッパーの効果をさらに感じやすいでしょう。吸い込まれるようなフィット感があり、優しく体をホールドします。布団やマットレスが硬すぎて眠れない・よりリラックスしたいという人におすすめです。カバーには抗菌防臭効果があり、洗濯も可能です。トッパーには重量感があり、四隅に固定するゴムもついているので、ずれにくく、安眠を妨げないのが良いですね。
第2位:高反発マットレス トッパー(プレミアムS)
厚さが8㎝もある高反発のマットレストッパーです。体の沈み込みをおさえて、寝返りをサポートします。まるで浮き上がるかのような反発力で、体をしっかり支えてくれます。体が沈みすぎて睡眠中に肩や腰が痛くなる人におすすめです。ウレタン本体の通気性が良いのに加え、カバーの横がメッシュ素材になっているため、湿気や熱気がたまりにくいです。ウレタンには消臭加工、カバーには抗菌防臭効果があるので、気になる寝具の臭いが発生しにくいです。
第1位:身体をしっかり支える マットレストッパー (天然ラテックス S)
天然ラテックスを90%以上使用したマットレストッパーです。ラテックス独自の程よい柔らかさと弾力性が体をしっかりとサポートします。肩や腰にかかる体圧を分散し、体に負担をかけません。高反発では固すぎる、低反発では体が沈みすぎる人でも使いやすい寝心地です。カバーには消臭・防ダニ・抗菌防臭加工がしてあるので、清潔面でも安心ですね。また、カバーは洗濯可能なので、汚れや寝汗にも対応できます。
ニトリのマットレストッパーの良い口コミ評判は?
ニトリのマットレストッパーの良い口コミ・評判を見ていきましょう。「値段が手ごろなのに、厚みがあって効果抜群」「体が楽になった」といった口コミが多いです。マットレストッパーの効果や価格のバランスに満足している人が多いようです。また「マットレスや布団が無駄にならなくてよかった」という声もあります。重ねるだけで寝心地が改善できるので、既存の寝具が無駄にならないのは良いですね。
ニトリのマットレストッパーの悪い口コミ評判は?
ニトリのマットレスの悪い口コミには「毛玉がすごくつく」というものがありました。すれるとどうしても毛玉が発生しやすくなるため、マットレストッパーの上にじかに寝るのではなく、カバーを使った方がよさそうです。また、「耐久性に不安がある」という声もありました。ただ、そういった口コミをしている人でも2~3年程度は問題なく使えているようです。どのメーカーのトッパーを購入しても3~5年で買い替え時となるため、ニトリのトッパーの耐久性が特別悪いというわけではなさそうですね。
マットレスストッパーのおすすめ人気ランキング10選
ここからはマットレスストッパーのおすすめ商品をランキング形式でご紹介いたします。選び方を参考にしながらぜひ、お気に入りのマットレスストッパーを見つけてみてくださいね!
第10位:ジェルメモリー マットレストッパー
低反発ウレタンフォーム製です。特殊ジェルを配合したウレタンを使用しているため、通気性が良く熱がこもりにくいです。一般的に、低反発だと汗や熱が気になりますが、ジェルメモリーなら心配不要です。耐圧分散効果が高いため、腰痛や肩こりに悩んでいる人におすすめです。厚みは3㎝・5㎝を選べるため、より柔らかな寝心地を追求したい人は厚い方を選ぶと良いでしょう。大きさはセミダブルとダブルです。カバーが付属しないため、ウレタンフォーム製なのに安価な点が魅力的です。
第9位:エアウィーヴ スマート025
エアファイバー製のマットレストッパーです。カバーだけでなく、芯材も水洗いできるため、清潔に保てます。なかなか芯材まで洗えるマットレストッパーはないので子供やペットがいるご家庭にもおすすめです。エアウィーヴのトッパーは復元性が高いため、寝返りが打ちやすいことが特徴です。また、通気性が抜群で夏は蒸れにくく冬は暖かいです。通年、快適な寝心地が楽しめますね。025は3.5㎝とそこまで厚くないので、折りたたみやすく、持ち運びや収納が楽な点も魅力です。
第8位:MLILIY マットレストッパー 高反発&低反発
高反発と低反発の独自の2層構造のマットレストッパーです。体圧を分散し、寝ながらも「自然に立っているときの状態の姿勢」を実現します。これにより、睡眠中の腰や肩の痛み、寝返りなどの負担を軽減します。次世代ウレタンフォーム製で、湿気を放散し、常に新しい空気を取り込むので、不快な熱気に悩まされることもありません。厚みは3㎝・5㎝を選べます。3㎝はエントリーモデルとなっていますが、もし腰や肩の不快感などがひどければ、最初から5㎝を選ぶのがおすすめです。
第7位:ジヌス マットレストッパー
低反発ウレタンフォーム製ですが、5㎝の厚みがあるため、適度に反発力があり体が沈みすぎることがありません。また、「身体の各部分への最適な支えとリラックス」を与える独自のランバーサポート技術を採用しているため、寝心地は抜群です。腰痛や肩こりのある人、安眠できない人にも試してもらいたい製品です。緑茶成分を配合しているため、防臭効果もばっちりです。臭いが気になる夏や空気がこもりがちな冬にこの機能はありがたいですね。
第6位:Homein マットレストッパー
高反発ウレタンフォーム製のマットレストッパーです。程よい硬さがあり、身体が沈み込まないので、腰や肩に負担がかかりにくいです。カバーは取り外し可能で、丸洗いできるのが嬉しいポイントです。また、トッパーは4㎝とあまり厚くないので、丸められます。収納袋が付いているため、帰省時などの持ち運びに便利です。価格が抑えられているため、高品質で安価なマットレストッパーを探している人、はじめてトッパーを試す人にもおすすめです。
第5位:トゥルースリーパー プレミアムケア
低反発ウレタンフォーム製のマットレストッパーです。弾力性・復元性に優れているため、身体にオーダーメイドのようにフィットします。これにより、肩や腰にかかりやすい体圧を分散し「とろける寝心地」を追求しています。さらに防菌・防カビ・防ダニ加工で、衛生的です。マットレストッパーの中では高価ですが、機能や寝心地を考えると納得の金額ではないでしょうか。実際に使用した人の中には「1回で腰の痛みが和らいだ」という人もいます。
第4位:トゥルースリーパー プレミアケアプラス マットレストッパー
厚さが5㎝あるウレタンフォーム製のマットレストッパーです。程よいふんわり感の低反発と、しっかりと体を支える高反発の2層式になっており、リバーシブルで使えます。体調によって、低反発・高反発を使い分けられるので、この機能は便利ですね。プレミアムケアプラスシリーズは、プレミアムケアシリーズよりさらに腰への負担を分散させてくれるので、今までのトッパーに満足できなかった人にもおすすめです。防カビ・防ダニ仕様なので、カバーの洗濯可能と衛生的です。
第3位:東京西川(西川産業) Luno ルーノ マットレス トッパー
高反発ウレタンフォーム製のマットレストッパーです。体が沈み込むのを防ぎ、スムーズな寝返りをサポートします。また、沈み込みによる肩や腰への負担を軽減します。お手持ちのマットレスが柔らかい、底付き感があると思っている人におすすめのマットレストッパーです。ウレタンフォームは多孔質となっており、通気性が良いので夏は涼しく、冬は暖かいというメリットもあります。カバーと芯材が一体となっているので、カバーを別途用意する必要がありますが、その分お手頃価格なのも良いですね。
第2位:MLILYエムリリーマットレス トッパー 優反発&高反発
優反発と高反発のウレタンフォームを使用したマットレストッパーです。優反発とは、身体の凹凸や重みに沿って反発力が変化する素材のことです。どのような体型・体重の人にもフィットしやすく寝姿勢がまっすぐになります。「雲の上に寝ているみたい・どの向きでも違和感なく寝れる」と絶賛する声が多数あります。低反発・高反発どちらを使っても満足しなかった人におすすめです。カバーは洗濯できるため、清潔に保てるのも高ポイントですね。
第1位:トゥルースリーパー セロ 高反発
高反発のファイバー素材のマットレストッパーです。5cmの厚さがあり、硬さもあるため、マットレスの薄さ・底付き感が気になる人におすすめです。こちらのトッパーは、通気性の良い素材と、暖かい素材を重ねた両面仕様ですので、気候に合わせて面の使い分けができます。より快適な寝心地を実現できそうですね。カバーは抗菌・防臭・防ダニ仕様で清潔で、丸洗いできます。マットレストッパーには珍しく、芯材も洗えるため、寝具をより清潔に保ちたい人にぴったりです。
マットレストッパーの売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、マットレストッパーのAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
マットレストッパーで心地良い睡眠を
マットレストッパーの選び方やおすすめランキングを見てきました。書く寝具メーカーや家具メーカーであるニトリからさまざまなマットレストッパーが販売されています。選び方や自分の体の状態を見て、ぴったりのマットレストッパーを選びましょう。そして、快適な睡眠を手に入れましょう。