目次
洗えるマットレスとは?
洗えるマットレスは正式名を「ファイバーマットレス」と呼びます。ポリエチレンの高分子繊維を絡め合せて編んだ素材から生成されています。ポリエチレンの特徴は吸水率の低さ・無味・無臭・無害であり、しかも柔らいというのが魅力です。その特性から、普通のマットレスよりも通気性と柔軟性に優れて、丸洗いもできてしまいます。別名では「釣り糸マットレス」とも呼ばれることもあります。
洗えるマットレスのメリットとデメリットは?
洗えるマットレスのメリットは?
洗えるマットレスは適度な反発力があるため、寝返りなどにも対応できます。つまり高反発マットレスとほぼ同じ働きもしてくれるのはメリットです。それに加えて、通気性が良いのも魅力です。湿気やカビ・ダニに対しても強く、水を吸収したりしないため短時間で乾燥ができます。いくら洗っても寝心地への変化や違和感もなく、清潔で快適に就寝できる寝具といえます。
洗えるマットレスのデメリットは?
洗えるマットレスの最大のデメリットは、熱に弱いところです。ポリエチレン素材は耐熱性が低いため、高温になりやすい環境や条件には適していません。例えば冬場に暖房な尾を使う際は、火の元に十分注意すべきでしょう。電気的連続使用温度としては50度までとされ、それ以上の温度70~90度に到達すると溶けだす可能性があります。電気毛布や電気マットとの併用や、布団乾燥機・電気ストーブとの扱いは避けておくよう心がけましょう。
洗えるマットレスの選び方は?
素材の構造で選ぶ
洗えるマットレスは、中身のファイバー素材の2種類の構造によって区分できます。各々、マットレス中心が空洞ではないタイプ、中心が空洞化されているタイプに分かれます。ただし、中心が空洞のタイプは、洗濯した時に空洞部分へ水が浸入し、乾きが遅く臭いの原因になることやカビが生えることも考えられます。耐久性もやや劣るので、全体にしっかりファーバー素材が詰まっているものを選ぶようにしましょう。
厚みのタイプで選ぶ
洗えるマットレスはタイプによって選ぶようにしましょう。大きく分けると3つの種類があります。マットレスタイプは、厚みが10cm以上あるため、そのまま1枚で使えます。トッパータイプは、厚みが3~7cmくらいのマットレスなので、他のマットレスと併用すると効果的です。そして、折りたたみタイプは、厚みが5~7cm程度で、折りたたみ式で収納や持ち運びが楽なのがメリットです。それぞれに特徴があるため、用途に合わせて厚さで選ぶようにしましょう。
カバーの質で選ぶ
洗えるマットレスはカバー選びもポイントになります。ファイバーの細い繊維が絡み合わせて作られたマットレスなので、カバーが薄い布ではとても寝心地の悪さが露呈しやすいデメリットがあります。そこで、マットレスカバーはなるべく厚めで肌触りの良いものを選ぶのがベストです。
洗えるマットレスのおすすめブランド・メーカーは?
ニトリの洗えるマットレス
ニトリの場合、現在のところ洗えるマットレスとしての正式な販売は行っていません。ただし、カバーが取り外し可能で、カバーだけ洗濯が可能なマットレスなら取り扱っています。ファイバー製の素材を生かしたマットレスは、今後に向けて展開するかどうかは未定となっています。
無印の洗えるマットレス
無印良品では洗える名目でマットレスはラインナップされています。「洗えるマットレス・固クッション」という名称での販売がされています。スモールタイプが44900円~、シングルタイプなら49900円という価格帯です。いずれも三つ折りが可能で収納に便利です。底づき感のない厚みのあるマットレスです。
洗えるマットレスのおすすめ人気ランキング10選
ここからは洗えるマットレスのおすすめ商品をランキング形式でご紹介いたします。選び方を参考にしながらぜひ、お気に入りの洗えるマットレスを見つけてみてくださいね!
第10位:エアウィーヴ スマートZ01
一枚敷でどこでも使える三つ折りの洗えるマットレスです。収納が楽で省スペース化が実現します。中材とカバーの両方が洗えて清潔に保てます。また、硬めの寝心地が特徴となります。程よい硬さの高反発なので、寝返りをサポートしてくれます。
第9位:トゥーベスト 高反発 三つ折り
程よい厚さを保ちいつも使用する寝具と重ねると効果的です。通気性と体圧分散式サポートにより質の高い睡眠ができます。耐久力があり衛生的なのが特徴です。三つ折り式でコンパクトに持ち運びが可能です。1つあるととても便利な洗えるマットレスといえます。
第8位:アイリスオーヤマ ハイグレード エアリーマットレス セミダブル HG90-SD
硬い高反発に9cmの厚みがある高品質マットレスです。それでも価格はリーズナブルさが魅力です。 中芯には「エアロキューブ」が使われ、腰などへの負担を軽減します。しっかりと厚みがあることから、底つき感がありません。 沈み込むようなマットレスが苦手な人におすすめします。
第7位:アイリスオーヤマ エアリーマットレス EXTRA 三つ折り シングル AMEX-3S
通気性が高く湿気にも強い洗えるマットレスです。中身は空洞ながら特殊加工「エアロキューブ」により,快適な寝心地が約束されています。軽量で取り扱いも楽です。夏はもちろんのこと、冬でも蒸れにくいのでオールシーズン使えるマットレスです。
第6位:アイリスオーヤマ エアリー マットレス 三つ折り ダブル MAR-D
耐久性があり硬さも程良い絶妙さが魅力です。とてもバランスの良いマットレスで、あらゆる睡眠環境に対応できます。 エアロキューブによる優れた通気性と、3次元スプリング構造で体圧分散性を高めています。厳しい圧縮テストにパスした商品が購入できます。使用後1年経過しても弾力性が変わりません。
第5位:エアインパクト 軽量ベビーベッドマットレス
赤ちゃん用の万能マットレスです。高反発、通気性の高さが魅力です。赤ちゃんだからこそ、水洗い可能で清潔なマットレスが必要です。 うつ伏せでも呼吸ができるほど通気性が優れています。また、低ホルマリンなので安心して新生児から5歳まで使えます。コンパクトサイズで持ち運びもしやすい商品です。
第4位:ファイテン マットレス 星のやすらぎ エアロクレイドル
全方向マルチスプリングによるクッション性の高さがあるマットレスです。体圧分散機能が優れています。素材は高品質のポリエチレンで、独自開発の「立体網状構造」による生成が、就寝時にあらゆる角度でサポートします。寝返りの打ちやすいおすすめなマットレスです。
第3位:メディカルコンフォート シングル 三つ折
厚さは3cmと薄めですが、弾力性に富んだマットレスです。まったく底つき感なく快適な寝心地です。 その秘訣は「波型繊維構造体」によるもので、わずか3cmで体圧分散力を発揮します。とくに腰痛の人におすすめです。洗濯も手軽にできるため常に清潔に保てます。
第2位:アイリスオーヤマ エアリーハイブリッドマットレス ダブル HB90-D
ウレタンフォームながら中芯を洗うことができる珍しいマットレスです。通常の洗えるマットレスは、ポリエチレン製が多いのに対し、無膜ウレタン「ムマック」によるこの製品は、丸ごと洗えるメリットがあります。 床つき感がないながら弾力性もあります。軽量の3つ折りタイプで使い勝手の良さも魅力です。
第1位:エアウィーヴ ホテル仕様
まるでホテルの上質な寝具のようなマットレスです。睡眠の質にこだわり旅館やホテルに導入されている実績のあるマットレスがご自宅で使えます。その寝心地は、高い復元性のある「エアファイバー」によるものです。自然な寝返りにもサポートし、既存の寝具と併用できます。ちょっと高級感を味わいたい方におすすめします。
洗えるマットレスの口コミ・評判は?
洗えるマットレスの良い口コミ・評判は?
洗えるマットレスの良い口コミの中でも圧倒的に多いのが、通気性の良さです。日本のような気候の変動が激しく不快なシーズンが多い場所では、通気性が高くて湿気に強いものが求められてります。その点で、洗えるマットレスのファイバー素材は、まさに日本の風土に合っているといえます。また、ダニ・カビ対策、アレルギーがる方にもおすすめできるという声もあります。
洗えるマットレスの悪い口コミ・評判は?
洗えるマットレスの悪い口コミとしては、やはり熱への弱さを懸念する声です。とくに、布団乾燥機や湯たんぽなどのちょっとしたものでも扱い方に気を使う点です。通常ならマットレスを高熱に晒すことはあり得ませんが、電気器具との相性という意味で、もっと改良できないものかという声が目立ちます。
洗えるマットレスの売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、洗えるマットレスのAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
洗えるマットレスで暮らしをもっと
い「かがでしたでしょうか?洗えるマットレスは、毎日の就寝に衛生面でも応えてくれる安心の商品です。また高反発性のものが多く、寝心地をサポートして機能面も優れています。夏場などの湿気が多い時期には特におすすめできます。ぜひ、洗えるマットレスを検討してみてはいかがでしょうか?