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穴あきお玉の魅力とは?
穴杓子やスキンマーとも呼ばれる穴あきお玉。菜箸よりも一度にたくさんの具材をすくえたり、味噌漉しの代用にしたりと、1本持っていれば何役もこなしてくれる優れものです。お玉部分のカップが浅いタイプは、湯切りや汁物などの表面の具材をすくうのに適していて、カップの深いタイプは、大量の具材を一度にすくいたいときにむいています。用途に合わせて使い分けると、いつもの家事がスムーズに行なえます。
穴あきお玉の使い方
さまざまな種類がある穴あきお玉は、汁物や鍋料理の具材のみをすくったり、炒め物に使ったり、味噌漉しの代用にしたりと、使い方次第でさまざまなシーンで活躍してくれます。また、ステンレス製など耐熱性に優れているタイプなら、炒めたり、煮たりしてすくうところまでを1本で完結できて便利です。
穴あきお玉の選び方
調理用か取り分け用かで選ぶ
穴あきお玉はおもに調理中や食卓で鍋から具材を取り分ける際に利用されます。そのため、調理用と料理の取り分け用では使い勝手の良さが異なります。
調理用
通常のお玉の底に穴の開いたタイプがおすすめです。ゆでた食材を鍋からすくうときや、味噌汁の味噌をとく際に便利。また、使用するお鍋の大きさに合わせて柄の長さを選ぶのも重要です。鍋に対しお玉の柄が短いと持ち手の部分が熱くなったり、鍋の中に落としてしまうことがあります。そのため、深鍋や大きな鍋には柄の長いタイプ、小鍋で使用する際は柄の短いタイプを使い分けましょう。
取り分け用
料理の取り分け用にしようするなら、器に盛り付けやすい卓上サイズがおすすめ。鍋料理の具材だけをすくえるので冬場に大活躍してくれます。豆腐をはじめとするやわらかい食材をきれいな状態で取り出せるのも穴あきお玉ならではのメリット。卓上サイズの穴あきお玉を購入する際は、鍋のフチにかけられるタイプや受け皿付のタイプを選べば、食事中も置き場所に困りません。
素材で選ぶ
穴あきお玉の素材には、ステンレス製・シリコン製・ナイロン製・木製などがあり、素材により特徴や適したシーンが異なります。
ステンレス製
食材のニオイ移りがなく耐久性に優れているため、使用後のお手入れが簡単です。カレーやシチューなどの具材をすくったり、揚げ物をする際も油から食材を直接あげられて便利。その一方で、テフロンやフッ素樹脂加工を施したフライパンや鍋を傷つけてしまう可能性があります。また、熱伝導率が高いため長時間使用していると持ち手の部分が熱くなってしまいます。そのため、穴あきお玉を使用する際は、鍋底に当てない、持ち手部分に別の素材を使用しているものを選ぶなど、長く愛用したい場合は扱いに注意してください。
シリコン製
しっとり手に馴染みやすく柔らかいシリコン製は、フッ素樹脂加工の鍋やフライパンを傷つけにくいというメリットがあります。鍋底の具材まで残さずにすくえるのもうれしいポイント。また、カラフルなデザインで軽量なものが多いのでお子さんと料理をする機会の多い方におすすめです。ただし、食材からの色移りやニオイ移りに弱い点がデメリットです。
ナイロン製
程よくやわらかいナイロン製の穴あきお玉は、テフロン加工やフッ素樹脂加工の鍋やフライパンを傷つけることがありません。ステンレスよりもやわらかく、シリコンよりも硬いので重さのある具材をすくうときも安心です。ただし、高温調理に使用すると変形するリスクがあるので注意してください。
木製
ウッディでおしゃれなデザインが多い木製タイプは、大皿料理などを取り分けたいときにおすすめです。ナチュラルテイストのキッチンアイテムでそろえている人に人気があります。やわらかい素材なので、鍋やフライパン、器を傷つける心配がありませんが、揚げ物や炒め物などには不向きです。
機能性で選ぶ
さまざまな機能をプラスした穴あきお玉が販売され、どのタイプを選ぶかで調理の快適さが異なります。
鍋のフチにかけられるタイプ
柄の裏部分にストッパーがついているので、一時的に鍋から手を放したいときに便利です。鍋の中に穴あきお玉が落ちるのを防ぎ、食材を取り分けた後、置き場所に困りません。
多機能タイプ
キッチン用品を少なくしたい人には、つぶす・すりおろす・炒めるなどの調理もできる多機能タイプがおすすめです。穴あきの形状を活かし、さまざまなキッチンツールの代用として使用できると、洗い物が減り、キッチンを広く使えて便利です。
自立タイプ
鍋料理のとき具材を取り分けた後、卓上で穴あきお玉の置き場所に困ってしまうという場合は、スペースを取らない自立するタイプがおすすめ。柄の部分やカップの底に自立できるような工夫が施され、お玉を寝かさず保管できるので衛生的です。
穴あきお玉のおすすめブランド・メーカーは?
ニトリの穴あきお玉
ニトリの穴あきお玉は、キッチンアイテムと並べても違和感のないシンプルなデザインが魅力です。長さ25cmで重量は約80g。柄には手に馴染みやすいグリップが採用されていて、長時間使用しても疲れ知らずです。耐久性に優れたステンレス製で、使用後のお手入れも簡単。お財布に優しい349円(税込)という価格で購入できます。
100均の穴あきお玉
ダイソーでは、ステンレススチール製の「オーバル穴あきお玉」を110円(税込)で販売しています。シンプルなデザインで、お手入れがしやすく衛生的です。程よいサイズ感で、汁物や鍋料理の具材のみを取り分けたいときにおすすめ。
無印の穴あきお玉
2023年11月現在、無印良品の公式オンラインサイトでは「穴あきお玉」は販売されていません。また、実店舗でも販売しているという情報はみつかりませんでした。シンプルなデザインで機能性の高い穴あきお玉は、下記のランキングで紹介しているメーカーからも発売されているので、ぜひチェックしてみてください。
穴あきお玉のおすすめ人気ランキング10選
ここからは穴あきお玉のおすすめ商品をランキング形式でご紹介いたします。選び方を参考にしながらぜひ、お気に入りの穴あきお玉を見つけてみてくださいね!
第10位:オークス ウチクック 穴あきお玉
ウチクックは、オークスのスチームグリルやトングなどのキッチンアイテムを展開しているシリーズ。この穴あきお玉は、金物の町として知られる新潟県燕三条で熟練の職人さんによって作られているマス。少し角度を変えるだけでお玉として使用でき、角度を戻せば味噌汁やお鍋の具材だけを取り出せる優れもの。野菜をゆでた時などは少し傾けるだけで湯切りできるので、わざわざザルを出さなくて済みます。程よくスープも入るので味噌漉しとして使えて便利です。カラーはブラックとレッドの2色展開。1本で2役も3役もこなせる万能タイプです。
第9位:ののじ おたま 穴あき オタモ
湯切りと油切りの両方を行える便利な穴あきお玉。浅めの造りで鍋底にも届きやすく油通しとしても使用できます。つなぎ目や留め具のないシームレスタイプなので、汚れが付きにくく落ちやすい衛生的な設計が魅力。穴の大きさや位置に配慮しているので、目詰まりしにくいというメリットがあります。お玉としてだけでなく油切りとしても使用できるタイプをお探しの方は、ののじの穴あきお玉を選んで失敗することはありません。
第8位:オークス レイエ おたま 水切りレードル シルバー
オークスから販売されている穴あきお玉は、角度を変えると普通のお玉としても使える1本で2役をこなす優れもの。汁物や鍋のスープを入れたあと、穴あきお玉を傾けると汁が切れて具材のみを取り出せます。また、水切り用の穴から程よくだし汁が入ってくるので、味噌漉しとしても活用できて便利。継ぎ目のない一体型で汚れが溜まりにくいうえ、食洗器に対応しているので使用後のお手入れもストレスフリーです。
第7位:マーナ(marna) スプーンザルミニ
おさかなスポンジをはじめ、おしゃれなキッチンアイテムで知られるマーナが提供する穴あきお玉は、薄くて軽いコンパクトタイプ。水切りや湯通し、炒め物など、さまざまな用途で使用できて便利です。持ち手の裏に突起がついていて、鍋のフチにかけることも可能。カラーバリエーションは、イエローとレッドの2色展開です。ミニサイズで小回りがきき、すくう・炒める・つぶす・混ぜるなど大活躍。使い勝手の良いタイプをお探しの方に向いています。
第6位:OXO 穴あきおたま ステンレス 穴あきレードル
アメリカ・NYのブランドOXOの穴あきお玉は握りやすいグリップがついているタイプ。グリップがやわらかく手に馴染むため、料理中に濡れた手で持っても滑りづらいのが特徴です。すくう部分のサイズが大きいため、大きくカットした食材や複数の食材を一度にすくえて便利です。鉛筆を持つようにツールを握る日本人用に改良されたデザインで、柄の部分に穴が開いていて、吊り下げ収納にも対応しています。
第5位:下村企販 ママクック 継ぎ目のない カス揚げ
穴あき部分がパンチングやイプで、湯切れ・油切れが良く汚れが溜まりにくい1本。継ぎ目のない一体成型なので、使用後のお手入れも簡単に行なえます。全長27.4cmと持ち手が長く設計されているため、調理中に手が熱くなったりする心配がありません。揚げ物初心者でも手軽に扱えているところが多くの方に支持されているポイントです。
第4位:ティファール 穴あき おたま キッチンツール インジニオ
機能性に優れたキッチンアイテムを数多くリリースしているティファール。穴あきお玉の「インジニオ」も耐熱温度が220℃と高く、耐久性に優れています。お玉の柄の部分にシリコンストッパーがついているので、鍋のフチから滑り落ちる心配がありません。また、重量が70gと軽く、長時間使用していても手が疲れにくいのがポイント。食洗器にも対応していて使用後のお手入れも簡単です。軽量でさびにくい穴あきお玉をお探しの方におすすめです。
第3位:下村企販 かす揚げ 継ぎ目のない
長さ27.4cmのステンレス製の穴あきお玉は、耐久性に優れているのはもちろん持ち手が長いため手が熱くなりにくいのが特徴です。油汚れが溜まりにくいので、揚げ物の際のカス揚げにもぴったり。つなぎ目がないので、お手入れも簡単で衛生的です。いつまでも清潔な状態をキープできるので、お手入れのしやすさやカス揚げとしても利用したい方は、是非チェックしてみてください。
第2位:柳宗理 Sori Yanagi スキンマー
プロダクトデザイナーとして人気の柳宗理デザインのスキンマー。2年の試作を経て完成した穴あきお玉は、手作業による研磨で仕上がられています。三角形に近い楕円形で食材をすくいやすいフォルムが特徴的です。柄の部分がなだらかにカーブしていて使うたびに心地よいと評判です。耐久性に優れたステンレス製で、つなぎ目がなく衛生的に使えてお手入れも簡単。手に馴染みやすい重量感で、機能美にあふれた穴あきお玉をお探しの方におすすめです。
第1位:ティファール 穴あき おたま キッチンツール エピス
ワンコインで購入できる穴あきお玉は、ティファールが販売しているエピス。ナイロン樹脂製で耐熱温度が約220℃と高く、調理器具を傷つけにくいという特徴があります。柄の部分にはフィンガーレストがついていて、指をフィットさせられるため手のサイズにかかわらず持ちやすいと評判です。耐久性が高くお手入れが簡単な穴あきお玉をお探しの方におすすめです。
穴あきお玉の売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、穴あきお玉のAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
穴あきお玉で暮らしをもっと快適に
いかがでしたでしょうか?今回は、お鍋の時に活躍してくれる穴あきお玉をランキング形式で紹介しました。卓上に置きやすいタイプやつなぎ目のないタイプなど、さまざまなタイプの穴あきお玉が各メーカーから展開されています。使う頻度や家族の人数など、自分の条件にピッタリ合う使い勝手の良い穴あきお玉を見つけてくださいね。