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ペティナイフとは?
ペティナイフは「小さなナイフ」という意味を持った洋包丁の種類のひとつです。小さいので果物ナイフのようなイメージで使う方もいるかもしれませんが、通常の包丁と同じように使うこともできますよ。特に三徳包丁で作業するのには包丁が大きい…と思うようなシーンでペティナイフは活躍してくれます。むしろ、食材のカット程度ならペティナイフだけで十分事足りてしまうかもしれません。
ペティナイフの使い方は?
大きさがちがうというだけで、基本的なペティナイフの使い方は三徳包丁と大差はありません。しっかりと柄と刃の根元の部分あたりを握って持つことで力が入りやすいので、ザクザクと食材を切っていくことができます。まや、細かい作業をする時は人差し指を刃の上に乗せるように支えて持つことで、繊細な作業を行うことができます。三徳包丁と似ていながら小回りがきく分、様々な使い方が行えるペティナイフはとても便利ですよ。
ペティナイフの研ぎ方は?
ペティナイフは三徳包丁などと同様に両刃の物が多いので、包丁の研ぎ方と変わらず砥石を使うこともできます。砥石の角度に対して45度くらいになるようにナイフを置き、15度くらいの角度をつけて、研ぎたい部分へ指を添えてゆっくりとまんべんなく表裏をしっかりと研いでいく方法です。家に砥石がある方、刃物研ぎに自身がある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。詳しい研ぎ方の方法が知りたい方はリンク先の記事も参考にしてみてくださいね。難しそう、もっと手軽に研ぎたいという方は包丁シャープナーを使うのがおすすめです。スリットにナイフを入れて前後にスライドさせるだけなので簡単ですよ。
ペティナイフの用途は?
ペティナイフが使えるのは果物だけではありません。大きな食材や硬い食材のカットには不向きですが、通常サイズの野菜や肉のカットはペティナイフだけで十分行うことができてしまいます。さらに、野菜の皮を切る作業も、大きな三徳包丁よりもペティナイフで行うほうが小回りがきいてスピーディーに皮むきができます。小さなナイフですが、大体の食材はペティナイフで対応できてしまうので使える用途は以外に多かったりします。
ペティナイフとフルーツナイフの違いは?
結論から言ってしまうとペティナイフと果物ナイフの明確な違いはそれほど無いというのが答えとなってしまいます。大きさもそれほど変わらないですし、物を切るという用途でもほぼ同じ製品と言えるでしょう。明確な違いがあるとすれば、刃の厚さです。果物ナイフの刃の厚さは1mm以上、ペティナイフの厚さは1mm以下となります。また果物ナイフはテーブルの上に置いておき、フルーツをカットする用途もあるため、鞘付きの製品が多いのも違いの一つと言えるでしょう。
ペティナイフの選び方
大きさで選ぶ
一口にペティナイフと言ってもその大きさは幅が広い製品です。100mm以下の大きさのミニサイズのものから150mmくらいのサイズまで様々あるので、用途に合わせてペティナイフの大きさを選ぶと使い心地が良くなりますよ。野菜や魚などのカットで使うなら150mmサイズのものを、サブ用であったり、小さな食材をカットするような用途で使うなら120mmくらいのサイズを選んでみると良いでしょう。
素材で選ぶ
ペティナイフに限らず、包丁選びで重要なのは素材選びです。ペティナイフでもステンレスやセラミック、鋼などの素材でできている製品が販売されておりそれぞれ特徴が違います。ステンレス製は汚れに強く錆びにくく頑丈という性質があり、お手入れも簡単なのでおすすめしやすい製品です。切れ味や刃の重さを重視したいなら鋼がおすすめですが、長持ちさせるために錆びないようにお手入れが欠かせないという欠点もあります。セラミック製は軽く、錆びないといったメリットがありますが耐久性が低いのが欠点の製品です。自分にはどのような材質のペティナイフが合うかを考えて選んでみましょう。
刃の種類で選ぶ
ペティナイフの刃は両刃と片刃という2種類の刃の形状があるので、事前に欲しい物を確認しておきましょう。両刃は刃の左右どちらにも刃がついているので利き腕に関係なく使うことができますし、野菜や肉などをカットするならしっかりと切ることができる両刃がおすすめです。片刃は片方のみに刃がついているので野菜や果物の皮むきに最適です。しかし使える利き腕に制限がかかってしまうので事前に使えるかどうかを確認しておきましょう。基本的に両刃の物を購入しておけば間違いはないでしょう。
ペティナイフのおすすめブランド・メーカーは?
貝印のペティナイフ
刃物系は国産の製品がほしい、という方は貝印の製品をチェックしてみると良いでしょう。三徳包丁などの刃物類の他にペティナイフも販売されており、独自の加工製法により、切れ味を良くしてあるのが特徴の製品です。使用しているステンレス素材も品質が高く、丈夫なのが特徴です。関孫六は美濃の鍛冶の技術を包丁に取り入れたプロにもおすすめできる本格的なブランドです。手に入れやすい価格なので、品質が高いペティナイフがほしい方は貝印を選んでみましょう。
ミソノのペティナイフ
ミソノは岐阜県関市で誕生したブランドで、貝印に並んで品質が高い製品を多く取り扱っているのが特徴です。ペティナイフも販売されており、国産の製品にこだわりたいとお考えの方におすすめできます。切れ味がとても良くて本体が軽めに作られているのが特徴の製品が多く、包丁のバランスが良いので疲れることなくサクサクと食材を切っていくことができます。包丁などにこだわりを持つ方はミソノの製品をチェックしてみましょう。
ペティナイフのおすすめ人気ランキング9選
ここからはペティナイフのおすすめ商品をランキング形式でご紹介いたします。選び方を参考にしながらぜひ、お気に入りのペティナイフを見つけてみてくださいね!
第9位:ティファール ペティナイフ 13cm
ティファールから販売されているペティナイフです。刃渡り13cmというサイズなので、小さめの食材のカットに向いているサイズと言えるでしょう。刃の素材はドイツ製の鋼を使用したステンレス製でアイスフォーステクノロジーという製法で熱した鋼を急冷することで硬度を上げているためとても頑丈な作りの包丁になっています。ティファール独自の技術で切れ味も品質も高い製品になっています。保証期間が長いのも特徴のひとつです。
第8位:PAUDIN ペティナイフ 122mm
刃渡り122mmの小ぶりなペティナイフなので、小さめサイズの食材のカットやサブとしての包丁として用意するのにに最適なサイズの製品と言えるでしょう。両刃タイプのナイフなので利き腕に関わらず使うことが可能です。ドイツ製の鋼を使用している刃はとても頑丈なので、たくさん切り続けても切れ味が持続しやすくなっているのが特徴の製品です。ステンレス製なので汚れにも強いため、使用後のお手入れも簡単にきれいにすることができます。
第7位:スミカマ 霞 チタニウム ペティナイフ 12cm
スミカマは岐阜県関市の刃物メーカーで、刀鍛冶から受け継いだ技法を織り込んだ切れ味がよく、高品質の製品を多く販売しています。独特の刃の色合いに目が行く美しいフォルムのペティナイフはモリブデンバナジウム鋼とチタンの素材のおかげで高度が高く、頑丈に作られているので切れ味も抜群な製品になっています。刃の部分のカラーは複数あるので、お気に入りの色合いを選んでみると良いでしょう。贈り物にも最適なペティナイフです。
第6位:グレステン Tタイプ ペティーナイフ 14cm
独特な形状をした見た目が特徴的なペティナイフです。刃渡りは14cmなので、ほぼメインの包丁として使用するのにも問題のサイズと言えるでしょう。刃の素材はステンレス製で、独自の熱処理を施している素材はとても頑丈に作られているため破損の心配もほとんど無く、切れ味がとても良いのが特徴の製品です。また、このペティナイフの側面にある凹凸のおかげで食材がナイフの刃にくっつきにくくなっているように工夫がされています。
第5位:恵比寿刃 ペティナイフ 135mm
刃の独特な波模様が美しく目が行くデザインのペティナイフです。「最も愛される家庭用包丁」をモットーにして作られたこのペティナイフは切れ味が良く、ストレスなく食材を切ることができます。木材を使用したハンドルは手に馴染みやすいように整形されているので長時間手に握っていても疲れにくく、水にも強いので腐食しにくいのが特徴です。刃物の切れ味だけではなく、見た目や手への馴染みやすさにも気を使っている使いやすさを重視した製品です。
第4位:ビクトリノックス トマト・ベジタブルナイフ 11cm
ビクトリノックスはスイスに拠点を置くナイフや腕時計を製造しているメーカーでアウトドアでも使いやすいような製品を多く販売しています。ペティナイフは11cmとこぶりな作りになっているので、家庭での使用なら果物や小さめの食材の簡単なカットや皮むきにも使うことができますし、もちろんアウトドアで使うペティナイフとして使うこともできます。波刃担っているのが特徴で、トマトや硬いパンも形状を崩さずにきれいにカットすることができます。
第3位:貝印 ペティナイフ 関孫六 120mm
日本国内の品質の高い製品を多く販売している刃物メーカー貝印のペティナイフです。関孫六ブランドのシリーズの一つの製品で、刀鍛冶の技術をふんだんに使用した切れ味や刃の品質ともにトップクラスの製品です。ペティナイフ全体がステンレスでできているため、継ぎ目がなく食材が挟まる心配もなくお手入れがとても簡単に行えるのが特徴のひとつです。ステンレス製でありながらグリップ力があるので、握りやすくしっかりとカットすることができます。
第2位:ヘンケルス ユニティ デイリー ペティナイフ 130mm
ヘンケルスはドイツで有名な刃物メーカーで、包丁は世界的にも知られている品質を持っています。製品は日本製とありますが、岐阜県関市にヘンケルスが専用の工場を持っているため、その品質はとても高いものになっているので安心して使うことができます。ペティナイフの刃渡りは130mmとこぶりな作りの製品なので、小さめの食材カットや皮むきに向いています。切れ味も抜群で、頑丈な刃をしようしているため長く使うことができます。
第1位:下村工業 日本製ヴェルダン ブラック ペティナイフ 125mm
刃から柄まで包丁全体がブラックの色合いで統一されている見た目が美しいペティナイフです。見た目のとおり、オールステンレスの製品なので刃と柄の部分などに継ぎ目がないので、隙間にカットした食材が挟まってしまう心配もなく、お手入れもしやすいのでいつでも清潔に使い続けることができるのが特徴です。モリブデンバナジウム鋼を使用している刃は頑丈で切れ味もとても良いので、ストレスなくきれいに食材をカットすることができます。
ペティナイフの売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、ペティナイフのAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
ペティナイフで暮らしをもっと快適に
いかがでしたか。ペティナイフはこぶりなナイフのため果物を切るくらいのものかと思っている方も多いかもしれませんが、実は三徳包丁よりも小回りがきく分、繊細な食材のカットまで簡単に行えるのが魅力的な製品でした。素材によってメリットやデメリットもあるので、自分に合った製品を選んでみましょう。みなさんもこの記事を参考に、お気に入りのペティナイフを見つけてみてくださいね。