目次
ウェットスーツの魅力とは?
急激な水温の低下にも対応できるウェットスーツは、海や川でアクティビティを楽しむための必需品。ドライスーツに比べ、軽い着心地で体を動かしやすく、比較的手ごろな価格で購入でいるところも初心者にとってはメリットです。また、バリエーションが豊富なため、セパレートタイプなら水着やラッシュガード、アクセサリーなどを組み合わせて、おしゃれにマリンアクティビティを楽しめるところがウェットスーツの最大の魅力といえるでしょう。
ウェットスーツの洗い方は?
使用後、お手入れすることで、長く愛用することが可能です。ただし、いきなり洗うのではなく、浴槽などに水を溜めてその中に一晩浸けておきましょう。水に浸けておくことで、ウェットスーツに染み込んだ塩分を抜くことができます。一晩浸したら、ウェットスーツ専用の洗剤を使用して水洗いし、陰干しで乾燥させましょう。直射日光を避けるのがポイント。型崩れを防ぐためにウェットスーツ専用のハンガーに吊るし、風通しの良い日陰で保管するのがおすすめです。
ウェットスーツの種類は?
フルスーツ
初めてウェットスーツを購入する方におすすめのタイプがフルスーツ。ワンピースとも呼ばれることのあるフルスーツは、長袖+長ズボンで上下一体化しています。1年を通じて使用できるところが魅力です。ただし、ウェットスーツは水の侵入を抑える機能は備えていないため、極寒の海でマリンスポーツを楽しむ場合は、ドライスーツと呼ばれる気密性の高いアイテムを選ぶようにしましょう。
セミドライ
一般的なウェットスーツに使用されるラバー素材と伸縮性に優れたジャージ素材をミックスした製品が多く生産されているセミドラウェットスーツ。厚さは約3~5mmのモデルが大半を占め、スーツの裏地は起毛素材が採用されています。そのため、主に冬もしくは春と秋に利用されます。日本の冬はエリアによって環境が異なりますが、セミドライタイプに、ブーツ&グローブで冬のマリンスポーツを楽しむサーファーが多いようです。安全面を考慮して、推奨されている水温5~18度、気温5~18度の範囲内で着用するようにしましょう。
スプリング
マリンスポーツが最も盛んにおこなわれる夏場には、半ズボンタイプで上下が一体化したスプリングタイプのウェットスーツが最適。可動性にすぐれているため、腕の動きが激しいウィンドサーフィンに向いています。半袖タイプと長袖タイプの2種類あり、男性は半袖タイプを好む傾向がありますが、日焼けを防止したい場合は、ロングスプリングがおすすめです。
ウェットスーツの選び方
季節やシーンに合わせて選ぶ
初心者におすすめのフルスーツは、寒い季節におすすめです。長袖+長ズボンが上下で一体となり、全身を包むことで保温性が高く、海水温や外気温が低い秋から春先にかけて使用できます。寒い時期の波待ちの際も快適に過ごすことが可能です。水はあっという間に体温を奪うという性質があるため、長時間水中にいることで起こる低体温症ヲ防ぐためにも、ダイビングや水の中で作業を行うばあいは、フルスーツを利用するように心がけてください。反対に、暖かい季節のマリンアクティビティには、シーガルやスプリンがタイプのウェットスーツが最適。半袖+長ズボンスタイルのシーガルは、春や初夏に活躍してくれます。外気温が高く、水温が低い時の波待ちに最適で、足を長時間水中に浸していても、体が冷えにくいのが特徴です。半袖+半ズボンスタイルのスプリングは、水温と外気温のどちらも高い真夏の波待ちにぴったり。可動性に優れているため、ウィンドサーフィンに向いているのも、スプリングならではの特徴です。季節に合ったウェットスーツを選ぶことが、年間を通じてマリンアクティビティを快適に楽しむポイントといえるでしょう。
素材で選ぶ
ウェットスーツには、ラバー素材、裏起毛、ジャージ素材が使用され、季節に合わせて選ぶようにしましょう。伸縮性に優れ動きやすいジャージ素材は、水分を含みやすく保温性が低めなため、夏場の着用に最適です、海水の塩分で縮みにくく、着替えやすいところが魅力。一方、肌寒い季節の着用におすすめなのがラバー素材です。表面がツルツルして光沢があり、水に強く風邪を通さないという特徴があります。ただし、海水の影響で縮みやすく脱ぎにくいというデメリットがありますが、保温性優れている点が多くのサーファーに支持されているポイントです。また、真冬にサーフィンを楽しむ場合は、裏地に裏起毛素材を使用しているスーツを選びましょう。裏起毛タイプは伸縮性と保温性に優れ、内部の湿気を吸収し発熱する効果に期待できます。
サイズで選ぶ
サイズは、ウェットスーツ選びの最重要ポイント。スーツと肌の間に入った海水が体温で温められることで、一定の温かさをキープすることが可能です。ただ、防水ではないため、海水が染み込んでくると体温が低下してくることがあります。特に、自分の体に合わない大きめサイズのウェットスーツを着用すると、大量の海水がスーツと肌の間に入ってくるため、保温効果に期待できません。反対に、無理に小さめサイズのウェットスーツを着用すると、締め付けにより血行が悪くなってしまうことがあるため、サイズ選びは慎重に行ってください。マリンアクティビティを快適に楽しむためには、程よいフィット感のウェットスーツを着用することが大切です。また、趣味で頻繁にサーフィンを楽しんでいる方は、心地よいフィット感を体感できるオーダータイプをチェックしてみてはいかがでしょう。
ウェットスーツのおすすめブランド・メーカーは?
オニールのウェットスーツ
世界中のサーファーに長年愛されてきた超老舗ブランドがオニール。現在のウェットスーツの原型となるモデルを世界で初めて開発したブランドとしても広く知られています。老舗の安心感はもちろん、他のウェットスーツブランドと比較して初心者サーファーでも手の届きやすい価格帯のスーツのラインナップが豊富なところが魅力です。初めてウェットスーツを購入する際に迷ったら、オニールをチェックしてみてはいかがでしょう。
ビラボンのウェットスーツ
業界最高レベルのクオリティを誇るビラボンは、着心地の良さに定評があります。ブランド独自に開発した伸縮機能を搭載したモデルは、これまでにない着用感を体験できる魅力的なアイテムです。その一方で、環境に配慮したモノづくりを大切にしていることから、ウェットスーツにもリサイクル可能な素材を採用し生産しています。暑い夏に対応可能なモデルから極寒の海でもマリンアクティビティを快適に楽しめるアイテムまで、幅広いラインナップを取り揃えているのも大手ブランドならではです。
ラッシュのウェットスーツ
サーファーから「動きやすい!」と好評のラッシュは、日本全国にファンの多い大御所ブランド。ウェットスーツのむね部分についているラッシュのワッペンがカッコいいと評判です。シンプルなデザイン性と優れた機能性を体感できるショートボーダーは、多くのサーファーを魅了しています。品質・着心地にこだわった製品開発を行っているラッシュでは、パフォーマンス重視のサーファー向けのウェットスーツだけでなくロングボードやオルタナティブ系のクラッシックなボードを好むサーファー向けのスーツまで、幅広いラインナップが魅力。
ウェットスーツのおすすめ人気ランキング10選
ここからはウェットスーツのおすすめ商品をランキング形式でご紹介いたします。選び方を参考にしながらぜひ、お気に入りのウェットスーツを見つけてみてくださいね!
第10位:Hurley ハーレー メンズ ウェットスーツ ロングタッパー
フロントジップで扱いやすいジャケットタイプのスーツは、水温が変わりやすい時期の調整用におすすめのモデル。水温や体温に合わせて調整できる上に、着脱も簡単なため、薄めのウェットスーツしかもっていないという際に重宝します。立体裁断で製造され、肩回りの動きもスムーズなため、サーフィンでのパドリングに最適です。サイズもM~XLまでの4サイズ用意しているため、様々な体形の方に対応可能。
第9位:AIRFRIC 3mm ウェットスーツ
長時間のライディングに対応可能なモデルは、優れた伸縮性と保温性の高さが魅力です。スーパーストレッチ素材を採用していることから、可動域が広くフレキシブルな動きに対応可能。保温性だけでなくUPF50+のUVカット性能を備えていることから、シーズンを問わずマリンスポーツを楽しめます。首周りに特殊な加工を施した面ファスナーを採用し、程よいフィット感を調節することが可能です。動きやすさと着脱のしやすさを重視している方におすすめ。
第8位:ARETOP ウェットスーツ 3mm
ストレッチネオプレーンを採用したロングスリーブのフルスーツ。伸縮性に優れ運動時の姿勢を自然にキープできるため、ウォータースポーツ全般に使用できるオールマイティな一着です。耐久性はもちろん、保温性や速乾性に優れているところも魅力。3mm厚でありながら、比較的リーズナブルな価格で購入できるため、どのスーツを選べばよいのか迷ってしまうという方に最適なモデルです。
第7位:XINTOWN AIRFRIC 3mm/5mm ダイビングスーツ ウェットスーツ
スタイリッシュなデザインがひと際目立つウェットスーツは、ストレッチネオプレーンを採用し、耐久性・保温性・速乾性に優れた万能タイプです。伸縮性が高く着脱しやすいところもポイント。窮屈になりがちな首周りも自在に調節できるため、肌への程よいフィット感を得られます。UVカット率99%で、日焼け対策もバッチリ。スーツの内側には、パイル状の起毛ライナーを採用しているため、ソフトな肌触りで温かく、シーズン問わず活躍してくれます。
第6位:ZEAK(ジーク) ウェットスーツ メンズ フルスーツ
汎用性の高い3×2mm厚のフルスーツは、春と秋シーズンのマリンスポーツに最適です。日本人の体型を考慮したデザインのジャパンフィット設計と3Dデザインを採用することで、手足や腰回りのだぶつきを防いでくれるため、スッキリとした印象を与えてくれます。伸縮性の高CRネオプレーンゴムを使用しているため、サーフィンのようなハードな動きにも対応可能です。海外ブランドのスーツが上手くフィットしない方や動きやすさを重視している方は、ぜひお試しください。
第5位:21-22 RASH DZ-LONG CHEST ZIP TYPE/ラッシュ セミドライ
「動きやすい」と評判のラッシュは、北海道から沖縄まで日本全国に愛用者がいるというウェットスーツの代表的なブランド。機能性の高さとシンプルなデザイン性に魅了されたサーファーから高評価を得ています。保温性に定評があるため、日本海エリアで真冬のサーフィンを楽しんでいる方におすすめです。極寒の海でのサーフィンは寒さが厳しいので、ラッシュのウェットスーツで冷えから身を守ってください。
第4位:CYBER SHIELD(サイバーシールド) サーフィン用ウエットスーツ
半袖スプリングタイプのサーフィン用ウェットスーツは、2mm厚の半袖+半ズボンで夏のサーフィンに最適なモデルです。海外でも評価の高いスーパーストレッチ素材のUltra Spanジャージと軽量スポンジを組み合わせた伸縮性の高い素材を採用しています。開口部分を広げて着脱できる人気タイプで、着心地の良さを実感できるはず。サイズは、MサイズからML-Bサイズまでの5段階で展開しているため、幅広い体型に対応できます。クオリティの高いスーツをお財布に優しい価格で購入できるため、夏向けの半袖スプリングを新調する際は、ぜひチェックしてみてください。
第3位:ACEGO ウエットスーツ メンズ 3mm ネオプレン素材 フルスーツ
メッシュスキンを使用したスーツは、体温低下を抑えてくれる冬に最適なモデルです。リーズナブルな価格で購入できるため、コスパの面が注目されがちですが、伸縮性・耐久性に優れているため安心して使用できます。サイズも7サイズ用意されていて、メンズとレディースのどちらも展開しているところが魅力。カップルならお揃いのウェットスーツでマリンスポーツを楽しむことが可能です。マジックテープが付いているので、窮屈になりがちな首周りもスムーズに調節できますよ。
第2位:FELLOW セミドライスーツ ウェットスーツ
作熱裏起毛素材を採用していることから、保温性と速乾性に優れたモデルです。3D立体裁断で製造されているため、フィット感が抜群。やわらかなネオプレーン生地だからネック部分の折り返しも楽にでき、袖口の伸縮性をアップしたことで浸水を最小限に抑えることができます。ノンジップでストレスフリーの着脱が可能なスーツは、3色展開しているので、見た目を重視したい方におすすめ。水温が気になる冬場のサーフィンに最適ですよ。
第1位:MORGEN SKY ウェットスーツ MY001
保温性が高く、弾力のある生地を採用したウェットスーツは、脱着しやすいスプリングタイプ。胸前には、サーフィンに適したスキン素材を採用し、雉の内部で糸を折り返しているため、縫い目からの浸水をブロックしています。サーフィンはもちろん、ダイビングやジェットスキーなど、様々なマリンスポーツで使用可能です。オールシーズン使用できるタイプなので、コスパの良いウェットスーツをお探しの方におすすめ。
ウェットスーツの売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、ウェットスーツのAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
ウェットスーツで暮らしをもっと快適に
今回は、ウェットスーツの魅力や選び方のポイントをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。夏のイメージが強いマリンアクティビティですが、1年を通じて楽しめるところが魅力です。そんなマリンアクティビティをより快適に楽しむためには、自分にとってベストなウェットスーツを選ぶことが大切!ぜひ、お気に入りのウェットスーツを身につけて、サーフィンライフを満喫してください。