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刺身包丁の魅力とは?
自宅で刺身包丁を使っている人はあまり多くはないようです。しかし、プロの料理人のように、自宅できれいに魚をさばいてみたいという人もいるでしょう。しかし、魚をさばくときに切りずらい包丁を使っていると、時間がかかってしまい新鮮な魚も鮮度が落ちてしまいます。切れ味の良い刺身包丁を使うことで身が崩れやすい魚でも、しっかり引き切りがしやすく断面がきれいに仕上がります。刺身包丁はスピーディーな魚の調理、魚のうまみをそのまま残す薄切りなどが楽にできようになるのです。
刺身包丁の使い方は?
刺身包丁の使い方で大切なのは、引くように切るということです。魚は普通に包丁を入れると細胞が壊れやすく、細胞が壊れると中の水分が出て水っぽくなってしまいます。それを防ぐためにできるだけ刃渡りの長い刺身包丁を使い、魚の細胞に沿って引くように切っていきます。そうすると細胞が壊れにくく、魚本来の食感が楽しめるのです。決して無理やりに力任せに切るのではなく、引き切りでふぐのような魚の薄切りが楽にできます。そして、刺身包丁は錆び防止のために、使用後はしっかり水分を取ったあと乾燥させましょう。
刺身包丁の研ぎ方は?
切れ味の悪くなった刺身包丁は、砥石で研ぎましょう。まずは砥石を水に浸けて縦に置き、刃先が手前になるように包丁を密着させてください。そして、右手で持ち手を握り、刃に左手の指でうえから押さえて安定させながら研いでいきます。約10回ほど研いだ後、少しずつ位置をずらしてながら刃元まで繰り返してください。途中で砥石が乾燥したら水を少々付けましょう。ちなみに、砥石は包丁と相性が良いものを選びますが、家庭用ではメンテナンスが楽な中砥石がおすすめです。より切れ味を良くしたい場合は、中砥石で磨いた後さらに仕上げ砥石を使って磨いてください。
刺身包丁の選び方
素材で選ぶ
刺身包丁の選び方1つ目は、素材で選ぶことです。刺身包丁の素材には、胴、ステンレス、セラミックの3種類があります。銅製は多くのプロが使用しており、切れ味が良く価格の幅も広いのが特徴です。しかし、鋼は常に乾燥させておかないとさびやすく、メンテナンスに少々手間がかかります。次に、ステンレス製は鋼よりさびに強くメンテナンスがしやすく、種類も豊富でお手頃価格の商品もたくさんあります。最後に、セラミック製の刺身包丁はカラーやデザイン性を重視する人や、食材に金属の臭いが移るのが心配な人におすすめです。
刃渡り・重量で選ぶ
刺身包丁の選び方2つ目は、刃渡り・重量で選ぶことです。刺身包丁や刺身包丁の一種の柳刃包丁は他の包丁より刃渡りが長いのが特徴で、長さも色々あります。しかし、あまり長すぎると使い勝手が悪くなります。自宅で使う場合、刃渡りは18~27cmくらいがおすすめです。また、魚さばきにはある程度の重さがある方が切りやすいですが、あまり重すぎると怪我の危険がありおすすめできません。さらに、自宅でもっと本格的使いたいという人は、さらに長い40㎝の商品もあります。しかし、まな板の大きさも考慮する必要があることを忘れないでください。
刃のタイプで選ぶ
刺身包丁の選び方3つ目は、刃のタイプで選ぶことです。現在、刺身包丁の主流は出刃包丁や柳刃包丁で、包丁には両刃と片刃の2種類があります。柳刃包丁のほとんどは片刃タイプです。しかし、左利きの人で、左利きの人は専用の片刃を選ぶか、両刃の商品を選ぶ必要があります。刺身包丁は他の種類の包丁と比較すると、両刃の商品が少なく片刃を探すことになりますが左利き用片刃は商品が少ないです。そのため、左利きの人が刺身包丁を探すときは、有名メーカーのシリーズで探すのが最も早いと考えられます。
刺身包丁のおすすめブランド・メーカーは?
ニトリの刺身包丁
ニトリでは、現在刺身包丁として販売している商品はないようです。しかし、包丁の種類が豊富なので魚や肉、野菜に使える万能な三徳包丁など、刺身包丁として代用できる商品があります。ニトリの三徳包丁は、ステンレス鋼製とセラミック製があり大きさもさまざまです。ちなみに、ニトリでおすすめの包丁はオールステンレスの三徳包丁です。この商品は少々お高いですがとても切れ味が良く、耐久性があるため長く使えます。また、ニトリでは包丁と合わせて包丁スタンドも人気です。
カインズの刺身包丁
カインズで刺身包丁として販売されているのは、春日柳刃包丁やあじなどの小魚用の春日あじ切り包丁などがあります。また、特に刺身専用ではありませんが、刺身包丁として使えそうな商品があります。例えば、オールステンレス製の大小の三徳包丁や持ち手がカラフルなセラミック包丁、サビないチタン包丁、牛刀などです。ちなみに、カインズでおすすめなのが、職人の町として知られいる新潟県燕市で製造されているディンプル包丁です。この商品は刃の表面に四角いくぼみが施されており、食材のくっつきを防ぎます。また、この商品を購入すると、職人による刃研ぎサービスが無料で受けられます。
刺身包丁のおすすめ人気ランキング10選
ここからは刺身包丁のおすすめ商品をランキング形式でご紹介いたします。選び方を参考にしながらぜひ、お気に入りの刺身包丁を見つけてみてくださいね!
第10位:スーパーストーンバリア包丁牛刀
刺身包丁のおすすめ人気ランキング第10位は、スーパーストーンバリア包丁牛刀です。牛刀は三徳包丁に比べて幅が狭くて刃先が鋭く、肉や野菜のほかお刺身を引くことにも使用できる万能包丁です。この包丁の刃にはモリブデンバナジウム鋼というステンレスを使用し、ストーンバリア加工で6層構造の特殊コーティングが施されています。軽い力で楽にカットでき、使ったあとは水洗いするだけで済みお手入れがとても楽です。また、刃先は 刃欠け防止にために蛤の貝のようなふくらみを持たせ、ハマグリ刃という日本刀と同じ仕様になっています。
第9位:藤次郎PROSDモリブデンバナジウム鋼F-623
刺身包丁のおすすめ人気ランキング第9位は、藤次郎PROSDモリブデンバナジウム鋼F-623です。この商品は刃から柄までオールステンレスで丸洗いしやすく、刀は耐摩耗性が高くサビに強いモリブデンバナジウム鋼を使用しています。また、ハンドルを握りやすくするために片面にトルネードの凹凸が施され、滑りにくく手によくなじんで調理がしやすいです。さらに、この商品は右利き用ですが、同じ仕様で左利き用の商品もあります。
第8位:和平フレイズグライル手研ぎ本刃付けGR-6003
刺身包丁のおすすめ人気ランキング第8位は、和平フレイズグライル手研ぎ本刃付けGR-6003です。この商品は職人の手研ぎ本刃付けによって製造されています。刃の素材はオールステンレスで、さらに切れ味が良くさびにも強いモリブデン鋼仕様です。また、柄にはエンボス加工が施されており、滑りにくく手になじみやすい仕様になっています。この商品は食洗器が使用可能で、月に1、2回メンテナンスするとより切れ味が長く続きます。
第7位:貝印関孫六碧寿ステンレスAK5072
刺身包丁のおすすめ人気ランキング第7位は、貝印関孫六碧寿ステンレスAK5072です。関孫六の和包丁は伝統工法である「本格刃付け」が施されており、切れ味にこだわっています。また、刃と柄につなぎ目がないため衛生的です。さらに、持ち手はプラスチック製で耐熱性、耐久性、耐水性に優れています。この包丁はとても軽量でお手入れも楽なうえお手頃価格なので、初めて自宅で和包丁を使いたいという人も手軽に使えておすすめです。
第6位:下村工業ヴェルダン柳刃包丁OVD-16
刺身包丁のおすすめ人気ランキング第6位は、下村工業ヴェルダン柳刃包丁OVD-16です。この商品は職人の手作業により本刃付けされており、新品の包丁の切れ味になるよう仕上がっています。また、ステンレスモリブデン鋼を使用しており、切れ味の良さだけでなくさびにも強くお手入れも楽です。ハンドルはつなぎ目がなく手になじみやすく、衛生的に使えて見た目がとてもシャープです。さらに、食材へ切込みやすいため、力を入れずに軽くカットできます。
第5位:関兼次刃物関兼次アルミ和包丁8022
刺身包丁のおすすめ人気ランキング第5位は、関兼次刃物関兼次アルミ和包丁8022です。一般的に包丁は水気を嫌い、刃がサビやすくハンドルが腐食しやすいためしっかりお手入れをしなければなりません。しかし、この商品は刃をABS樹脂で固めたうえに、アルミハンドルを差し込んでいます。刃元をABS樹脂で加工したことで、刃のさびや腐食を防ぎ煮沸消毒ができお手入れが楽です。また、柄を七角形に加工したことで、手にフィットしやすくなっています。
第4位:貝印関孫六刺身包金寿AK1105
刺身包丁のおすすめ人気ランキング第4位は、関孫六刺身包金寿AK1105です。この商品はステンレス製丁では難しいとされていた糸切刃付けを成功させ、その技術により切れ味の良い包丁に仕上がっています。また、持ち手は水に強く強度のある層強化木を使用し、八角形なのでとても握りやすいです。さらに、刃と口金部に境がないため汚れが入り込まず衛生的に使い続けられます。この刺身包丁は刃渡り21cmですが、他に18cmや24cmもあるため自分に合うものを選んでください。
第3位:富士カトラリー和庖丁FC-360
刺身包丁のおすすめ人気ランキング第3位は、富士カトラリー和庖丁FC-360です。この商品は「刀秀作」和包丁シリーズの商品で、モリブデンバナジウム鋼を使用しています。モリブデンバナジウム鋼の包丁は、普通のステンレスより錆びにくく傷もつきにくいです。切れ味が良く魚を骨ごと叩き切るような使い方もでき、魚の下ごしらえから調理まで活躍してくれます。さらに、対耐久性にも優れており、全シリーズ商品が左利きの方にも対応しておりおすすめです。
第2位:貝印関孫六銀寿本鋼和包丁AK5207
刺身包丁のおすすめ人気ランキング第2位は、貝印関孫六銀寿本鋼和包丁AK5207です。この商品は大手メーカーの貝印の商品で、伝統的な鍛造製法で手仕上げで製造されています。素材は鋼と軟鉄を合わせたもので、刃渡りが長く幅が狭いのが特徴です。その形状により魚のような柔らかい素材でも、つぶさずに一気に引き切ることでお刺身の切り口もきれいに仕上がります。また、柄には高級感のある天然木が使われており、耐久性にも優れていておすすめです。ちなみに、関孫六はプロの料理人たちにも愛用するされている信頼性の高い商品です。
第1位:ヘンケルスミラノα 三徳包丁
刺身包丁のおすすめ人気ランキング第1位は、ヘンケルスミラノα 三徳包丁です。ヘンケルスのミラノα はドイツの老舗キッチンブランドであり、この商品は一般家庭用向けの包丁で価格もお手頃です。また、デザインも流線型のフルメタルで美しいため人気があります。さらに、モナカ型と言われる柄は、とても持ちやすく手にフィットします。ネットの口コミでは、刃と柄の長さや重さのバランスがとても良いと好評です。ちなみに、この商品はドイツブランドでありながら日本で製造されており、日本とドイツの品質の良いとこどりな商品と言えます。
刺身包丁の売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、刺身包丁のAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
刺身包丁で暮らしをもっと快適に
いかがですか。刺身包丁を使うと、いつでも自宅で新鮮なお刺身を楽しむことができます。また、刺身包丁にはさまざまな種類や価格も幅広いので、見た目だけでなく切れ味や使い勝手にもこだわって選ぶことをおすすめします。ぜひ、参考にして自分にあった刺身包丁を見つけてみてはいかがでしょうか?