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家庭用焙煎機の魅力とは?
家庭用焙煎機の魅力は何といっても煎りたてのコーヒーを素人でもすぐに愉しめることでしょう。じつは、コーヒー豆は焙煎直後よりも、焙煎して2~3日目くらいが一番おいしいと言われます。でも、市販のコーヒー豆って、いつ焙煎しているのか購入者側からは見えないですよね。焙煎後2~3日程度のものを探すのは一般的には難しいもの。その点、家庭で焙煎すると、好みのフレーバーが作れ、美味しい時期に美味しいコーヒーを堪能できます。さらに、コーヒーのことをあまり知らない方でも、スイッチを押すだけで焙煎できてしまう焙煎機も販売されているので気軽に始められることが魅力です。
家庭用焙煎機の選び方
熱源で選ぶ
コーヒーを煎るときに使う熱源は「電気」と「ガス」があります。電気式の多くは全自動で、生豆を投入後スイッチを押すだけのシンプル操作で焙煎できます。手軽である反面、デメリットはコンセントを使用するので使う場所が限られる、アウトドアでは使用が難しい、海外製品ではアダプターや変圧器が必要な時があるなどです。
ガス式では電動タイプと手動タイプに分かれます。ガスで火加減を調節しながら煎れるので、自分の好みの煎り加減に仕上げることができます。ガス式電動タイプはコロコロとドラムが回ってまんべんなく生豆を攪拌してくれて、腕もつかれず火加減に集中することができます。ガス式手動タイプはムラができやすかったり手が疲れたりしますが、安価でコンパクトなものもあり、すべての工程を自分できる魅力的があります。
焙煎量で選ぶ
焙煎機は、ハンディタイプのものからどっしりタイプまで大きさはさまざまです。必要な焙煎量、頻度に合わせ、一度に焙煎できる量を確認して購入しましょう。特にハンディタイプのものはあまり大量に生豆を投入すると煎り加減にムラができやすく、手で支え続けるのに疲れてしまいます。頻回に焙煎を愉しみたい方は少量で、一度に多く焙煎する方は大型サイズで自動の焙煎機がおすすめです。
サイズ・価格で選ぶ
家庭用焙煎機はサイズや価格がさまざま。「たまにしか使わないからもっと手軽なものにすればよかった。」「重たすぎて扱えない。」など後々後悔しないために、用途に合わせた使い勝手の良いものを選びましょう。価格も手ごろな数千円~本格派の何万円もするものまであるので、とりあえず始めたい方は収納に困らないタイプのものや、無理をしない価格のものを選ぶのも良いでしょう。
家庭用焙煎機のおすすめブランド・メーカーは?
パナソニックの家庭用焙煎機
パナソニックが提供する家庭用焙煎機「The Roast」は自宅で簡単に「プロの焙煎を再現」できます。注意したいのは、生豆はパナソニックが提供するものを使用する必要があること。これはそれぞれの生豆によって焙煎プログラムが決まっているためです。アプリが必要などいくつかの制限はありますが、美味しく焙煎するコツはすでにプログラムされているため、失敗なく手軽に焙煎できるでしょう。焙煎を自分の好みで仕上げたいこだわりのある方にはやや不向きですが、プロの味を自宅で手軽に堪能したい方にはおすすめです。
家庭用焙煎機のおすすめ人気ランキング10選
ここからは家庭用焙煎機のおすすめ商品をランキング形式でご紹介いたします。選び方を参考にしながらぜひ、お気に入りの家庭用焙煎機を見つけてみてくださいね!
第10位:和平フレイズ 煎りパン GC-233
直径約15㎝の小さい煎りパンです。ステンレス網が素材でコーヒーの生豆や銀杏、ゴマ煎りなどに使用できます。一度に約50~55gの生豆を煎ることができ、「ちょっとだけを時々」「ミニサイズのもの」を探している方におすすめの商品です。中身が見えるので、焙煎度に合わせて火加減を調節しながら焙煎するのも愉しいでしょう。お手頃な価格で焙煎にチャレンジしたい方などにおすすめです。
第9位:マルカ 日本製 銀杏煎 豆煎器
直径19.7㎝の煎り網で、コーヒー生豆、銀杏、ナッツ類などに使用できます。火加減と時間で自分好みの焙煎が可能です。一回で100g程度の豆を焙煎できます。シンプルな形なのでお手入れも簡単。静かにじっくりと焙煎を愉しみたい方、まずは手ごろな値段のものを探している方におすすめです。
第8位:KALDI ロースター/焙煎機電動フールセット
お洒落でキッチンの雰囲気を壊さないフォルムです。家庭用コンロなどの直火を使用、ドラムは電動タイプなので手が疲れません。付属品としてホッパーとサンプラー、チャフ受け、温度計が付いていてるのもポイントです。生豆の投入最大量は250g。本体は約4.1㎏ありますが、豆の排出時に持ち上げる必要があるので、重量が気になる方はミニサイズを検討してみてください。ドラムは取り外して洗えます。
第7位:KAKACOO コーヒーロースター
直火式電動タイプのコーヒーロースターです。石英ガラスドラムに木製のハンドルが付いていて重さは約5.2㎏。約400gの生豆を一度に焙煎できます。卓上コンロや家庭用ガスコンロの直火を使用、ドラムがガラスなので中を確認しながら焙煎できます。電動で攪拌するので手動のように手が疲れません。焙煎時は煙が出るので換気をしながら行いましょう。
第6位:煙の出ない家庭料電動焙煎機 OTTIMO
熱源は電気式、焙煎方法は自動式の商品です。最大焙煎量は150g。余熱・焙煎・冷却の3ステップを自動で行ってくれます。簡単操作で、焙煎温度と焙煎時間を設定したらスイッチを押すだけ。機械操作が苦手な方も手軽に始められそうです。焙煎中の煙やチャフの飛び散りもなく、ストレスフリーがうれしいですね。木目調で高級感のある商品でキッチンの雰囲気をお洒落にかえる存在になりそうです。
第5位:有田焼き 陶器製 コーヒー焙煎器 香炉
黒と白のシンプルな色合い、丸みがあり和を感じさせる美しい陶器製の焙煎機です。シンプルながら、振りやすさやチャフの飛び散り抑制まで考えられたこだわりの構造。一回で生豆50~75gまで焙煎できます。家庭用コンロで直火を使用し、左右に振って約15分(50gの場合)で焙煎できます。チャフが散らからないので、焙煎後のキッチンのお掃除の手間が省けるのも嬉しいですね。持ち手は熱くなるので軍手などの準備が必要です。
第4位:ダイニチ コーヒー豆焙煎機カフェプロ MR-101
熱源は電気式、焙煎方法は自動式の商品です。本体はシルバーとブラックを基調とし、重量は約7㎏とがっしりとしたデザイン。生豆120gを25分程度で焙煎できます。自動式なので本体上部から豆を投入後、設定ボタンで「風味」と「煎り加減」を決めてスイッチを押すだけ。焙煎から冷却までマシンにお任せで簡単ですね。手動や直火のものと比べると疲れないのは嬉しいポイントです。連続焙煎が必要な方にもおすすめです。
第3位:TST Gene Cafe コーヒー豆焙煎機
3D回転方式(ひねり回転方式)を用いた焙煎機で最大約250gまで焙煎可能です。加熱は間接熱風方式です。温度・時間はダイヤルで設定する簡単操作なので、機械が苦手な方も安心ですね。取り外しが可能な耐熱ガラスで、生豆の色が次第に茶色に変わってわっていく過程を目で見て確認できるのもうれしいポイントです。チャフコレクターが付いているので、チャフが飛び散らずキッチンの掃除が楽になりそうです。
第2位:KALDI コーヒーロースター ミニサイズ
家庭用ガスコンロや卓上コンロに設置して、直火で焙煎します。手動タイプと電動タイプがあり、お好みの焙煎機を選べます。付属品としてホッパーとサンプラーが付いています。直火式ドラムに生豆を投入し、温度計をみながら火を調節。焙煎中に中身が見えないので煎りすぎないように注意が必要です。焙煎後はドラムを取り外して豆を排出できるのが手軽でうれしいですね。
第1位:発明工房 コーヒー豆焙煎器・煎り上手
ミニサイズで軽量、シンプル。扱いやすく焙煎初心者の方におすすめです。1人分~6人分の生豆を焙煎できます。直火にあて左右にふりながら、色やハゼ音を確認して火の調節をしていきます。手加減によって焙煎度が変わるので、出来具合を研究する楽しみにもなりそうです。シンプル設計でお手入れも簡単なのも嬉しいですね。じっくりと火加減をみながら自分で焙煎したい、電動は駆動音が気になる、大きなものを置くスペースがないなどの方におすすめです。
家庭用焙煎機の売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、家庭用焙煎機のAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
家庭用焙煎機で暮らしをもっと快適に
焙煎って難しそうと思っていた方も、家庭用焙煎機があれば自宅で簡単に焙煎できそうです。時間のない方は自動で冷却までやってくれる焙煎機、研究派はじっくり火をみて焙煎しながら静かな時間を過ごす。それぞれに愉しみがあり忙しい日々にほっと一息つけそうです。コーヒー好きの友達と、お互いの焙煎機を自慢しあって飲み比べてもいいかもしれませんね。