目次
徳利とは?
徳利とは首部分が細くすぼんだデザインで、下部が大きく膨らんでいるのが特徴です。徳利はどれも同じだと思いがちですが、実は「らっきょう徳利」、「芋徳利(いもどっくり)」、「鶴首徳利(つるくびとっくり)」、「瓢徳利(ひさごとっくり)」などの種類に分けられます。人数で日本酒を楽しみたいのであれば、大容量タイプの芋徳利がおすすめです。それ以外に、氷を入れるためのポケットが付いた冷酒用徳利もあります。さらに注ぎ口が広くなっている片口タイプや熱燗を飲むのにぴったりのちろりなどあるので、飲むお酒に合わせて徳利を選びましょう。
徳利の魅力とは?
徳利はその中にお酒をためておく時間も長いので、日本酒の味にとことんこだわりたい方は、各徳利が持つ特徴を把握して適切なものを選ぶようにしましょう。徳利の形は大きく分けて20種類ほどあるといわれており、さらにその中で細かく分類できます。その種類の豊富さから、徳利をコレクションしている方も多いようです。どの徳利を使うかによって、お酒の風味まで変わってくるので、その時の気分によって使い分けてみるのも楽しみの一つです。
徳利の洗い方は?
徳利は陶器でできているので、きちんとお手入れをしないと内部にカビが生えてしまうこともあります。使った後、すぐに洗剤で洗うのではなく、お湯につけるようにします。特に陶器の場合、お酒が徳利の内部にまでしみ込んでいるので、お湯につけてしみ込んだお酒を取り除くことがポイントです。この酒抜きの作業を怠ると日本酒に含まれる糖分やアミノ酸をエサにしてカビが繁殖してしまいます。お湯につけた後は、細長いブラシを使って内部をきれいに洗ってからしっかりと乾かすことが大切です。
徳利の選び方
機能性で選ぶ
徳利を選ぶときはその機能性にも注目しましょう。熱燗で楽しみたいという方は、徳利が電子レンジに対応しているのか、もしくは湯銭できるのかをチェックしておくと安心です。熱燗には、熱伝導率が高い錫やアルミや銅、真鍮などでできたちろりもおすすめです。冷酒を楽しみたい場合には、徳利ごと冷蔵庫で冷やせるのか、氷で冷やすための氷ポケットが付いているのかなど確認しましょう。特に機能性にこだわらない、初めてなのでどれを選んだらよいのかわからないという場合は、まず普通の陶器製の徳利を選んでおくと安心です。
お酒の種類に合わせて選ぶ
呑む日本酒の種類によって使いたい徳利の形状も変わってきます。何年も熟成させた熟酒(じゅくしゅ)は香りも味も強めなので、重厚感のある徳利やちろりがよいでしょう。日本古来の製法で作られた醇酒(じゅんしゅ)は熱燗で飲むと旨味が増すので、熱燗用の徳利や普通の徳利が向いています。フルーティーな香りが魅力の薫酒は、口が広い片口タイプだと香りまでたっぷりと楽しめます。香りは弱く、軽やかな味わいが特徴の本醸造酒や生酒などは片口、徳利、ガラス製などがおすすめです。
サイズやデザインで選ぶ
徳利はそのサイズやデザインにも注目して選びたいものです。徳利のサイズは、一般的に1合つまり180mlから2合、つまり360mlが多いのですが、大きなものであれば1升、1.8Lのものがあります。一つだけ選ぶとしたら、誰かと一緒に飲むことを考え2合あると便利ですが、一人でゆっくりと楽しみたいのであれば1合あれば十分です。家族の集まりなどでたくさん飲む可能性がある場合は、1升タイプがあるとよいでしょう。
徳利のおすすめブランド・メーカーは?
ニトリの徳利
ニトリにはセラミックやガラス製の徳利があります。どちらも税込300~400円で購入できるので、お得に購入したい方におすすめの商品です。お猪口のラインナップも豊富なので、合わせて購入すれば統一感が生まれます。初めての徳利を手に入れたい方にも、ニトリの商品はおすすめです。
徳利のおすすめ人気ランキング10選
ここからは徳利のおすすめ商品をランキング形式でご紹介いたします。選び方を参考にしながらぜひ、お気に入りの徳利見つけてみてくださいね!
第10位:ランチャン(Ranchant) 電子レンジ徳利 350cc
有田焼の徳利で、持ち手が付いているので注ぎやすくなっています。温めても持ち手の温度は変わらないので、火傷をせずに使えます。容量は約350㏄となっており、本体の重さは約240gあります。電子レンジでの使用可能で、熱燗を飲む場合、500Wの電子レンジで1~2分温めれば適温になります。徳利としてだけでなく、ミルクピッチャーとしても使えるデザインなので、一つあればマルチに活躍することでしょう。柄は4種類あります。
第9位:華 徳利 黒吹青流徳利(小) 徳利&盃2個セット
安心の日本製である美濃焼の徳利で、深い藍色が美しい商品です。食洗器や電子レンジでの使用可能なので、熱燗を飲むときにも便利です。盃2個とのセット商品なので、届いたその日からすぐに使えます。本体の色や柄が美しく、箱に入っているので、大切な方へのギフトにするのもおすすめです。徳利の容量は168ml、サイズは直径70mm×120mmとなっています。この徳利と盃で、焼き物ならではの味わいを楽しんでみましょう。
第8位:東洋佐々木ガラス 徳利 ホワイト 175ml カラフェ
ガラス製の涼しげなデザインの徳利で、暑い夏に冷酒を楽しみたいときにぴったりです。ガラスというとその耐久性が気になるところですが、こちらの商品はソーダーライムならではの丈夫さと軽さ、そして輝きと透明感を兼ねそなえているので、安心して愛用できます。自宅で日常使いするのはもちろん、レストランや居酒屋で使うのにもおすすめです。ハンドメイドならではの味わいがデザインに生かされているのも特徴の一つです。こちらの商品の容量は175mlあります。
第7位:HARIO (ハリオ) 徳利 ・ 粋 300ml
シンプルなデザイン、かつ電子レンジでも使える徳利を探している方にぴったりの商品です。透明度の高い耐熱ガラスを使用しているので、中に入っているお酒の残量を目で確認しやすいのもポイントです。来客時にさりげなく残っているお酒の量がわかるので、継ぎ足しのタイミングを逃しません。徳利として使えるだけでなく、鍋を囲んでいるときの継ぎ足し用の水を入れるのにも使えます。場面に応じてオールマイティに使えるデザインなので、用意しておくと便利です。
第6位:アデリア 津軽びいどろ 酒器 片口
眺めているだけでも美しい、青森県伝統工芸品認定の「津軽びいどろ」の片口タイプです。ソーダガラスでできており、冷酒にぴったりの色合いと柄で、見た目にも涼しくおいしく冷酒が飲めます。見た目がきれいなので、家族や友人へのギフトに選ばれる方も多いようです。飾ってもおしゃれなので、あえて見える収納で使ってみるのもよいでしょう。片口タイプなので、お酒の香りを感じながらリラックスした時間を過ごすことができます。
第5位:和平フレイズ チロリ
アルミ製のチロリは熱伝導に優れており、熱燗を飲みたいときにぴったりです。シンプルな形状なので手入れがしやすく、内側には120cc、250ccの目盛線が付いているので注いだ量を測りやすくなっています。自宅での使用だけでなく、屋外レジャーやキャンプなどで焚火をしながら熱燗を一杯といった場面でも重宝します。取っ手部分も熱くなるので気を付けましょう。容量はコップ酒2杯分ぐらいとのことなので、3人以上で飲みたいときには要注意です。
第4位:アデリア 津軽びいどろ クリア
耐熱ガラスで作られた、職人が一つ一つ手作りをしている津軽びいどろの徳利です。手作り感あふれるフォルムが美しく、夏に飲む冷酒をよりおいしく演出してくれます。耐熱ガラスなので熱燗でも使用でき、電子レンジで温めることもできます。食洗器に対応しているので、使用後の面倒なお手入れも不要です。サイズは一番大きい部分の直径は7.5cm、口部分の直径は3.6cm、高さ10.3cmとなっており、重さは約180gです。
第3位:彩堂窯(Saidougama) 徳利 黒 セット箱入 美濃焼
美濃焼の徳利とぐい呑がセットになった商品です。徳利にデザインされたオカメの絵柄がレトロ感があり、どこか昭和の居酒屋を感じさせるようなノスタルジックなデザインが魅力です。徳利の容量は約380ml、サイズは約直径7.5×高さ15cmです。ぐい呑のサイズは直径5.7×高さ5.5cmです。電子レンジでの使用も可能なので、冬に熱燗を楽しむ時にも活躍します。セット商品なので、家族へのプレゼントにもおすすめの商品です。
第2位:かじゅあるらいふ 徳利 茶 160ml
1合、つまり約160mlサイズの徳利なので、一人でゆっくりとお酒を嗜むときにちょうど良いサイズです。サイズは約長さ7.4×幅10.4cmとなっており、コンパクトで扱いやすい大きさです。こちらは徳利のみの商品なので、ぐい呑とセットにはなっていないので要注意です。この窯変は焼いたときに、炎の具合や釉薬中の物質の関係で、予期しない色や文様になるのが魅力の焼き物で、ひとつひとつ違った風合いを持っているのが魅力です。
第1位:ドウシシャ 徳利 ホワイト 360ml ON℃Zone(オンドゾーン)
モダンな柄が爽やかでおしゃれな印象の徳利です。内瓶は電子レンジに対応したガラスを採用しているので、熱燗も気軽に楽しめます。外側はステンレス製になっており、内部に熱いお酒が入っていても安心して手で持てる上に結露が発生しません。冷酒の冷たさもキープできるので、冬だけでなく一年を通して快適に使える徳利です。容量は360mlあるので、2人でも十分にお酒が楽しめます。波と線の模様があるので、お好みの方を選んでみましょう。
徳利の売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、徳利のAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
徳利で暮らしをもっと快適に
今回は徳利についてご紹介しましたが、いかがでしたか?日本酒をおいしく堪能したいのであれば、お酒の種類や飲む方法に合った徳利が欠かせません。いろいろな徳利を揃えておくと、日本酒を飲む時間がさらに楽しくなります。今回の記事を参考にして、使いやすい徳利を探してみてください。