目次
背負子とは?
背負子は荷物を括りつけて運ぶ運搬具です。リュックやザックのように荷物を収納して運ぶのではないため、クーラーボックスやテント、ストーブなど、形状や大きさを問わず、さまざまなものを持ち運ぶことができます。
背負子の構造は背中の湾曲に沿った背当てがあるのが一般的で、重い荷物を持っても疲れにくく安定性が保てるのが特徴です。背負子によっては腰ベルトつきでより安定感があるものなら、時には50kgにもおよぶ荷物を運ぶこともあります。
またアイデア次第ではアウトドアに限らず、大量購入した食料を運ぶなど、日常生活でも活用することも可能です。
背負子の使い方は?
背負子には固定用のベルトが付属しているタイプとそうでないものがあります。このうち固定用のベルトが付属しているタイプであれば大きくて重い荷物から順番に載せ、重心が安定するように荷物を積んでいきます。そのうえでサイドのベルトを固定し、最後に上下のベルトを固定します。
一方、ベルトが付属していないタイプは荷物を積んでいく順序は同様ですが、ベルトの代わりにゴムひもや細引きで荷物を固定しなければなりません。このとき伸縮しすぎるものや強度が不足しているものは緩んでしまう恐れがあるため、十分な強度のあるものを選びます。
背負子の選び方
耐荷重で選ぶ
背負子を選ぶ際、まず大切なのは耐荷重です。このとき、基準となるのは荷物を積むのかという点です。たとえば日帰りの登山や日常使いするのであれば20kg程度の耐荷重でも十分ですが、連泊登山やキャンプなどでテントなど大きくてより重量のあるものを運ぶのであれば50kg程度の耐荷重が必要になります。
また、製品によっては積むことができる荷物の重さを「静荷重」で表記している場合がありますが、これは荷物を載せたままで背負子が耐えられる重量であり、実際に移動を伴う際に耐えられる重量ではありません。このためどれだけの荷物を積めるかは実際に荷物を運ぶ際に耐えられる「耐荷重」を重視します。
素材で選ぶ
背負子のフレームに使用される素材はアルミや木、竹などさまざまです。このうちおすすめなのは軽量で強度もあるアルミ製で、重い荷物を積んでも簡単に壊れることがありません。ただし、強度はアルミのパイプ径や合金の配合率によって変わるため、こうした点も合わせてチェックします。
またアルミ製の場合、背負いやすさを考慮して、直線的なフレームよりも緩やかなカーブを描くフレームがおすすめです。背中にかかる負担を軽減でき、体力の消耗を防げます。
使用感で選ぶ
背負子のフレームは長時間背負っているうちに身体にあたり、痛みを感じる原因となります。このため、背面素材はクッション性の高い素材が使われているモデルを選ぶのもポイントです。これにより体に直接フレームが当たるのを防ぎ、荷物が揺れるのも防げるのでより疲労が軽減できます。
また背面素材は通気性が優れているかもチェックしておきましょう。特に汗をかきやすい夏場などは蒸れにくいメッシュ素材などがおすすめです。
背負子のおすすめブランド・メーカーは?
モンベルの背負子
モンベルの背負子は登山用大型バックパックで培った技術で開発されています。登山用バックパックの背面システムを使用し快適な背負い心地を実現するほか、フレームには軽くて丈夫なアルミニウム合金を使用し、接合部は強固な溶接処理が施されているので強度も抜群です。また生地も耐久性・防水性に優れた生地を使用していることから林業作業の道具などの運搬に使用できるものもあります。
背負子のおすすめ人気ランキング10選
ここからは背負子のおすすめ商品をランキング形式でご紹介いたします。選び方を参考にしながらぜひ、お気に入りの背負子を見つけてみてくださいね!
第10位:TAKAMIYA アルミキャリア TG-4042
重量のある荷物を運ぶ際に抜群の安定感のある背負子です。耐食性にも優れたアルミ合金(#6061)を採用し、軽量かつ高強度を実現しています。アウトドアシーンはもちろん、日常使い用としても最適で、背負っても身体への負担が少ない仕様なので、初めて背負子を購入する際にもおすすめです。実用耐荷重は40kgとなっています。
第9位:プロマリン LEH409 2ウェイアルミ背負子
キャリーバッグ付で大きな荷物もラクラク運搬できる2ウェイ仕様の背負子です。単体のキャリーバッグと比較するとより重い荷物でも運ぶことができ、釣りやキャンプ、アウトドアなど幅広いシーンで使える汎用性の高さがあります。また平坦な場所ではキャリーバッグとして使用することができ、アルミフレームなので耐久性にも優れています。
第8位:プロマリン 3IN1カート LEH402
キャリアカートやイスとしても使用できる3in1の背負子です。平坦な場所ではキャリアカートとして、岩場など足元の悪い場所では背負子といったように周囲の状況にあわせて使い分けることができます。また疲れたら椅子としても使用できるので幅広い用途に対応します。幅は35cmとスリムなのでたくさんの荷物を運ぶことはできませんが、釣りやキャンプといったアウトドアで必要になる荷物を運ぶのに便利です。
第7位:背負子 アルミフレーム DX BB-908
アルミ製で軽量かつ錆びにくく、たくさんの荷物を運べる背負子です。背面とショルダーベルトにクッションが施されているので体への負担を減らすことができます。側面にポケット、ウェストベルト側面にはポーチ付きと利便性に優れるのも特徴です。ブラック塗装されているので落ち着いた印象で、アウトドア以外でもさまざまなシーンで使用することができます。
第6位:エクセル ステップクライマー BB-906
三輪キャスターが付属しており、背負うのに疲れたら階段の上り下りや段差を気にせず荷物を運搬できる背負子です。平坦な場所では2輪が接地するため安定感があり、釣などのアウトドアで幅広く使用できます。また使わないときは折りたたみができ、キャスターも着脱可能です。背中と腰部はクッションパッドにより、背負子として背負っていても痛くなりにくい構造も特徴です。
第5位:背負子 アルミフレーム BB-905
アルミのフレームの素材で本体の重量が約0.9kgと軽量かつたくさんの荷物を運ぶことができる背負子です。耐久性が高いため長期の使用に耐えることができ、コストパフォーマンスにも優れています。荷物は2本のベルトでしっかりと固定したうえで、耐荷重は約30kgあり、サイズは幅32×高さ65×奥行23cmと、たくさんの荷物を積むことができます。
第4位:エバニュー グレーボーン
さまざまな荷物に対応する使い勝手のよい背負子です。ショルダーベルトにはモノを挟むことができるゴムバンドが付属しタオルや地図などの小物を整理できるほか無段階に調節できるチェストベルトによってフィット感を高めることもできます。また肩回りのベルトは3cmの厚みがあり重い荷物を背負っても肩に食い込みにくいのと同時に、腕周り動きを制限しないようベルトを薄く仕上げているのもポイントです。
第3位:TATONKA 背負子 LASTENKRAXE
ドイツのアウトドアブランド「TATONKA」の背負子です。中程度から重い荷物に柔軟に対応する同社のバックパック「V2キャリングシステム」とアルミフレームを組み合わせることで多目的に使用することができ、高い装着感と最大50kgの耐荷重を実現しています。バックパック部分には420デニールの高密度ナイロン生地を使用し、やわらかく、かつ非常に高い引裂耐性を備えているのはTATONKAならではです。
第2位:エバニュー 背負子 キャリーボーン 大 EBB201
熟練した職人たちによってひとつづつていねいにハンドメイドされた背負子です。極太のアルミパイプを溶接で組み上げ、静荷重で60kgに対応します。大きな負荷のかかる肩回りには30㎜厚の極厚のパットを配置し、ショルダーストラップは肩幅を調節することができます。さらに腰部にはガードを兼ねた頑丈なヒップサスペンションがあるので、安定感・安心感が抜群です。上部の左右4か所には荷造り用フックも付属しています。
第1位:TGbuasd 背負子
折り畳むことができるデザインなので使わないときにはスペースを取らず持ち運ぶのも簡単な背負子です。高品質アルミニウム合金製で軽く、接合部は丁寧に溶接されているので釣り、引っ越し、旅行、キャンプなどのアウトドアシーンで大きな荷物を運ぶことができ、荷物の大きさによって荷台の拡大にも対応します。バックル付きのベルトが2本あるので荷物はしっかりと固定でき、ベルト内側はメッシュ素材なので、通気性がよく快適な使用が可能です。
背負子の売れ筋ランキングもチェック!
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背負子で暮らしをもっと快適に
背負子はアウトドアシーンはもちろん、さまざまなシーンで重量物や荷物を運ぶのに役立ちます。またその種類もアルミフレームを採用したオーソドックスなものから、バックパックに近いタイイプ、キャスターが付属したものなど、多種多様です。そこで背負子を選ぶ際には製品ごとの特長を確認し、用途に合わせたものを選ぶとよいでしょう。